前場コメント No.13 NOK、リネットジャパン、チェンジ、朝日インテック、テルモなど

2018/06/14(木) 11:30
★10:09  NOK-SMBC日興が目標株価引き下げ スマホ向けFPCの需要リスクは残存
 NOK<7240.T>が小安い。SMBC日興証券では、体質改善で業績回復も、スマホ向けFPCの需要リスクは残るとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」を継続、目標株価は2600円→2400円と引き下げた。
 今19.3期営業利益予想は535億円から500億円(前期比+11.3%)に下方修正。現時点でガイダンス(490億円)はやや保守的とみられる。電子部品は一定量のスマホ向け受注が得られるとの前提に立っており、そのうえで体質改善が奏効すると期待。一方、自動車部品を中心とするシールは比較的安定需要が見込める。今19.3期は中国やアセアンで同社納入車種の増産より、売上高は前期比+3.6%となり、種々の将来費用を吸収したうえで5.4%の営業増益を予想するとした。

★10:10  リネットジャパン-ストップ高 トヨタとスペシャルオリンピックス2018愛知を支援
 リネットジャパングループ<3556.T>がストップ高。同社は14日10時、知的障がいのある人のスポーツの祭典「2018年第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知」に協賛し、大会100日前のきょうから企業・学校・個人などから不用になったパソコンのリサイクルを通じて支援ができるプログラムを開始すると発表した。
 第一弾として、トヨタ自動車<7203.T>と連携して取り組みを開始する。同プログラムをトヨタの全従業員に展開し、従業員個人が所有するパソコンを提供する。また、トヨタグループ各社とも連携し、業務用パソコンの提供も含めて検討する。今後の業績への貢献が期待され、株価は上昇している。

★10:11  チェンジ-6日続伸 株主優待制度を新設 株主優待ポイントを贈呈
 チェンジ<3962.T>が6日続伸。同社は14日10時に、株主優待制度を新設すると発表した。
 毎年9月末日時点の株主に対して、その保有する株式数および保有期間に応じて株主優待ポイント1500~33000ポイントを贈呈する。株主優待ポイントは食品や電化製品、旅行などの商品などと交換可能となっている。

★10:15  朝日インテック-野村が目標株価引き上げ 売上高1000億円達成に必要な投資を考える
 朝日インテック<7747.T>がもみ合い。野村証券では、売上高1000億円達成に必要な投資を考えるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は4950円→5250円と引き上げた。
 来19.6期営業利益予想を保守的に152億円に引き下げ。会社の長期目標達成には、開発プロジェクトの加速、ペリフェラル・ニューロ領域の販売体制強化も必要となり、コスト増を想定したもの。北米の直販はAbbott社のカテーテル在庫水準が見通せる10~12月期に本格化すると考え、本格寄与は20.6期と予想。20.6期には販売攻勢を強めることでガイドワイヤ北米市場シェアは一気に40%まで高められると考え、20.6期業績予想は上方修正するとした。

★10:19  テルモ-野村が目標株価引き上げ 中長期のホスピタル改善にも期待
 テルモ<4543.T>がもみ合い。野村証券では、カテーテル製品の好調は続いており、中長期のホスピタル改善にも期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価は6800円→7600円と引き上げた。
 カテーテル事業の好調継続、ドル円為替前提の106→110円の引き上げを考慮し、業績予想を引き上げ。中長期的にはホスピタル事業の改善に注目。
 今19.3期業績予想を上方修正。売上高ではドル円為替前提を修正したことが影響するが、利益への影響はなし。会社は今19.3期の心臓血管カンパニー売上高の増収率を前期比5%増収と想定。やや減速する理由として、カテーテル価格引き下げや外科事業の特需はく落が挙げられるとした。


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