前場コメント No5 三井不動産、新光電気工業、ＤＭＧ森精機、レンゴー、パイプドビッツなど
★9：46 三井不動産－もみ合い 「三井アウトレットパーク 木更津」が7月に規模を拡大
三井不動産<8801.T>が前日終値を挟んでもみ合い。同社は4月23日、第2期開発計画を進めていた「三井アウトレットパーク 木更津」（千葉県木更津市、運営：三井不動産商業マネジメント）について、7月17日に規模を拡大してオープンすると発表した。今回のスケールアップによって店舗数は現在の175店舗から248店舗へと拡大し、店舗数首都圏最多のアウトレットモールとなる。
三井不動産<8801.T>が前日終値を挟んでもみ合い。同社は4月23日、第2期開発計画を進めていた「三井アウトレットパーク 木更津」（千葉県木更津市、運営：三井不動産商業マネジメント）について、7月17日に規模を拡大してオープンすると発表した。今回のスケールアップによって店舗数は現在の175店舗から248店舗へと拡大し、店舗数首都圏最多のアウトレットモールとなる。
★9：50 新光電気工業－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 4Qは営業黒字転換も回復は緩やかなもよう
新光電気工業<6967.T>が3日ぶりに反発。ＳＭＢＣ日興証券では、4Qは営業黒字に転じるも、回復は緩やかなもようとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価を900円→830円と引き下げた。
会社側の業績修正を踏まえ、前14.3期以降の業績予想を見直し。PC向けMPU用パッケージが想定よりもやや下振れたとの印象で、業績予想に反映した。今15.3期以降はサーバー向けMPUパッケージの拡大が期待できると考えており、前14.3期よりも下方修正幅は小さくなっている。セクター内相対評価に基づく投資評価「2」は継続。PBR1倍割れの株価には割安感があるものの、カタリストに欠けると考えるとした。
新光電気工業<6967.T>が3日ぶりに反発。ＳＭＢＣ日興証券では、4Qは営業黒字に転じるも、回復は緩やかなもようとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価を900円→830円と引き下げた。
会社側の業績修正を踏まえ、前14.3期以降の業績予想を見直し。PC向けMPU用パッケージが想定よりもやや下振れたとの印象で、業績予想に反映した。今15.3期以降はサーバー向けMPUパッケージの拡大が期待できると考えており、前14.3期よりも下方修正幅は小さくなっている。セクター内相対評価に基づく投資評価「2」は継続。PBR1倍割れの株価には割安感があるものの、カタリストに欠けると考えるとした。
★9：53 ＤＭＧ森精－大幅高 前期業績を上方修正 受注好調で6期ぶり増配も
ＤＭＧ森精機<6141.T>が大幅高。同社は23日、好調な受注環境を背景に14.3期通期の連結営業利益が従来予想の80億円から上振れ、93億円（前の期比2.2倍）になったようだと発表した。市場予想の84億円を上回る見通しが示されたことで買いを集めている。
併せて、期末配当予想を従来の10円→12円（前の期は10円）に引き上げた。通期配当は22円（同20円）になる見込み。08年の50円から減配が続いていたが、6期ぶりの増配となる。
ＤＭＧ森精機<6141.T>が大幅高。同社は23日、好調な受注環境を背景に14.3期通期の連結営業利益が従来予想の80億円から上振れ、93億円（前の期比2.2倍）になったようだと発表した。市場予想の84億円を上回る見通しが示されたことで買いを集めている。
併せて、期末配当予想を従来の10円→12円（前の期は10円）に引き上げた。通期配当は22円（同20円）になる見込み。08年の50円から減配が続いていたが、6期ぶりの増配となる。
★9：55 レンゴー－野村が目標株価引き下げ 段ボール製品の値上げが進ちょくせず
レンゴー<3941.T>が反落。野村証券では、段ボール製品の値上げが進ちょくしておらず、業績の回復が遅れると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を575円→520円と引き下げた。
段ボール製品の値上げが遅れていることを考慮して、今15.3期以降の業績予想を下方修正。かつて、段ボール業界は、輸入品との競争がほとんどないことから、値上げを進めやすかった。しかし、現在、段ボール業界全体としては、数年前より収益性が下がっているものの、紙・板紙製品の中で採算が特段悪いわけではないこと、業界で生産能力の余剰感があることから、値上げで足並みがそろっていないと推定。中間製品の段ボール原紙の価格が2月以降に上昇していることから、4～6月期の後半には最終製品である段ボール製品（シート・ケース）の値上げも進ちょくしてくると予想し、今15.3期以降の業績は回復するとの見方を示した。
レンゴー<3941.T>が反落。野村証券では、段ボール製品の値上げが進ちょくしておらず、業績の回復が遅れると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を575円→520円と引き下げた。
段ボール製品の値上げが遅れていることを考慮して、今15.3期以降の業績予想を下方修正。かつて、段ボール業界は、輸入品との競争がほとんどないことから、値上げを進めやすかった。しかし、現在、段ボール業界全体としては、数年前より収益性が下がっているものの、紙・板紙製品の中で採算が特段悪いわけではないこと、業界で生産能力の余剰感があることから、値上げで足並みがそろっていないと推定。中間製品の段ボール原紙の価格が2月以降に上昇していることから、4～6月期の後半には最終製品である段ボール製品（シート・ケース）の値上げも進ちょくしてくると予想し、今15.3期以降の業績は回復するとの見方を示した。
★9：56 五洋建設とパイプドビッツ－反落 3年間にわたるBIM推進で業務提携
五洋建設<1893.T>、パイプドビッツ<3831.T>と、ともに反落。両社は4月23日、今後3年間にわたるBIM（ビム、Building Information Modeling）推進に関する業務提携に合意したと発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
BIMは、建築生産プロセスのグローバルスタンダードともいえるもの。国内では、2010年から国土交通省官庁営繕事業におけるBIM導入プロジェクトが始まっている。両社は、五洋建設の設計・施工技術とパイプドビッツのBIM技術を融合し、総合的なBIM環境の整備やBIMを適用した設計、施工、コンストラクションマネジメントの実現、クラウド＆シンクライアントBIM環境の運用、普及などを目的とした業務提携に合意した。
五洋建設<1893.T>、パイプドビッツ<3831.T>と、ともに反落。両社は4月23日、今後3年間にわたるBIM（ビム、Building Information Modeling）推進に関する業務提携に合意したと発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
BIMは、建築生産プロセスのグローバルスタンダードともいえるもの。国内では、2010年から国土交通省官庁営繕事業におけるBIM導入プロジェクトが始まっている。両社は、五洋建設の設計・施工技術とパイプドビッツのBIM技術を融合し、総合的なBIM環境の整備やBIMを適用した設計、施工、コンストラクションマネジメントの実現、クラウド＆シンクライアントBIM環境の運用、普及などを目的とした業務提携に合意した。
★9：58 カーチスＨＤ－小動き 自動車販売のアーバンを100％子会社化 九州の事業を強化
カーチスホールディングス<7602.T>が小動き。同社は4月23日の大引け後に、自動車の販売や修理・整備を行うアーバン（福岡県柳川市）を100％子会社とし、「カーチス九州販売」へ社名変更を行った上で、九州地域への販売網拡大を図ると発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
アーバンは民事再生手続きを申請していた会社で、スポンサーとしての支援要請があり、これを受諾。100％減資を行い、第三者割当増資を全すべてカーチスＨＤが引き受け、100％子会社とする。増資の取得価格は1000万円。
カーチスホールディングス<7602.T>が小動き。同社は4月23日の大引け後に、自動車の販売や修理・整備を行うアーバン（福岡県柳川市）を100％子会社とし、「カーチス九州販売」へ社名変更を行った上で、九州地域への販売網拡大を図ると発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
アーバンは民事再生手続きを申請していた会社で、スポンサーとしての支援要請があり、これを受諾。100％減資を行い、第三者割当増資を全すべてカーチスＨＤが引き受け、100％子会社とする。増資の取得価格は1000万円。
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