後場コメント No4 ファナック、信越化学、レッグス、マルハニチロ、カカクコムなど
★13：23 ファナック－野村が目標株価引き上げ 好決算でコンセンサス予想は増額される可能性
ファナック<6954.T>が4日続伸。野村証券では、好決算でコンセンサス予想は増額される可能性があると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を21600円→22000円と引き上げた。
1Q(4～6月期)の営業利益は664億円で、Quickコンセンサス622億円を上回って着地。世界の機械需要は先進国(日、欧、米)が堅調であり、中国はスマホ以外の循環的な需要に回復の兆しがあるとした。
同社は（1）スマホ向け(iPhone、中国ローカル)の受注と売り上げは2Qから減速するが、（2）スマホ以外向けのFA、ロボット売り上げは増える見込み。今15.3期営業利益予想の同コンセンサスは2185億円(会社予想2042億円)と低く、（2）を過小評価していると見るとした。野村では今15.3期営業利益予想を2350億円から2400億円へ小幅増額。
ファナック<6954.T>が4日続伸。野村証券では、好決算でコンセンサス予想は増額される可能性があると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を21600円→22000円と引き上げた。
1Q(4～6月期)の営業利益は664億円で、Quickコンセンサス622億円を上回って着地。世界の機械需要は先進国(日、欧、米)が堅調であり、中国はスマホ以外の循環的な需要に回復の兆しがあるとした。
同社は（1）スマホ向け(iPhone、中国ローカル)の受注と売り上げは2Qから減速するが、（2）スマホ以外向けのFA、ロボット売り上げは増える見込み。今15.3期営業利益予想の同コンセンサスは2185億円(会社予想2042億円)と低く、（2）を過小評価していると見るとした。野村では今15.3期営業利益予想を2350億円から2400億円へ小幅増額。
★13：28 信越化学－野村が目標株価引き上げ 半導体シリコンに頼らない構造を評価
信越化学工業<4063.T>が4日続伸。野村証券では、半導体シリコンに頼らない構造を評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を7050円→7400円と引き上げた。
半導体シリコン需要については足もとやや過熱感があると見ており、今15.3期下期には減速すると野村では予想しているが、自動車や海外向けシリコーン、ハイブリッド向けレアアース・マグネットなど、利益拡大の事業に広がりが見えている点を評価しているとした。シリコーンや電子・機能材料などの野村利益予想を増額。直近で原料のエチレン価格の上昇が見られることから、野村の塩ビ利益予想については引き下げた。
信越化学工業<4063.T>が4日続伸。野村証券では、半導体シリコンに頼らない構造を評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を7050円→7400円と引き上げた。
半導体シリコン需要については足もとやや過熱感があると見ており、今15.3期下期には減速すると野村では予想しているが、自動車や海外向けシリコーン、ハイブリッド向けレアアース・マグネットなど、利益拡大の事業に広がりが見えている点を評価しているとした。シリコーンや電子・機能材料などの野村利益予想を増額。直近で原料のエチレン価格の上昇が見られることから、野村の塩ビ利益予想については引き下げた。
★13：32 レッグス－S高買い気配 新規流通向けが予想以上 今期営業益32％増に上方修正
レッグス<4286.T>がストップ高買い気配。飲料や食品向け販促グッズの同社は24日、2014年12月期の営業利益が前期比32％増の6億円に膨らみそうだと発表した。従来予想の5.1億円を0.9億円上回る。加えて配当を期末に1円引き上げ、年13円にする。
流通と日用雑貨顧客向けが順調なうえ、4～6月期の新規の流通顧客向けが当初の予想を上回った。全社的な利益率改善活動も寄与する。配当も連結配当性向20％を目安とする方針から引き上げる。
レッグス<4286.T>がストップ高買い気配。飲料や食品向け販促グッズの同社は24日、2014年12月期の営業利益が前期比32％増の6億円に膨らみそうだと発表した。従来予想の5.1億円を0.9億円上回る。加えて配当を期末に1円引き上げ、年13円にする。
流通と日用雑貨顧客向けが順調なうえ、4～6月期の新規の流通顧客向けが当初の予想を上回った。全社的な利益率改善活動も寄与する。配当も連結配当性向20％を目安とする方針から引き上げる。
★13：34 マルハニチロ－反発 2014年秋季に発売する新商品・改良品を発表
マルハニチロ<1333.T>が反発。同社は7月24日、2014年秋季に発売する新商品、改良品を発表。これが材料視され、株価はしっかりとなっている。
今回発売する新商品は、「お客様の健康維持を一生涯お手伝いする」という考え方で「生涯健康計画」に沿って開発。魚には健康維持に必要な栄養素が多く含まれ、その代表がDHAであり、毎日の食事でおいしくDHAを食べらる商品を豊富にラインアップした。
グロッサリー食品は新商品13品、チルド食品は新商品5品、市販用冷凍食品は新商品33品、業務用食品は新商品33品、メディケア食品（介護食）は新商品6品を発売。新商品は合計90品で91億6000万円の売り上げを目指すとした。
マルハニチロ<1333.T>が反発。同社は7月24日、2014年秋季に発売する新商品、改良品を発表。これが材料視され、株価はしっかりとなっている。
今回発売する新商品は、「お客様の健康維持を一生涯お手伝いする」という考え方で「生涯健康計画」に沿って開発。魚には健康維持に必要な栄養素が多く含まれ、その代表がDHAであり、毎日の食事でおいしくDHAを食べらる商品を豊富にラインアップした。
グロッサリー食品は新商品13品、チルド食品は新商品5品、市販用冷凍食品は新商品33品、業務用食品は新商品33品、メディケア食品（介護食）は新商品6品を発売。新商品は合計90品で91億6000万円の売り上げを目指すとした。
★13：38 カカクコム－野村が目標株価引き下げ 4～6月期決算はブロードバンドの販売が弱そう
カカクコム<2371.T>が4日続伸。野村証券では、4～6月期決算はブロードバンドの販売が弱そうとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2400円→2300円と引き下げた。
今15.3期は、(1)「価格.com」の消費財およびサービス領域の充実による安定売上成長、(2)「食べログ」の予約機能導入による単価の上昇、(3)「4Travel」などを中心とした旅行・不動産の新たな成長エンジンの創出に期待が持てるとコメント。1Q(4～6月期)業績プレビューを踏まえ、今15.3期業績予想を下方修正したものの、強気の投資論点への影響は限定的だと考えるとした。
カカクコム<2371.T>が4日続伸。野村証券では、4～6月期決算はブロードバンドの販売が弱そうとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2400円→2300円と引き下げた。
今15.3期は、(1)「価格.com」の消費財およびサービス領域の充実による安定売上成長、(2)「食べログ」の予約機能導入による単価の上昇、(3)「4Travel」などを中心とした旅行・不動産の新たな成長エンジンの創出に期待が持てるとコメント。1Q(4～6月期)業績プレビューを踏まえ、今15.3期業績予想を下方修正したものの、強気の投資論点への影響は限定的だと考えるとした。
★13：41 サイバーエージェント－野村が「Buy」継続 決算は想定以下も構造改革で買いの好機
サイバーエージェント<4751.T>が5日ぶり急反落。野村証券では、事業構造改革による収益性改善に期待できるとコメント。レーティング「Buy」、目標株価5000円を継続した。
決算説明会で発表された「Ameba 事業の構造改革」で来15.9期の同事業の営業利益100億円達成を目指す方針が示された点はポジティブ。構造改革とは、(1)ブラウザー中心からアプリ中心へ戦略転換し、(2)1600→800名へ人員および諸経費を削減し、(3)事業全体を売り上げに見合った適正規模へ転換であるとした。
サイバーエージェント<4751.T>が5日ぶり急反落。野村証券では、事業構造改革による収益性改善に期待できるとコメント。レーティング「Buy」、目標株価5000円を継続した。
決算説明会で発表された「Ameba 事業の構造改革」で来15.9期の同事業の営業利益100億円達成を目指す方針が示された点はポジティブ。構造改革とは、(1)ブラウザー中心からアプリ中心へ戦略転換し、(2)1600→800名へ人員および諸経費を削減し、(3)事業全体を売り上げに見合った適正規模へ転換であるとした。
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