後場コメント No5 東レ、イオンファンタジー、日医工、アルバック、HISなど

2014/09/19(金) 15:00
★13:47  東レ-JPモルガンが新規「Overweight」 バリュエーションは割高ではない
 東レ<3402.T>が続伸。JPモルガン証券では、成長率の加速に鑑みれば、バリュエーションは割高ではないと判断。投資判断「Overweight」、目標株価890円として新規カバレッジを開始した。
 ビジネスモデルが確立された縫製品、炭素繊維をけん引役とした成長の実現性の高さが最大の魅力。ボーイング787の月産機数は今年に入って10機に増加したが、今後も2016年に12機、2019年に14機と増加していく計画のため、炭素繊維複合材料事業の成長見通しは極めて良好と言えるとした。

★13:47 ファンタジー-3日ぶり反発 8月の全店営業収益は2.2%減
 イオンファンタジー<4343.T>が3日ぶり反発。屋内遊園地の運営を行う同社は19日前引け後、8月度の国内単体営業収益(全店)が、前年同月比2.2%減の49億6700万円だったと発表した。既存店ベースでは、前年同月比4.1%減となった。ただ、株価への反応は限定的で、全体相場の上昇を受けしっかりの展開。
 売上高は前年同月に対し、1億1000万円のマイナスとなったが、消費増税分(マイナス2.8%)を加味すると前年の売り上げを維持した。

★13:51 日医工-JPモルガンが目標株価引き上げ 業績に安心感 ジェネリック好調変わらず
 日医工<4541.T>が9日ぶり反落。JPモルガン証券では、好調なジェネリック売り上げを受け、売上利益予想を上方修正。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2300円→2400円と引き上げた。
 取材後に業績予想を見直し。同社の事業ポートフォリオ上10数%の長期収載品事業を持つことから、業績の下押し要因になり得ると考え、会社予想を若干下回る売上予想をしてきたが、1Q以降トレンドが大きく変わらず、ジェネリック好調、アステラスからの工場買収効果もサポートし、業績には余裕がありそうとした。JPモルガンの今15.3期業績予想を売上高2%、営業利益4%引き上げ、それに合わせて目標株価を引き上げ。
 市場データによると、1Q売上高より、4~8月累計売上高の伸張率は、営業日減の影響もあるが3ポイント程度低下、調剤薬局での在庫積み増しの影響は一巡してきた。ただ、受託生産を除く部分で2割近い高成長を維持。会社上期計画19.5%増収予想は特に問題ないと考えるとした。

★13:55  アルバック-JPモルガンが目標株価引き下げ 1Q決算プレビュー:会社計画インライン
 アルバック<6728.T>が3日続伸。JPモルガン証券では、1Q(7~9月期)決算プレビュー・リポートを公表し、会社計画インラインと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を2300円→1500円と引き下げた。
 1Qプレビュー電話取材を経て、1Q営業利益はJPモルガンが推定する事前の会社計画10億円弱とほぼインラインでの進ちょくと予想。戦略的な開発費の増加についても計画通りの進ちょくの様子で、これを受け、通期業績予想を下方修正した。
 FPD関連受注は大型向けから中小型向けに投資が移っていく時期であるものの、本格寄与は2Q(10~12月期)以降で、1Qは改造案件や既存ラインの追加納入など小規模にとどまると予想。同様にSPEも業績の焦点は下期になるとの見方を示した。

★13:55  エイチ・アイエス-続落 学生旅行シーズンに向けて学生限定プラン 最大99%OFF
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が続落。同社は19日、東日本地区で、冬休み・春休みを利用した学生旅行シーズンに向けて、新たに学生限定の特別企画、商品、特典を発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
 例年11月前後に学生旅行の特典などを発表していたが、今年は昨年より2カ月早くパンフレットを発行。来店予約時に待ち時間を楽しめる施策として、旅の申し子割(名前に「旅」が入る人)初体験割(海外旅行が初めて!)、ピタリ割、(5人以上の予約で全員で100)ソーダ割(苗字がSODAさん)など適応条件の難易度に応じて6段階のレベルを設け500円割引から最大99%割引くキャンペーンを実施する。


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