後場コメント No5 東海ゴム、ヤクルト、サイバーエージェント、日本電産、日立ハイテクなど
★13：43 東海ゴム－マイナス転換 1Q営業益19.4％減 のれん償却費響く
東海ゴム工業<5191.T>がマイナス転換。同社は28日13時30分、15.3期1Q（4～6月）の連結営業利益が15億円（前年同期比19.4％減）だったと発表した。上期見通し（55億円）に対する進ちょく率は27.7％にとどまった。
自動車用品部門でこれまで好調だったタイ子会社の業績が現地の政情不安により落ち込んだことに加えて、海外買収会社ののれん償却費負担が響いた。一般産業用品部門では、中国市場での建設工事案件の回復遅れなどのマイナス材料が収益を圧迫した。
東海ゴム工業<5191.T>がマイナス転換。同社は28日13時30分、15.3期1Q（4～6月）の連結営業利益が15億円（前年同期比19.4％減）だったと発表した。上期見通し（55億円）に対する進ちょく率は27.7％にとどまった。
自動車用品部門でこれまで好調だったタイ子会社の業績が現地の政情不安により落ち込んだことに加えて、海外買収会社ののれん償却費負担が響いた。一般産業用品部門では、中国市場での建設工事案件の回復遅れなどのマイナス材料が収益を圧迫した。
★13：45 ヤクルト－反落 中国・無錫市に「ヤクルト」を生産する工場を建設
ヤクルト本社<2267.T>が反落。同社は7月28日、1月に中国の江蘇省無錫市に「ヤクルト」を生産する「無錫ヤクルト」（無錫工場）を設立し、工場の建設を開始したと発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
中国では2015年以降も需要の伸長が見込まれることから、広州工場、上海工場、天津工場に続く無錫工場を建設し、2015年6月の生産開始を目指すとしている。
ヤクルト本社<2267.T>が反落。同社は7月28日、1月に中国の江蘇省無錫市に「ヤクルト」を生産する「無錫ヤクルト」（無錫工場）を設立し、工場の建設を開始したと発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
中国では2015年以降も需要の伸長が見込まれることから、広州工場、上海工場、天津工場に続く無錫工場を建設し、2015年6月の生産開始を目指すとしている。
★13：50 サイバーエージェント－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 決算はネガティブ
サイバーエージェント<4751.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、決算はネガティブだが、Ameba事業の構造改革は中期業績への安心感を醸成するとコメント。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は5100円→4800円と引き下げた。
3Q(4～6月期)営業利益(41億円)は、市場の期待(50億円前後と想定)や会社想定(下限50億円とコメント)を下回りネガティブな印象。全事業で想定以上にマージンが悪化し、特にAmeba事業が大幅に下振れ。これを受け、会社側はAmeba事業の構造改革を発表し、人員の縮小(約1600名→800名)とフルネイティブアプリ強化体制への転換を行うとした。Ameba事業は藤田社長の肝いり事業との印象が強いだけに、早期の構造改革の実施はややサプライズ。
同事業の厳しさの裏返しとも取れるが、「ガールフレンド(仮)」への高い売り上げ依存などによる同事業のビジビリティの低さは、株価の重しとなっていたと思われ、構造改革は安心感を醸成すると想定。決算を受けて株価が過剰にネガティブに反応すれば、投資妙味が増すとした。
サイバーエージェント<4751.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、決算はネガティブだが、Ameba事業の構造改革は中期業績への安心感を醸成するとコメント。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は5100円→4800円と引き下げた。
3Q(4～6月期)営業利益(41億円)は、市場の期待(50億円前後と想定)や会社想定(下限50億円とコメント)を下回りネガティブな印象。全事業で想定以上にマージンが悪化し、特にAmeba事業が大幅に下振れ。これを受け、会社側はAmeba事業の構造改革を発表し、人員の縮小(約1600名→800名)とフルネイティブアプリ強化体制への転換を行うとした。Ameba事業は藤田社長の肝いり事業との印象が強いだけに、早期の構造改革の実施はややサプライズ。
同事業の厳しさの裏返しとも取れるが、「ガールフレンド(仮)」への高い売り上げ依存などによる同事業のビジビリティの低さは、株価の重しとなっていたと思われ、構造改革は安心感を醸成すると想定。決算を受けて株価が過剰にネガティブに反応すれば、投資妙味が増すとした。
★13：53 日本電産－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ さらなる成長プレミアムを考慮
日本電産<6594.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、さらなる成長プレミアムを考慮し、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7000円→8700円と引き上げた。
アプリケーションミックスの急激な変化や積極的M&A（合併・買収）による規模拡大に伴う整理統合は、今15.3期でほぼ終了する見通し。一方、自動車電装化の加速や省エネ化、コードレス化の追い風を背景に、車載モーターや小型モーターの受注残は積み上がってきており、売り上げ成長と収益性向上によりセクター平均を大きく上回る利益成長が続くと予想した。同社が主張する第2次高度成長期入りに対するコンビクションが高まったと考え、目標株価を引き上げ。
日本電産<6594.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、さらなる成長プレミアムを考慮し、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7000円→8700円と引き上げた。
アプリケーションミックスの急激な変化や積極的M&A（合併・買収）による規模拡大に伴う整理統合は、今15.3期でほぼ終了する見通し。一方、自動車電装化の加速や省エネ化、コードレス化の追い風を背景に、車載モーターや小型モーターの受注残は積み上がってきており、売り上げ成長と収益性向上によりセクター平均を大きく上回る利益成長が続くと予想した。同社が主張する第2次高度成長期入りに対するコンビクションが高まったと考え、目標株価を引き上げ。
★13：58 日立ハイテク－ＪＰモルガンが「Overweight」へ引き上げ メディカルが強すぎる
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が大幅に5日続伸。ＪＰモルガン証券では、メディカルが強すぎるとコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2800円→3300円と引き上げた。
4～6月期の実績営業利益は上振れ幅が大きく、ポジティブサプライズ。収益性の高い医用分析装置が新興国と米国での大口案件により売り上げが伸びたことに加えて、電子デバイスは受注はファンドリー関連が弱含みとなったが、売り上げベースでは好調で利益も上振れた。
2Q業績計画もデバイスはほぼゼロ、医用は売上高横ばいだが利益は減益計画と明らかに保守的。年間計画は据え置かれたが、下期を見極めたいという同社の考えが反映されており、上半期の増額修正幅+35億円以上が期待できるとした。ＪＰモルガンの営業利益を410億円（事前385億円）へ引き上げ。科学・医用セグメントの利益構成比が過半を越えるため、サム・オブ・ザ・パーツでバリュエーションを予想。投資判断を引き上げ。
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が大幅に5日続伸。ＪＰモルガン証券では、メディカルが強すぎるとコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2800円→3300円と引き上げた。
4～6月期の実績営業利益は上振れ幅が大きく、ポジティブサプライズ。収益性の高い医用分析装置が新興国と米国での大口案件により売り上げが伸びたことに加えて、電子デバイスは受注はファンドリー関連が弱含みとなったが、売り上げベースでは好調で利益も上振れた。
2Q業績計画もデバイスはほぼゼロ、医用は売上高横ばいだが利益は減益計画と明らかに保守的。年間計画は据え置かれたが、下期を見極めたいという同社の考えが反映されており、上半期の増額修正幅+35億円以上が期待できるとした。ＪＰモルガンの営業利益を410億円（事前385億円）へ引き上げ。科学・医用セグメントの利益構成比が過半を越えるため、サム・オブ・ザ・パーツでバリュエーションを予想。投資判断を引き上げ。
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