後場コメント No.2 三菱ＵＦＪ、セコム、ふくおか、いちごオフィス、コンコルディアなど
★12:42 三菱ＵＦＪ－みずほが目標株価引き下げ 適用PERの引き下げなどに伴って
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続落。みずほ証券では、投資判断「買い」を継続も、適用PERの引き下げなどに伴って、目標株価は900円→800円と引き下げた。
今19.3期連結当期純利益を、（1）18.3期の一過性利益や（スタンダード・ライフに関する株式交換益やニコスの税効果など）、一過性損失（行名変更や社債期限前償還に伴う費用増、信託店舗改革、ニコスにおける構造改革費用など）がはく落する一方、（2）19.3期1QにBanco Bradesco SA株式の売却益が特別利益に計上されるとみるほか、（3）一部大口与信先の戻入益計上に伴う与信関連費用の減少、（4）モルガン・スタンレーやアユタヤ銀行の収益改善、（5）数理計算上の差異償却費用の減少などを想定するが、本業利益の減益を補えず、前期比で4％減の9500億円（銀行目標8500億円）と予想。
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続落。みずほ証券では、投資判断「買い」を継続も、適用PERの引き下げなどに伴って、目標株価は900円→800円と引き下げた。
今19.3期連結当期純利益を、（1）18.3期の一過性利益や（スタンダード・ライフに関する株式交換益やニコスの税効果など）、一過性損失（行名変更や社債期限前償還に伴う費用増、信託店舗改革、ニコスにおける構造改革費用など）がはく落する一方、（2）19.3期1QにBanco Bradesco SA株式の売却益が特別利益に計上されるとみるほか、（3）一部大口与信先の戻入益計上に伴う与信関連費用の減少、（4）モルガン・スタンレーやアユタヤ銀行の収益改善、（5）数理計算上の差異償却費用の減少などを想定するが、本業利益の減益を補えず、前期比で4％減の9500億円（銀行目標8500億円）と予想。
★12:47 セコム－底堅い 勤務シフト自動作成サービス「セコムかんたんシフトスケジュール」開発
セコム<9735.T>が底堅い。同社は18日に、グループ会社でBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズ（東京都渋谷区）が、吉野家ホールディングス<9861.T>傘下の吉野家およびAIベンチャーのエクサウィザーズ（東京都港区）とともに、勤務シフトの「AI自動作成機能」と国内初となるAIと行動心理学を活用した「AIリコメンド機能」の2つのAI機能を搭載した勤務シフト自動作成サービス「セコムかんたんシフトスケジュール」を開発、9月から販売を開始すると発表した。
このサービスでは、まず、スタッフの希望に基づきAIが勤務シフトを自動作成する。次に、欠員箇所には、行動心理学に基づく特長分析結果やこれまでの応援実績を踏まえ、最適な候補者をAIがリコメンド（推奨）。これらの機能により、管理者の勤務シフトの作成・調整に要する手間やヒューマンエラーの削減、身体的・心理的負担の軽減を図ることができ、管理者は店舗運営やサービス品質の向上にいっそう注力できるようになるとしている。
セコム<9735.T>が底堅い。同社は18日に、グループ会社でBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズ（東京都渋谷区）が、吉野家ホールディングス<9861.T>傘下の吉野家およびAIベンチャーのエクサウィザーズ（東京都港区）とともに、勤務シフトの「AI自動作成機能」と国内初となるAIと行動心理学を活用した「AIリコメンド機能」の2つのAI機能を搭載した勤務シフト自動作成サービス「セコムかんたんシフトスケジュール」を開発、9月から販売を開始すると発表した。
このサービスでは、まず、スタッフの希望に基づきAIが勤務シフトを自動作成する。次に、欠員箇所には、行動心理学に基づく特長分析結果やこれまでの応援実績を踏まえ、最適な候補者をAIがリコメンド（推奨）。これらの機能により、管理者の勤務シフトの作成・調整に要する手間やヒューマンエラーの削減、身体的・心理的負担の軽減を図ることができ、管理者は店舗運営やサービス品質の向上にいっそう注力できるようになるとしている。
★12:47 ふくおか－みずほが目標株価引き下げ 20.3期も増益・増配を予想
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が続落。みずほ証券では、来20.3期も増益・増配を予想するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は750円→680円と引き下げた。
今19.3期の資金利益は（1）一過性利益に依存せず、（2）貸出金残高の積み上げ効果や、（3）消費性・新型ローン拡大に伴うアセットミックス改善効果、（4）預金金利の引き下げに伴う調達コストの減少などを背景に、他の地銀上位行よりも良好に推移すると予想される。また、役務取引等利益も投信販売手数料や法人関連手数料の増加により、増益が続くとみられる。
みずほでは、次期中計経営計画において株主還元策が強化されると予想。来20.3期のDPS（1株当たり配当金）は今19.3期比で2円増配の19円と想定。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が続落。みずほ証券では、来20.3期も増益・増配を予想するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は750円→680円と引き下げた。
今19.3期の資金利益は（1）一過性利益に依存せず、（2）貸出金残高の積み上げ効果や、（3）消費性・新型ローン拡大に伴うアセットミックス改善効果、（4）預金金利の引き下げに伴う調達コストの減少などを背景に、他の地銀上位行よりも良好に推移すると予想される。また、役務取引等利益も投信販売手数料や法人関連手数料の増加により、増益が続くとみられる。
みずほでは、次期中計経営計画において株主還元策が強化されると予想。来20.3期のDPS（1株当たり配当金）は今19.3期比で2円増配の19円と想定。
★12:48 いちごオフィスリート－大和が目標株価引き上げ 月額賃料年率+1.5％へ
いちごオフィスリート投資法人<8975.T>が小安い。大和証券では、ポートフォリオ全体で月額賃料年率+1.5％へとコメント。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は83000円→86000円と引き上げた。実物不動産の高騰を好機ととらえた含み益の顕在化は評価される。良好な中規模オフィス市況を反映した底堅い月額賃料変動を想定。内部成長の持続的向上に期待するとした。
いちごオフィスリート投資法人<8975.T>が小安い。大和証券では、ポートフォリオ全体で月額賃料年率+1.5％へとコメント。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は83000円→86000円と引き上げた。実物不動産の高騰を好機ととらえた含み益の顕在化は評価される。良好な中規模オフィス市況を反映した底堅い月額賃料変動を想定。内部成長の持続的向上に期待するとした。
★12:53 コンコルディア－みずほが目標株価引き下げ 新たなマネジメントの経営手腕に期待
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が続落。みずほ証券では、新たなマネジメントの経営手腕に期待。投資判断「中立」を継続、目標株価は650円→620円と引き下げた。
今19.3期の傘下2行単体合算の実質業務純益は、（1）投信解約損益を含む市場関連損益の減少や、（2）健康保険料率の上昇に伴う経費の増加影響などを、（3）手数料収益の増加などにより増益を想定。
連結当期純利益は、（1）パーチェス影響に伴う減益幅が拡大するとみるとしたが、（2）与信関連費用の減少や、（3）株式関係損益の改善、（4）数理計算上の差異償却費用の減少などにより、増益を予想。株主還元方針は総還元性向50％をメドとしているため、今後の自己株式取得の発表を予想できる。また、新たなマネジメントの経営手腕にも期待。
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が続落。みずほ証券では、新たなマネジメントの経営手腕に期待。投資判断「中立」を継続、目標株価は650円→620円と引き下げた。
今19.3期の傘下2行単体合算の実質業務純益は、（1）投信解約損益を含む市場関連損益の減少や、（2）健康保険料率の上昇に伴う経費の増加影響などを、（3）手数料収益の増加などにより増益を想定。
連結当期純利益は、（1）パーチェス影響に伴う減益幅が拡大するとみるとしたが、（2）与信関連費用の減少や、（3）株式関係損益の改善、（4）数理計算上の差異償却費用の減少などにより、増益を予想。株主還元方針は総還元性向50％をメドとしているため、今後の自己株式取得の発表を予想できる。また、新たなマネジメントの経営手腕にも期待。
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