前場コメント No.9 ファンケル、ジャパンホテルリート、日野自動車、極東開発、ディップなど
★9:39 ファンケル－ＳＭＢＣ日興が新規「1」 「V字回復ストーリーは第2幕へ」
ファンケル<4921.T>が5日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、「V字回復ストーリーは第2幕へ」とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価7300円として、新規カバレッジを開始した。
事業の多角化やブランドコンセプトの希薄化による収益低下という過去の失敗から学び、V字回復を遂げた同社であるが、二度と同じ轍は踏まない強固なブランド運営と経営体質を構築した。化粧品・サプリメントともに「FANCL」ブランドのコアバリューである「正直品質。」への需要が拡大しており、（1）ブランド多角化と（2）栄養補助食品事業の2ケタの営業利益率回復、（3）海外事業の本格化によって今後5年間のEPSが年20.5％で拡大すると予想。特に21.3期以降に本格化するとみられるブランド多角化策の効果が、株式市場に未反映のもようだが、ＳＭＢＣ日興ではむしろ、ブランド力強化に資するエクステンション策とみているとした。
ファンケル<4921.T>が5日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、「V字回復ストーリーは第2幕へ」とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価7300円として、新規カバレッジを開始した。
事業の多角化やブランドコンセプトの希薄化による収益低下という過去の失敗から学び、V字回復を遂げた同社であるが、二度と同じ轍は踏まない強固なブランド運営と経営体質を構築した。化粧品・サプリメントともに「FANCL」ブランドのコアバリューである「正直品質。」への需要が拡大しており、（1）ブランド多角化と（2）栄養補助食品事業の2ケタの営業利益率回復、（3）海外事業の本格化によって今後5年間のEPSが年20.5％で拡大すると予想。特に21.3期以降に本格化するとみられるブランド多角化策の効果が、株式市場に未反映のもようだが、ＳＭＢＣ日興ではむしろ、ブランド力強化に資するエクステンション策とみているとした。
★9:40 ジャパンホテルリート－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ インバウンドの続伸など期待
ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、インバウンドの続伸と民泊の減速によるホテルへの追い風に期待するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は10.80万円→10.60万円と引き下げた。
インバウンド（訪日外国人）の伸び率は2016年で対前年21.8％、2017年で対前年19.3％とやや鈍化したが、人数は2016年で対前年430万人増、2017年で対前年465万人増と増加傾向は加速している。
ホテルの競合として注目されていた民泊は、6月15日に施行された「住宅宿泊事業法」（民泊新法）による登録手続の煩雑さや、観光庁による違法民泊の規制などからマーケット成長が鈍化している印象であり、ホテルオーナーにとっては競合の脅威が一歩後退したと言えるとした。
ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、インバウンドの続伸と民泊の減速によるホテルへの追い風に期待するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は10.80万円→10.60万円と引き下げた。
インバウンド（訪日外国人）の伸び率は2016年で対前年21.8％、2017年で対前年19.3％とやや鈍化したが、人数は2016年で対前年430万人増、2017年で対前年465万人増と増加傾向は加速している。
ホテルの競合として注目されていた民泊は、6月15日に施行された「住宅宿泊事業法」（民泊新法）による登録手続の煩雑さや、観光庁による違法民泊の規制などからマーケット成長が鈍化している印象であり、ホテルオーナーにとっては競合の脅威が一歩後退したと言えるとした。
★9:44 日野自動車－4日続伸 大型ハイブリッドトラックを来夏発売
日野自動車<7205.T>が4日続伸。同社は17日、CO2（二酸化炭素）排出量削減に向けて、大型トラックにハイブリッドシステムを搭載した「日野プロフィア ハイブリッド」を開発したと発表した。
25年以上にわたるハイブリッド開発の実績をもとに、これまで難しいとされていた高速走行が多い車両で燃費効果の発揮できるハイブリッドシステムを実現した。すでにディーゼル車で好評を得ている先進安全技術も備え、環境性能と安全性能を融合させた大型トラックとして、来夏に発売する。ＮＨＫによると、販売価格は従来よりも高くなるが、年間の軽油の燃料費を56万円減らすことができると会社は試算しているという。今後の業績貢献への期待から、株価は上昇している。
日野自動車<7205.T>が4日続伸。同社は17日、CO2（二酸化炭素）排出量削減に向けて、大型トラックにハイブリッドシステムを搭載した「日野プロフィア ハイブリッド」を開発したと発表した。
25年以上にわたるハイブリッド開発の実績をもとに、これまで難しいとされていた高速走行が多い車両で燃費効果の発揮できるハイブリッドシステムを実現した。すでにディーゼル車で好評を得ている先進安全技術も備え、環境性能と安全性能を融合させた大型トラックとして、来夏に発売する。ＮＨＫによると、販売価格は従来よりも高くなるが、年間の軽油の燃料費を56万円減らすことができると会社は試算しているという。今後の業績貢献への期待から、株価は上昇している。
★9:44 極東開発－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 基準年変更などに伴って
極東開発工業<7226.T>が買い先行も伸び悩む展開。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続、基準年変更などに伴って、目標株価は1900円→2080円と引き上げた。
原材料価格の高騰の可能性を踏まえ、今19.3期営業利益予想を100億円（従来104億円）へ下方修正。営業外収支予想も見直し。6月12日に発表した北陸重機工業（ディーゼル機関車、軌道モーターカーなど鉄道車両が主力、橋梁点検車、水噴霧測定車等特装車も手掛ける、帝国データバンクによると17.10期売上高約11億円、当期利益約0.3億円）の買収効果も業績予想に反映させたとしたが、利益面での当面の貢献は限定的と判断。なお、今19.3期会社計画営業利益95億円と、三菱ＵＦＪＭＳ予想との差は製品構成など。業績予想は下方修正ながら、基準年変更に伴い目標株価は引き上げるとした。
極東開発工業<7226.T>が買い先行も伸び悩む展開。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続、基準年変更などに伴って、目標株価は1900円→2080円と引き上げた。
原材料価格の高騰の可能性を踏まえ、今19.3期営業利益予想を100億円（従来104億円）へ下方修正。営業外収支予想も見直し。6月12日に発表した北陸重機工業（ディーゼル機関車、軌道モーターカーなど鉄道車両が主力、橋梁点検車、水噴霧測定車等特装車も手掛ける、帝国データバンクによると17.10期売上高約11億円、当期利益約0.3億円）の買収効果も業績予想に反映させたとしたが、利益面での当面の貢献は限定的と判断。なお、今19.3期会社計画営業利益95億円と、三菱ＵＦＪＭＳ予想との差は製品構成など。業績予想は下方修正ながら、基準年変更に伴い目標株価は引き上げるとした。
★9:45 ディップ－岩井コスモが目標株価引き上げ 第1四半期業績は順調
ディップ<2379.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、第1四半期業績は順調と判断。投資判断「A」を継続、目標株価は3300円→3500円と引き上げた。
人手不足を背景に同社が運営するアルバイト求人情報サイト「バイトル」などでの広告収入が増加し、第1四半期業績は順調と評価。第2四半期以降も事業環境は良好に推移する可能性が高いと見て、岩井コスモでは今期は会社計画を上回る前期比2ケタの営業増益を予想。人手不足を追い風に求人情報サイトの運営に強みを持つ同社が、今期も含めて中期的に業績を拡大する可能性は高いとの見方を維持するとした。
ディップ<2379.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、第1四半期業績は順調と判断。投資判断「A」を継続、目標株価は3300円→3500円と引き上げた。
人手不足を背景に同社が運営するアルバイト求人情報サイト「バイトル」などでの広告収入が増加し、第1四半期業績は順調と評価。第2四半期以降も事業環境は良好に推移する可能性が高いと見て、岩井コスモでは今期は会社計画を上回る前期比2ケタの営業増益を予想。人手不足を追い風に求人情報サイトの運営に強みを持つ同社が、今期も含めて中期的に業績を拡大する可能性は高いとの見方を維持するとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
