後場コメント No.4 宇部興産、セレス、松竹、日立ハイテク、三益半導体工業など

2018/07/13(金) 15:00
★13:54  宇部興産-反発 PCDの生産能力を現状比で2倍に引き上げる検討に入ったと報道
 宇部興産<4208.T>が3日ぶり反発。7月13日付け化学工業日報で、同社がタイでポリウレタン原料のポリカーボネートジオール(PCD)の生産能力を、現状比で2倍の年8000トンに引き上げる検討に入ったと伝えられた。
 PCDを使うポリウレタンは耐摩耗性や耐候性に優れ、揮発性有機化合物(VOC)を含む溶剤の使用量が減らせるのも特徴。自動車シートに使う合成皮革や環境負荷の低い水性塗料などの用途で需要が伸びており、増産体制を整えて自動車分野を中心とするアジアの市場拡大を取り込むと報じられた。

★14:02  セレス-上げ幅拡大 クラウドファンディングプラットフォーム運営のCAMPFIREと提携
 セレス<3696.T>が上げ幅拡大。同社は7月13日前場引け後に、購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」などを運営する、CAMPFIRE(東京都渋谷区)と資本・業務提携を締結したと発表した。
 今回の提携により、2018年中にモッピーをはじめとしたポイントサイトで発行されるポイントを使い、CAMPFIREにてクラウドファンディングへの支援を可能にすることを目指す。また、セレスがCAMPFIREの一部株式を取得したとしている。

★14:06  松竹-後場マイナス転換 1Q営業益63%減 映像関連事業の赤字で
 松竹<9601.T>が後場マイナス転換。同社は13日14時に、19.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は9.1億円(前年同期比62.7%減)だったと発表した。上期の会社計画29.1億円に対する進ちょくは31.1%となっている。
 映像関連事業が、3月公開の「曇天に笑う」が厳しい結果となったことなどから、赤字となったことが響いた。

★14:11  日立ハイテク-上げ幅拡大 タイにスマートファクトリーサービスの合弁会社を設立
 日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が上げ幅拡大。同社は7月13日前場引け後に、100%子会社であるHitachi High-Technologies(Singapore)が、タイの工業団地開発最大手企業であるアマタ社と、「Hitachi High-Tech Amata Smart Services」を合弁で設立し、スマートファクトリー技術を導入したシェア工場事業を本格的に開始すると発表した。
 日立ハイテクでは、日本の中小企業の海外進出を支援する新規ビジネスモデルの事業性を検証してきた。今回、実証事業の検証結果を踏まえ、工場インフラの整備・部材調達・人財採用・経理業務などシェア工場の運営を行う新会社をアマタ社と設立。これにより日本企業は、シェア工場を利用することで海外進出に必要な資源を最小限に抑えることが可能とした。

★14:12  三益半導体工業-後場マイナス転換 今期21%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
 三益半導体工業<8155.T>が後場マイナス転換。同社は13日14時に、19.5期通期の営業利益予想を54.5億円(前期比21.1%増)と発表した。市場コンセンサスは59.7億円となっている。
 より高精度かつ生産性の高い加工プロセスを確立し競争力の強化を図るとともに、自社製品などの拡販を引き続き積極的に進めるとしている。
 併せて発表した、18.5期通期の営業利益は45.0億円(前の期比21.9%増)だった。最先端加工技術の推進と低コスト化の両立を図るとともに、自社開発商品の拡販を積極的に進めたことなどが奏功した。

★14:32  イオンファンタジー-反発 北九州市のイオン戸畑店内にマージャン店を開業
 イオンファンタジー<4343.T>が4日ぶり反発。同社が「飲まない・賭けない・(タバコを)吸わない」を掲げたマージャン店「健康麻雀 東一曲(とんいっきょく)」の2号店を北九州市のイオン戸畑店内に開業したと、日本経済新聞・電子版で7月12日夜に伝えられた。
 西日本では初めての出店。新店は面積60平方メートル強に7卓を置き、店員も交えて遊ぶことができる。商業店舗内で健康的なイメージを打ち出し、毎週火曜日に初心者教室を開催。マッサージチェアも置いて地域のシニア層の交流の場を目指すとされる。2018年度に5店舗体制を目指す方針。


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