前場コメント No.6 エスフーズ、花王、SHIFT、エーアイ、象印マホービンなど

2018/07/13(金) 11:30
★9:09  エスフーズ-急騰 1Q営業益8%増 継続的なこてっちゃんの販促キャンペーンで
 エスフーズ<2292.T>が急騰。同社は12日に、19.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は29.7億円(前年同期比7.9%増)だったと発表した。上期の会社計画59.0億円に対する進ちょくは50.4%となっている。
 主力の食肉などの製造・卸売事業が、主力商品こてっちゃんの販促キャンペーンの継続的取り組みとグループ企業間の協力関係の強化を進めたことなどにより、増益となった。また、食肉などの小売事業が増益となったことも寄与した。

★9:09  花王-3日続伸 化粧品ブランドを4割削減へ
 花王<4452.T>が3日続伸。13日付の日経新聞朝刊で、同社がグループで約50ある化粧品ブランドを2021年度までに4割減らし約30にすると報じられた。
 傘下のカネボウ化粧品を含め、販売が伸び悩んでいる商品を廃止し、「SENSAI」や「KATE」など11のグローバル重点ブランドにマーケティング投資を集中するという。洗剤や紙おむつに比べ収益力の低い化粧品事業をてこ入れする狙いとされる。

★9:09  SHIFT-続伸 3Q累計営業益7.2倍 注力業界の顧客獲得・受注拡大進む
 SHIFT<3697.T>が続伸。同社は12日に、18.8期の3Q累計(9-5月)の営業利益は9.0億円(前年同期比7.2倍)だったと発表した。通期の会社計画11.0億円に対する進ちょくは82.2%となっている。
 前期から積極的に取り組んでいた人材に対する投資が結果として現れたことに加え、注力業界の顧客獲得・受注拡大が進んだことが寄与した。

★9:10  エーアイ-小安い 個人向け文章読み上げソフトウェア『VOICEROID2 桜乃そら』販売
 エーアイ<4388.T>が小安い。同社は7月12日大引け後に、高品質音声合成エンジンAITalkを利用し、声優・井上喜久子氏の声を元にした、個人向け文章読み上げソフトウェア『VOICEROID2 桜乃そら(ボイスロイドツー ハルノソラ) 』を、AHS(東京都台東区)から販売すると発表した。
 エーアイの誰の声でも短時間の収録で、音声合成用のオリジナル日本語音声辞書を作成できるサービス「AITalk CustomVoice」を利用して製作した、入力文字読み上げソフトの定番となる、『VOICEROIDシリーズ』の最新版。VOICEROID2のエディター上で使用できるため、一文ごとに別々のニュアンスや、他の対応するVOICEROID製品と組み合わせて対話をさせることができる。

★9:11  SGHD-続伸 来週にも九州向け荷受け再開
 SGホールディングス<9143.T>が続伸。13日付の日経新聞朝刊で、同社傘下の佐川急便が、一部地域で中止している九州向けの宅配便の荷受けについて、「来週の早い段階」での再開を目指すと明らかにしたと報じられた。
 西日本の豪雨被害でJR山陽本線が不通になり貨物鉄道が使えず荷受けを中止していたとされる。鉄道の不通は続くがトラックなどでの代替輸送の確保にメドが立ったもようだ。

★9:11  象印マホービン-野村が新規「Neutral」 小物家電メーカーとしての潜在力に注目
 象印マホービン<7965.T>が反発。野村証券では、短期業績は厳しいが、小物家電メーカーとしての潜在力には注目できると判断。レーティング「Neutral」、目標株価1500円として、新規カバレッジを開始した。
 訪日外国人による消費拡大を追い風に、15.11期、16.11期と営業利益が2期連続で100億円を上回るなど業績は拡大したが、その後、インバウンド消費の失速や国内炊飯ジャーの競争激化などから、営業利益は前17.11期に前の期比35%減益、今18.11期も前期比11%の減益となる見通し。
 しかし、この間に海外売上高が一貫して伸び続けている点は注目に値する。今18.11期の海外売上高は300億円を突破し(海外売上高比率は35%)、10年前の約3倍の規模に達する見通しであるとした。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,634.01 -826.07
TOPIX 2,666.06 -44.67
グロース250 642.65 -12.95
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.47 +0.16
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ