後場コメント No.1  東北電、FRONTEO、アダストリア、洋ゴム、三菱自など

2018/05/25(金) 15:02
★12:30  東北電力-JPモルガンが目標株価引き下げ 女川原発の再稼動期待が後退
 東北電力<9506.T>が3日続落。JPモルガン証券では、女川原発の再稼動期待が後退し、当面は上値思い展開が続こうとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1540円→1370円と引き下げた。

 17年度決算および取材を踏まえて業績予想を修正。女川再稼動期待とともに段階的に50円配当期待が高まっていたが、早期再稼動期待が後退したことにより、増配トレンドが途切れると予想。来期に向けても大幅な増益期待は持てず、当面は株価の上値が重い展開が続くことが予想されるとした。

★12:31  FRONTEO-5日ぶり反落 海上自衛隊への人工知能「KIBIT」用いた高度解析技術研修を開始
 FRONTEO<2158.T>が5日ぶり反落。同社は25日11時30分に、5月より海上自衛隊に対し、独自に開発した人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビット)」を用いた、高度解析技術に関する研修を実施すると発表した。

 今回の研修では、同社がこれまでリーガルテックの分野やビジネスインテリジェンスの分野で手掛けてきた解析手法に基づいた、情報分析の例について研修を行っていくという。期間は2019年3月までとなっている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:35  アダストリア-ドイツ証が目標株価引き下げ 販売回復への道のりは険しい
 アダストリア<2685.T>が3日続落。ドイツ証券では、販売回復への道のりは険しいと判断。レーティング「Hold」を継続、目標株価は2200円→1600円と引き下げた。

 業績予想を下方修正。主力ブランドのうち、ローリーズファームとグローバルワークの販売苦戦が想定以上であり、回復の兆しが見えない点を新たに織り込んだとした。今19.2期営業利益はのれん代償却費の減少(13億円)もあり増益も、それぞ除いたベースでは減益になると想定。

★12:40  東洋ゴム-ドイツ証が目標株価引き下げ 目先は低迷を予想も長期的には回復
 東洋ゴム<5105.T>が5日続落。ドイツ証券では、目先は低迷を予想も長期的には回復とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2500円→2400円と引き下げた。

 中核タイヤ事業の見通しを若干調整し、引き続き高水準のリターンを生みだすと予想。ただし、1Qの自動車部品事業の損失を受け、ダイバーテック事業の見通しの下方修正は拡大。目先のセンチメントはこうした損失の影響を受けるとみられるが、魅力的な中核事業のリターンとバリュエーションを踏まえ、同社株を推奨するとした。

★12:50  三菱自動車-ドイツ証が目標株価引き上げ 妥当なバリュエーションの成長リーダー
 三菱自動車<7211.T>が3日続落。ドイツ証券では、妥当なバリュエーションの成長リーダーとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は880円→1050円と引き上げた。

 同社の成長見通しを引き続き好感しているとし、株価バリュエーションは妥当と判断。新興国市場で成長し、先進国市場の業績安定化に取り組むというのが今後の筋書き。これは業績回復の第1段階。2021年以降の第2段階では、アライアンスのプラットフォーム共有や、その他のより複雑だが実りの多い分野に足を踏み入れることになると注目。

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