〔Market Flash〕中間貯蔵施設の建設が始まる、関連銘柄は?~三菱UFJMS

2014/09/01(月) 14:28
【14:25】中間貯蔵施設の建設が始まる、関連銘柄は?~三菱UFJMS  三菱UFJモルガンスタンレー証券では、東京電力(9501)の福島第1原発事故で発生した汚染土などを処理する除染事業が前進する見通しとなったことを受け、中間貯蔵施設関連銘柄についてレポートしている。貯蔵施設で大量の防水シートなどが使用されることから繊維土木資材大手の前田工繊(7821)を挙げているほか、運搬用トラックのいすゞ(7202)、古河機械金属(5715)、建設の清水建(1803)、太平洋セメント(5233)、重機などレンタルの西尾レントオール(9699)などを取り上げている。 【14:00】労働力の希少化によって賃金上昇、非正規社員の正規化も加速~SMBC日興  SMBC日興証券では、労働需給の逼迫とともに、賃金は派遣社員など非正規雇用を中心に上昇傾向にあると指摘している。また、労働力が希少となる中、企業は労働投入量(人数×時間)を確保することを目的に、労働時間の長い正社員を増やしており、こうした賃金上昇と正規採用の比率の上昇によって一人当たりの所得の伸びが加速すると予想している。マクロの賃金(一人当たり賃金×雇用者数)増加は、年後半の個人消費を支えていくことが期待されると考えている。 【13:25】トヨタ生産計画 9、10月は下方修正され11月も低調が続く~バークレイズ  バークレイズ証券では、中部経済新聞がトヨタ自動車(7203)の9-11月生産計画を国内81万台、海外157万台と報じたことを受けリポートしている。9、10月の生産計画は国内外で下方修正され、11月も低調な水準が続くと見込んでいる。東南アジアを中心とした輸出の減少や、新興国の新車需要低迷が影響したもよう。8月26日付け日刊産業新聞などにもトヨタの生産計画の観測記事が出ているため、株価に与える影響はニュートラルとみているが、サプライヤーにとっては追加的な悪材料になったと考えている。 【12:50】フィナンシャルタイムズ紙のアベノミクス評価に注意~三菱UFJMS  三菱UFJモルガンスタンレー証券では、8月28日のFT(フィナンシャルタイムズ)紙が、「的を外すアベノミクス」という記事を掲載したことを紹介している。その骨子は、(1) アベノミクスの矢は、そもそも3本もなく、通貨下落の1本のみ(2)製造業の海外移転は続き、今や円安も有効な手段ではない(3)抜本的な構造改革に取り組むという約束を果たさなかった(4)日本株は最も優れた投資先から最も低迷する部類へ転落した(5)法人減税、自社株買いは皮相的で中身がないと判明するだろう(6)安倍総理は将来を見据えるより過去を回顧する政治家で真の改革者ではない、といった内容となっている。FT紙は海外のクォリティ・ペーパーとして認知されている。海千山千のヘッジファンドにすれば、新たな売り仕掛けのネタになる可能性もあり要注意と三菱UFJMSでは指摘している。 【11:00】商社セクター 短期的には利益への注目度が高まる~大手外資系証券  シティグループ証券では商社セクターに関して、中長期では株主還元、キャッシュフローへの高い関心が続くと想定しているが、短期材料としては利益への注目度が高まっていくと考えている。個別では純利益の進捗率が34%に達した三井物産(8031)や、増益計画の達成確度が高く映るがPERの低い丸紅(8002)の上値が軽くなると予想している。また、伊藤忠商事(8001)は進捗は想定並みだが自社株買いが下支えするとみており、住友商事(8053)は利益進捗が低く相対的にネガティブに映ると指摘している。 【10:40】CPIは11月以降にプラス幅が再び拡大するかが焦点~バークレイズ  バークレイズ証券では先週発表の7月のCPI(消費者物価指数)についてコメントしている。7月全国コアCPIは前年比+3.3%と市場予想通りの結果となり、消費税を除くベースも同+1.3%でともに6月と同水準となった。バークレイズでは10月頃まで前年比上昇幅が縮小するとみており、日銀の追加緩和の可能性を見る上では11月以降にプラス幅が再び拡大するかどうかが焦点と考えている。なお、バークレイズでは現時点では年内の追加緩和は予想していない。 【9:55】ユーロはECB理事会でいったん買い戻しが進む可能性~JPモルガン  JPモルガン証券では今週のECB理事会に関して、ECBは追加緩和に踏み切るとみているが、ソブリンQE(量的緩和)を実施するとは考えていない。ソブリンQEに対する期待も一定程度あるとみられることから、ECBがソブリンQEを実施しない場合、ユーロショートがかなり積み上がっているとみられる中、いったんはユーロの買い戻しが進む可能性が高いとみている。ただ、その後はソブリンQEに対する期待が持続する結果、ユーロは再び軟調地合いに戻る可能性もあると想定している。 【9:15】日本株の物色はグロース株優位が続くと予想~大和  大和証券の今週の相場見通しでは、日本株の物色の方向性はバリュー株に対して、グロース株の優位が続くと予想している。変化の有無は(1)金融、(2)資源・エネルギー、素材株の動向とみている。(1)に関しては金融業界に対する規制強化、公共性重視の流れはすぐに変わらないが、世界的な金利低下、長短金利のスプレッド低下の流れが将来変化する可能性はあるとみており、主要国の金融政策や米国の長期金利が鍵と考えている。(2)に関しては、中国経済が再び成長率を高めるのか、あるいは中国に代わる成長国が出現するかがポイントとなるが、そのどちらも難しいと予想している。 【8:45】寄り前気配は丸井G、伊予銀、日梱包、空港ビルなどが高い気配値  主力株の寄り前気配では、丸井G(8252) +4.23%、伊予銀(8385) +3.98%、日梱包(9072) +3.15%、空港ビル(9706) +2.68%、東海東京(8616) +2.50%、DOWA(5714) +2.47%、コニカミノル (4902) +2.45%、滋賀銀(8366) +2.33%、東海理化(6995) +2.28%、サンゲツ(8130) +2.20%などが高い気配値。  一方、三浦工(6005) -5.85%、日新鋼HD(5413) -5.79%、キョーリンH (4569) -5.78%、大塚HD(4578) -4.55%、キヤノンMJ(8060) -3.65%、ガイシ(5333) -3.59%、アイカ工(4206) -3.46%、日立化成(4217) -2.38%、伊藤園(2593) -2.11%、TSIHD(3608) -2.09%などが安い気配値となっている。
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