後場コメント No3 大林組、不二電機、キッコーマン、ＳＢＩ、村田製作所など
★13：15 大林組－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 受注状況などを勘案して業績予想を上方修正
大林組<1802.T>が5日続伸。ＪＰモルガン証券では、前14.3期ガイダンスの上方修正、足もとでの受注状況などを勘案し、ＪＰモルガン予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を630円→660円と引き上げた。
前14.3期ガイダンスの上方修正に伴い、ＪＰモルガン予想を修正。また、今15.3期～17.3期も単独・工事採算の改善を予想して上方修正した。土木工事は前14.3期で国内大型プロジェクトの低採算工事が終了し、建築工事も今15.3期2Qで国内大型低採算工事がピークを越える予定。そのため、単独を中心に業績が回復していく前提で予想を組み立てたとした。また、子会社群（大林道路、国内不動産子会社、海外子会社）は、前14.3期が国内・海外子会社ともに業績がかなり好調であったため、今15.3期～17.3期は若干保守的な前提で予想を組み立てたとした。
大林組<1802.T>が5日続伸。ＪＰモルガン証券では、前14.3期ガイダンスの上方修正、足もとでの受注状況などを勘案し、ＪＰモルガン予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を630円→660円と引き上げた。
前14.3期ガイダンスの上方修正に伴い、ＪＰモルガン予想を修正。また、今15.3期～17.3期も単独・工事採算の改善を予想して上方修正した。土木工事は前14.3期で国内大型プロジェクトの低採算工事が終了し、建築工事も今15.3期2Qで国内大型低採算工事がピークを越える予定。そのため、単独を中心に業績が回復していく前提で予想を組み立てたとした。また、子会社群（大林道路、国内不動産子会社、海外子会社）は、前14.3期が国内・海外子会社ともに業績がかなり好調であったため、今15.3期～17.3期は若干保守的な前提で予想を組み立てたとした。
★13：18 不二電機－5日続伸 国内3工場を専門化 自動・内製化率を向上
不二電機工業<6654.T>が5日続伸。21日付「日刊工業新聞」では、同社が国内3工場を再編すると報じた。それぞれを表示灯など製品別に専門工場化したうえで、自動化、内製化率を高めるとあって、利益率改善期待から買いが優勢となっている。
6月にセル生産ロボットをみなみ草津工場（滋賀県草津市）に導入するなどで省人化や今後の増産に効率的に対応できる最適生産体制を固める。中期経営計画では利益率20％を目標にしており、生産効率化を一助とする方針。
不二電機工業<6654.T>が5日続伸。21日付「日刊工業新聞」では、同社が国内3工場を再編すると報じた。それぞれを表示灯など製品別に専門工場化したうえで、自動化、内製化率を高めるとあって、利益率改善期待から買いが優勢となっている。
6月にセル生産ロボットをみなみ草津工場（滋賀県草津市）に導入するなどで省人化や今後の増産に効率的に対応できる最適生産体制を固める。中期経営計画では利益率20％を目標にしており、生産効率化を一助とする方針。
★13：23 ヤクルト－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 販売は国内でも海外でも好調
ヤクルト本社<2267.T>が5日ぶりに反落。ＪＰモルガン証券では、販売は国内でも海外でも好調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5400円→5800円と引き上げた。
新興国市場での需要拡大に支えられたトップライン成長と、国内ヤクルト飲料の価格力の行使が同社の投資論点。中国・インドネシアでの新工場稼動に伴い、アジア市場での旺盛な需要に対する供給能力は担保された形。国内では22年ぶりの値上げを実行も、販売数量は落ちていないと指摘。業績予想を上方修正し、目標株価を引き上げた。
ヤクルト本社<2267.T>が5日ぶりに反落。ＪＰモルガン証券では、販売は国内でも海外でも好調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5400円→5800円と引き上げた。
新興国市場での需要拡大に支えられたトップライン成長と、国内ヤクルト飲料の価格力の行使が同社の投資論点。中国・インドネシアでの新工場稼動に伴い、アジア市場での旺盛な需要に対する供給能力は担保された形。国内では22年ぶりの値上げを実行も、販売数量は落ちていないと指摘。業績予想を上方修正し、目標株価を引き上げた。
★13：27 キッコーマン－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 会社計画未達リスクは後退したと判断
キッコーマン<2801.T>が6日続伸。ＪＰモルガン証券では、円安影響による投入コスト上昇を懸念してきたが、会社計画に対する未達リスクは後退したと判断。業績予想を上方修正し、投資判断「Neutral」を継続、目標株価を1800円→1900円と引き上げた。
欧米でのしょうゆ需要の拡大に支えられた安定的成長が同社の投資論点。しかし、（1）国内市場での価格力強化、（2）アジア市場でのマーケットシェア拡大という新たな変化要因はまだ顕在化しておらず、当面はのれん調整PER20～23倍に基く1700円～2000円のレンジ展開を予想。
キッコーマン<2801.T>が6日続伸。ＪＰモルガン証券では、円安影響による投入コスト上昇を懸念してきたが、会社計画に対する未達リスクは後退したと判断。業績予想を上方修正し、投資判断「Neutral」を継続、目標株価を1800円→1900円と引き上げた。
欧米でのしょうゆ需要の拡大に支えられた安定的成長が同社の投資論点。しかし、（1）国内市場での価格力強化、（2）アジア市場でのマーケットシェア拡大という新たな変化要因はまだ顕在化しておらず、当面はのれん調整PER20～23倍に基く1700円～2000円のレンジ展開を予想。
★13：30 ＳＢＩ－下げ幅拡大 ＳＢＩ証券の経常益は2.8倍も売りで反応
ＳＢＩホールディングス<8473.T>が下げ幅拡大。同社は21日13時、傘下のＳＢＩ証券（東京都港区）の14.3期連結経常利益が327億円（前期比2.8倍）になったようだと発表した。ただし、市場の期待は高かったとみられ、業績発表後に株価は売りで反応している。なお、同社の本決算は5月8日に予定されている。
ＳＢＩホールディングス<8473.T>が下げ幅拡大。同社は21日13時、傘下のＳＢＩ証券（東京都港区）の14.3期連結経常利益が327億円（前期比2.8倍）になったようだと発表した。ただし、市場の期待は高かったとみられ、業績発表後に株価は売りで反応している。なお、同社の本決算は5月8日に予定されている。
★13：31 村田製作所－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 次期iPhone向けコンテンツ拡大に注目
村田製作所<6981.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、次期iPhone（アイフォーン）向けコンテンツ拡大に注目とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を11300円→11600円と引き上げた。
年初からの堅調な受注も、年央に向け伸び悩む可能性が高いと推測。しかし、14年度は最大顧客とみられるAppleの次期iPhone向けのコンテンツ拡大および同時期に作りこみが本格化すると予想する中国TD-LTE・5モード端末の事業機会に注目され、押し目買いスタンスを推奨。業績予想をやや引き上げ、目標株価を引き上げた。
村田製作所<6981.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、次期iPhone（アイフォーン）向けコンテンツ拡大に注目とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を11300円→11600円と引き上げた。
年初からの堅調な受注も、年央に向け伸び悩む可能性が高いと推測。しかし、14年度は最大顧客とみられるAppleの次期iPhone向けのコンテンツ拡大および同時期に作りこみが本格化すると予想する中国TD-LTE・5モード端末の事業機会に注目され、押し目買いスタンスを推奨。業績予想をやや引き上げ、目標株価を引き上げた。
★13：39 コロワイド－反発 新業態店「まぐろ一船買い問屋バンノウ水産」を静岡にオープン
コロワイド<7616.T>が反発。同社は4月21日、グループ会社であるバンノウ水産（横浜市）が、新業態店の「まぐろ一船買い問屋バンノウ水産」を静岡市清水区にオープンすると発表した。バンノウ水産は、まぐろの水揚げ量日本一を誇る清水港で丸一本のまぐろを仕入れ（一船買い）、自社工場で加工し、各店への配送や消費者への通販を行っている会社。今回が初の店舗出店となる。
コロワイド<7616.T>が反発。同社は4月21日、グループ会社であるバンノウ水産（横浜市）が、新業態店の「まぐろ一船買い問屋バンノウ水産」を静岡市清水区にオープンすると発表した。バンノウ水産は、まぐろの水揚げ量日本一を誇る清水港で丸一本のまぐろを仕入れ（一船買い）、自社工場で加工し、各店への配送や消費者への通販を行っている会社。今回が初の店舗出店となる。
★13：38 ソフトバンク－後場もしっかり アリババの資金調達額がフェイスブック超えの観測
ソフトバンク<9984.T>が後場もしっかり。19日付「日経新聞」では、米株式市場への上場準備を進めている中国電子商取引最大手アリババ集団の資金調達額が、米フェイスブックを超えるとの見方が強まっていると報じた。市場で形成されるアリババの株価は、同社株の4割弱をグループで保有するソフトバンクの業績や株価にも大きな影響を与えるとみられ、引き続き材料視されている。
アリババは既に引受幹事証券やアドバイザーを選定済みで、今月中にも上場を申請する見通し。業績拡大傾向を背景に、市場では調達額が200億ドル（約2兆円）近くに膨らむとの観測も浮上しているという。
ソフトバンク<9984.T>が後場もしっかり。19日付「日経新聞」では、米株式市場への上場準備を進めている中国電子商取引最大手アリババ集団の資金調達額が、米フェイスブックを超えるとの見方が強まっていると報じた。市場で形成されるアリババの株価は、同社株の4割弱をグループで保有するソフトバンクの業績や株価にも大きな影響を与えるとみられ、引き続き材料視されている。
アリババは既に引受幹事証券やアドバイザーを選定済みで、今月中にも上場を申請する見通し。業績拡大傾向を背景に、市場では調達額が200億ドル（約2兆円）近くに膨らむとの観測も浮上しているという。
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