前場コメント No.2 ホシデン、イワキ、アクリーティブ、三谷産業、KDDIなど

2018/05/28(月) 11:31
★9:01  ホシデン-売り気配 三菱UFJMSが「Neutral」へ引き下げ アミューズメント関連を下方修正
 ホシデン<6804.T>が売り気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、アミューズメント関連の前提を下方修正。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を2100円→1300円と引き下げた。
 エクイティストーリーは、従来の据置型ゲーム機の業績寄与から、新しく車載を中心とする成長基盤の構築に変更。アミューズメント向け需要が三菱UFJMSの2月時点予想比で減速する可能性が高まったことを受け、予想を下方修正。一方、株価はおおむね適正水準まで下落したと判断。
 短期的な株価上昇のカタリストは、ゲーム機の販売が好調に推移すること。ハードウェア販売動向はソフトタイトル発売時期や人気にも左右されるため、ニュースフローに注目するとした。

★9:01  イワキ-買い気配 通期営業益を上方修正 有機EL素材販売の拡大で
 イワキ<8095.T>が買い気配。同社は25日に、18.11期通期の連結営業利益予想を従来14.0億円から16.0億円(前期比1.8%増)に引き上げると発表した。上期の予想値が、医薬・FC事業の利益が期初予想を上回って推移したことなどを踏まえた。 
 また、18.11期上期(12-5月)の連結営業利益予想を従来5.0億円から8.0億円(前年同期比3.1%減)に引き上げた。子会社岩城製薬における高薬価品の製造量増加、自社原料販売の増加、電子・機能性材料(有機EL素材)販売の拡大などが寄与する。

★9:01  アクリーティブ-東海東京が「Neutral」へ引き下げ シナジー効果の発揮が遅れ気味
 アクリーティブ<8423.T>が7日続落。東海東京調査センターでは、シナジー効果の発揮が遅れ気味と判断。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を530円→370円と引き下げた。
 今19.3期営業収益予想は34億円(前年比10.9%増)、営業利益予想は15億円(同7.2%増)。FPS事業における新規の大型提携による事業拡大や芙蓉総合リースグループとのシナジー効果が期待される中、回復ペースは緩やかとみられる。
 芙蓉総合リースは、中期経営計画においてアクリーティブの事業領域を戦略分野と位置付け、拡大していく方針。この1年間FPS事業において大型提携が締結され、地銀とのアライアンスによるFPSメディカル事業が進むなど一定の進ちょくはあるものの、効果の発揮が遅れているとの見方を示した。

★9:01  三谷産業-売り気配 公募などで17億円調達 短期借入金を返済
 三谷産業<8285.T>が売り気配。同社は25日、400万株の公募による新株式の発行、上限60万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 発行条件は6月4日~7日のいずれかの日に決める。手取り概算額は17億8904万1000円。短期借入金の返済に充当する。

★9:02  KDDI-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 「非通信分野がとっても順調」
 KDDI<9433.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「非通信分野がとっても順調で見通しも明るい」とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4050円→4300円と引き上げた。
 非通信分野の順調さは(1)ライフデザイン、(2)ビジネス、(3)グローバルの3セグメントで確認できる。(1)auスマートパスの安定成長およびプレミアム会員構成比の上昇(3月末28%、提供開始1年強で430万会員)が付加価値ARPA上昇を盤石にし、決済やWowma!(ECサイト)も成長中。(2)警備用モジュールなどのIoTやDC(DataCenter)、中小企業向けソリューションが好調。IoTベンチャーのSORACOM社やグローバル通信プラットフォーム(大手自動車と連携)の将来的な収益貢献にも期待。(3)音声ホールセールサービスは縮小気味だがミャンマー通信事業はシェアアップ、DCは欧州中心に順調、増益基調のビジビリティが高まる。
 通信事業主体のパーソナルは収益拡大期待は低下したが、今後も安定推移は可能で、上述した非通信分野の成長が注目点とした。


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