後場コメント No1 ネオス、ミクシィ、ファンケル、DLE、東京製鉄など

2014/07/22(火) 15:00
★12:30  ネオス-プラス再浮上 「まどか☆マギカ マジカルコイン」の開発を支援
 ネオス<3627.T>が朝高後に伸び悩んでいたものの、後場に入ってプラスに再浮上。同社は7月22日の前場引け後に、メディア・マジック(札幌市)のAndroidスマートフォン向けゲームアプリ「まどか☆マギカ マジカルコイン」の開発を支援したと発表した。
 アプリは「Google Play」でダウンロードできる。画面上のコインを手前に落としながらアイテムを集めるゲームアプリ。タップでコインを配置するだけの簡単操作で、手軽に楽しむことが可能。

★12:30  ミクシィ-プラス再浮上 「モンスト」の世界累計での利用者数が1000万人を突破
 ミクシィ<2121.T>がプラスに再浮上する展開。同社は7月22日の前場引け後に、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」の世界累計での利用者が、19日に1000万人を超えたと発表した。
 スマートフォンの特性を活用した、誰でも簡単に楽しめるアクションRPG。一緒にいる友だちと最大4人まで同時に遊べる協力プレイ(マルチプレイ)が特長で、2013年10月にサービスを開始している。

★12:31  ファンケル-バークレイズが「オーバーウエイト」継続 サプリメントの表示が規制緩和へ
 ファンケル<4921.T>が続伸。バークレイズ証券では、サプリメントの機能性表示に関する規制が緩和される点に注目。レーティング「オーバーウエイト」、目標株価1700円を継続した。
 7月18日に消費者庁が、サプリメントや健康食品で、体の部位への効果を表示することが可能となる最終報告書案を消費者庁の検討会に提出した点に着目。これによって、サプリメントや健康食品の機能性表示が解禁され、体の特定部位を対象とした効能を表示できるようになる。
 機能性表示は来年4月から可能になる予定。ファンケルにとっては、(1)サプリメント市場の拡大、(2)機能性表示は科学的根拠を示す必要があるため、研究所を持つファンケルは研究所を持たない中小企業より優位な可能性があるといったメリットがあり、業績拡大につながる見込み。また、ファンケルは栄養補助食品で大きく戦略転換を図っており、中高年向けをターゲットにした製品群を新しく発売する予定。中高年はより効果を求める傾向が高いと思われ、機能性表示緩和はファンケルの中高年向けサプリの売上増加の後押しにもなると思われるとした。

★12:32  DLE-もみ合い オリジナルIP「ぴったらず」が北米マーケットに進出
 ディー・エル・イー<3686.T>が前日終値レベルでもみ合い。同社は7月22日の前場引け後に、オリジナルIP「ぴったらず」を8月より、アメリカの地上波テレビ放送局「United Television Broadcasting Systems(UTB)」において放送すると発表した。
 2013年12月からすでに放送がスタートしている「秘密結社 鷹の爪」「にゅるにゅる!!KAKUSENくん」「ごはんかいじゅうパップ」に続く、既存アニメシリーズの第4弾。日常生活でちょくちょく起きている「ぴったりこないもどかしさ」、ありとあらゆるシチュエーションでさまざまなキャラクターたちが織り成す、噛み合わないコミュニケーションの世界を「ぴったらず」と呼び、2013年9月より、全国17劇場で劇場マナーCMも上映中。

★12:32  東京製鉄-野村が目標株価引き上げ 数量増で予想以上の好決算
 東京製鉄<5423.T>が大幅に5日続伸。野村証券では、やや出来すぎ感はあるものの、従来以上の業績が期待できると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を540円→590円と引き上げた。
 4~6月期は高い鋼材マージンに加え、販売数量が薄板などでも好調に推移し、予想以上の好決算。7~9月期以降はここまでの好業績は期待できないものの、従来の見方に比べると販売数量を確保できると判断し、業績予想を上方修正した。株価は今回の好決算を受け、短期的にはポジティブに反応する見込みで、業績にやや不透明感が出ている高炉などに比べると鉄鋼業界の中でも注目を集める可能性があるとした。
 ただし、数量増を牽引役の薄板の需給はすでに悪化しており、主力のH形鋼の在庫はまだ高水準にあると指摘。4~6月期の業績が当面のピークになるとの判断には変更はなく、強気スタンスをとるほどではないとした。


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