後場コメント No.2 オルトプラス、ソニー、持田薬、大日住薬、アサヒ陶、日立、かんぽ

2018/07/17(火) 15:07
★13:56  オルトP-ストップ高買い気配 「アーク ザ ラッド」の新作 7月30日に情報解禁
 オルトプラス<3672.T>がストップ高買い気配。同社が開発しソニー<6758.T>傘下のフォワードワークスがパブリッシャーを務める「アーク ザ ラッド」の新作について、同ゲームのサイト上で2018年7月30日に情報を解禁すると発表された。
 「アーク ザ ラッド」は、「プレイステーション」を代表する名作RPG。両社が協業するスマホ向けの新規タイトルに関する取り組みのひとつとして発表されていたことから、その動向が注目されていた。今回の発表でリリースが近いのではとの期待が高まり、買いが入っている。

★14:14  持田製薬-後場上げ幅拡大 中国において高純度EPA製剤「エパデール」の臨床試験開始
 持田製薬<4534.T>が後場上げ幅拡大。同社は17日14時に、大日本住友製薬<4506.T>の中国子会社である住友制葯(蘇州)と、 同社が日本で販売している高純度EPA製剤「エパデールS」(以下、エパデール)について、中国での臨床試験を開始すると発表した。
 両社は4月に、中国当局の国家薬品監督管理局から、臨床試験許認可(CTA)を取得したことを受け、臨床試験を開始するとしている。

★14:27  アサヒ衛陶-急落 通期営業黒字転換予想を赤字予想に修正 上期も一転赤字着地に
 アサヒ衛陶<5341.T>が急落。同社は13日に、18.11期通期の連結営業損益予想を7500万円の黒字から1億3000万円の赤字(前期は6800万円の赤字)に引き下げると発表した。
 海外仕入れ先からのコストアップの影響が下期にも及んでくること、また不採算商品の販売縮小・撤退に代わる代替生産によるコストダウンと採算性の優れた商品への販売シフトには半年程度の時間を要することから、前回予想を下回る見込みとなった。
 併せて発表した、18.11期の上期(12-5月)の連結営業損益は3400万円の赤字(前年同期は6300万円の赤字)だった。上期の会社計画は1500万円の黒字だったので、着地は下振れた。想定していなかった海外サプライヤーの大幅なコストアップがあったことによる原価率の上昇が響いた。

★14:39  日立製作所-3日続伸 イタリア・ミラノ地下鉄向け車両を追加受注
 日立製作所<6501.T>が3日続伸。同社は17日に、鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールイタリア社が、イタリアにおけるミラノ地下鉄の運営会社であるアジエンダ・トラスポルティ・ミラネージ社から、ミラノ地下鉄2号線向けに、12編成(72両)の車両を8700万ユーロ(約115億円)で受注したと発表した。
 今回受注した車両は、ミラノ地下鉄1号線と2号線で既に運行中の車両と同様に、最先端の技術と安全性および快適性を備えているという。この車両は日立レールイタリア社のレッジオ・カラブリアおよびナポリ工場で製作され、2019年秋に納入を開始する予定となっている。

★14:49  かんぽ生命-東海東京が目標株価引き下げ 保険販売は全体的に低調
 かんぽ生命保険<7181.T>が3日ぶり反落。東海東京調査センターでは、今18.3期末の企業価値は順調に増加するも、保険販売は全体的には低調と指摘。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2700円→2600円と引き下げた。
 新契約価値の増加や、株式相場の上昇などに伴う市場環境の好転を受けて、18.3期末の企業価値(European Embedded Value:EEV)は3.74兆円(前年比11.6%増)と同業他社とそん色ない堅調な増加であったとコメント。一方、新契約年換算保険料では、個人保険全体が伸び悩むなど、18.3期の保険販売は全体的に低調であったことを指摘している。


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