前場コメント No.10 日本触媒、セック、ニッコンＨＤ、住友林業、マツダなど
★9:44 日本触媒－小動き 米国で車用塗料向け新材料を生産
日本触媒<4114.T>が小動き。13日付の日経新聞朝刊で、同社が2021年にも自動車用塗料などに使う新材料の生産を米国で始めると報じられた。
既存品に比べて低温で固まるため、焼き付け工程で出る二酸化炭素（CO2）の排出量を減らせるという。生産現場での環境対応を迫られる自動車工場での需要を見込むとしている。
日本触媒<4114.T>が小動き。13日付の日経新聞朝刊で、同社が2021年にも自動車用塗料などに使う新材料の生産を米国で始めると報じられた。
既存品に比べて低温で固まるため、焼き付け工程で出る二酸化炭素（CO2）の排出量を減らせるという。生産現場での環境対応を迫られる自動車工場での需要を見込むとしている。
★9:44 博報堂ＤＹ－ＢｏｆＡＭＬが目標株価引き上げ 国内シェア上昇と海外M&Aが成長けん引
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が4日続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、国内でのシェア上昇と海外M&A（合併・買収）が成長をけん引と注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を1850円→1900円と引き上げた。
目標株価は今19.3期予想基準EV/EBITDA倍率約8倍での算出で不変。海外大手代理店が翌期EBITDA成長率市場予想2％減～4％増に対して8倍～9倍で評価されていることと、来20.3期EBITDA成長率予想7％増との相対感を考慮すると慎重と言える水準。のれん償却前EPS（特別利益調整後）に対して18倍の評価で、過去平均21倍を下回る水準。5月の主要3子会社単純合算売上高は1.6％減だが、一時的な減速と見られ、過度の懸念は不要。株価がネガティブに反応すれば、さらに魅力的な投資機会と考えるとした。
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が4日続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、国内でのシェア上昇と海外M&A（合併・買収）が成長をけん引と注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を1850円→1900円と引き上げた。
目標株価は今19.3期予想基準EV/EBITDA倍率約8倍での算出で不変。海外大手代理店が翌期EBITDA成長率市場予想2％減～4％増に対して8倍～9倍で評価されていることと、来20.3期EBITDA成長率予想7％増との相対感を考慮すると慎重と言える水準。のれん償却前EPS（特別利益調整後）に対して18倍の評価で、過去平均21倍を下回る水準。5月の主要3子会社単純合算売上高は1.6％減だが、一時的な減速と見られ、過度の懸念は不要。株価がネガティブに反応すれば、さらに魅力的な投資機会と考えるとした。
★9:45 セック－岩井コスモが目標株価引き上げ 19.3期も増収増益が続く見通し
セック<3741.T>が続伸。岩井コスモ証券では、今19.3期も増収増益が続くと予想。投資判断「A」を継続、目標株価を2800円→3500円と引き上げた。
同社はロボットやIoT製品などの制御に役立つリアルタイム技術に強みを持つソフトウェア開発会社。自動運転やロボットの研究開発案件の増加により、今19.3期も増収増益が続く見通し。中期的な成長ドライバーとしてロボット分野でのビジネスを強化しており、IoTやAIなどが普及する第4次産業分野革命の需要拡大を背景に、中期的な成長が期待できる企業として、注目を続けるとした。
セック<3741.T>が続伸。岩井コスモ証券では、今19.3期も増収増益が続くと予想。投資判断「A」を継続、目標株価を2800円→3500円と引き上げた。
同社はロボットやIoT製品などの制御に役立つリアルタイム技術に強みを持つソフトウェア開発会社。自動運転やロボットの研究開発案件の増加により、今19.3期も増収増益が続く見通し。中期的な成長ドライバーとしてロボット分野でのビジネスを強化しており、IoTやAIなどが普及する第4次産業分野革命の需要拡大を背景に、中期的な成長が期待できる企業として、注目を続けるとした。
★9:49 ニッコンＨＤ－みずほが新規「中立」 高利益率の事業拡大に注目
ニッコンホールディングス<9072.T>が4日続伸。みずほ証券では、高利益率の事業拡大に注目。投資判断「中立」、目標株価3300円として、新規カバレッジを開始した。
テスト事業、梱包事業など差別化された事業ポートフォリオにより、物流セクターにおいて最も高い営業利益率が維持され、安定した利益成長が続くと予想。しかし、テスト事業における人材育成に時間を要することなどから、さらなる利益率の改善は見込みにくいと考えること、営業利益は年率3%程度の成長にとどまるとみられることを鑑み、投資判断は「中立」とした。
ニッコンホールディングス<9072.T>が4日続伸。みずほ証券では、高利益率の事業拡大に注目。投資判断「中立」、目標株価3300円として、新規カバレッジを開始した。
テスト事業、梱包事業など差別化された事業ポートフォリオにより、物流セクターにおいて最も高い営業利益率が維持され、安定した利益成長が続くと予想。しかし、テスト事業における人材育成に時間を要することなどから、さらなる利益率の改善は見込みにくいと考えること、営業利益は年率3%程度の成長にとどまるとみられることを鑑み、投資判断は「中立」とした。
★9:54 住友林業－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ CB転換をにらみつつ業績・株価とも強含み
住友林業<1911.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海外事業は順調で、CB（転換社債）転換をにらみつつ業績、株価とも強含みと判断。投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2030円→1900円と引き下げた。
海外事業における積極的なM&A（合併・買収）の効果で業績は拡大傾向。今19.3期利益は、4月に買収を発表したクレセント社の寄与や、既存海外住宅事業の採算向上で同社計画を上回ると予想し、株価の上昇余地があると判断。
ただし、CB200億円（転換価額1854.3円）が8月10日まで転換可能、8月24日に償還を迎える予定であり、短期的には転換有無に注意。中期的には、消費税増税後の2020年以降の国内住宅市場縮小の影響は避けがたく、21.3期は営業減益と予想。
住友林業<1911.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海外事業は順調で、CB（転換社債）転換をにらみつつ業績、株価とも強含みと判断。投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2030円→1900円と引き下げた。
海外事業における積極的なM&A（合併・買収）の効果で業績は拡大傾向。今19.3期利益は、4月に買収を発表したクレセント社の寄与や、既存海外住宅事業の採算向上で同社計画を上回ると予想し、株価の上昇余地があると判断。
ただし、CB200億円（転換価額1854.3円）が8月10日まで転換可能、8月24日に償還を迎える予定であり、短期的には転換有無に注意。中期的には、消費税増税後の2020年以降の国内住宅市場縮小の影響は避けがたく、21.3期は営業減益と予想。
★9:56 マツダ－続伸 大型SUVを豪・中国に輸出へ
マツダ<7261.T>が続伸。13日付の日経産業新聞で、同社がこれまで国内で販売してきた大型多目的スポーツ車（SUV）「CX-8」を2018年度中にオーストラリア、ニュージーランド、中国向けに輸出して販売すると報じられた。
国内向けだった車種を世界展開することで、世界的なSUV需要の拡大に応えるという。SUVをテコに、18年度の世界販売を前年度比2％増の166万台に引き上げるとされる。今後の海外売り上げの伸びが期待され、株価は上昇している。
マツダ<7261.T>が続伸。13日付の日経産業新聞で、同社がこれまで国内で販売してきた大型多目的スポーツ車（SUV）「CX-8」を2018年度中にオーストラリア、ニュージーランド、中国向けに輸出して販売すると報じられた。
国内向けだった車種を世界展開することで、世界的なSUV需要の拡大に応えるという。SUVをテコに、18年度の世界販売を前年度比2％増の166万台に引き上げるとされる。今後の海外売り上げの伸びが期待され、株価は上昇している。
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