後場コメント No2 セプテーニHD、カルナバイオ、ファストリ、川崎汽船、日本郵船など

2014/10/20(月) 15:00
★12:49  セプテーニHD-大幅高 連載型マンガ配信サービスで連載中7作品を単行本化
 セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が大幅高。同社連結子会社で、マンガコンテンツ事業を手がけるコミックスマート(東京都新宿区)は17日、スマートフォン、タブレット、PC向けに提供している連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!(ガンマ)」の人気作品を単行本化し、各電子書籍ストアで販売開始したと発表した。
 第一弾として単行本化するのは、連載開始当初より読者からの人気の高い7作品。単行本ならではの描き下ろしマンガやカラーイラスト、読者プレゼント企画など、さまざまな限定特典もつく。

★12:55  カルナバイオサイエンス-ストップ高買い気配 CDC7/ASKキナーゼ阻害薬で特許査定通知受領
 カルナバイオサイエンス<4572.T>がストップ高買い気配。同社は10月20日の前場引け後に、SBIバイオテック(東京都港区)と共同で創出し、SBIナイオの特許権に関する持ち分をすべて取得して、カルナバイオ単独で研究開発をおこなっているCDC7/ASKキナーゼ阻害薬の特許出願(発明の名称;新規フラノン誘導体)に関して、日本の特許庁より特許査定通知を受領したと発表した。
 特許庁におけるスーパー早期審査制度を活用したもので、早期の権利化が可能となった。さらに、同特許に関する特許庁からの特許査定通知の受領は、米国特許成立に続くものであり、日本においてもCDC7/ASKキナーゼ阻害薬に関する特許査定を受けたことにより、特許の権利が確保される地域が拡大したとしている。

★13:01  ファストリ-TIWが「2+」へ引き上げ 海外成長減速もデフレ銘柄としての人気当面継続
 ファーストリテイリング<9983.T>が3日ぶり反発。投資情報会社のTIWが、レーティングを「2」→「2+」と引き上げたことも材料視されているようだ。海外成長減速も、デフレ銘柄としての人気は当面継続と想定。
 今15.8期TIW予想ROE14.52%に対する直近PBR6.10倍のバリュエーションは、市場全体を大きく上回るが、ピークよりは小さいと指摘。国内における業績拡大継続期待とともに、デフレ銘柄としての同社への評価が高い状況は当面続くと見て、株価パフォーマンスを「やや強気」に1段階引き上げた。

★13:05  川崎汽船-JPモルガンが目標株価引き下げ トップピックを継続
 川崎汽船<9107.T>が反発。JPモルガン証券では、投資判断「Overweight」、トップピック推奨を継続した。目標株価は310円→270円と引き下げた。
 2Qにおいては、欧州航路(往航)の運賃指数が78と会社想定の81を下回ったものの、北米航路(往航)の運賃指数が102と会社想定の99を上回ったもよう。全体として荷動きが依然と堅調で、ロードファクターが9割以上の高い水準を維持。3Q以降、季節的要因で需要が減少するものの、冬季減便などの供給削減で運賃が大きく下落しない見通し。
 なお、マーケットで欧州の景気動向が懸念されているが、JPモルガンでは先行きの景気回復を楽観視しているとし、同社の連結売上高に占める欧州航路の比率が12%にとどまることから、同社コンテナ船事業の経常利益が今後3年間増えていく見通しを維持するとした。

★13:08  日本郵船-JPモルガンが目標株価引き下げ 石炭市況の影響が相対的に小さい
 日本郵船<9101.T>が続伸。JPモルガン証券では、石炭市況の影響が相対的に小さいとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は370円→290円と引き下げた。
 上期においては、欧州航路(往航)と北米航路(往航)の運賃指数がそれぞれ73と91で、会社想定の74と92を少し下回った。全体として荷動きが依然と堅調で、ロードファクターが9割以上の高い水準を維持。3Q以降、季節的要因で需要が減少するものの、冬季減便などの供給削減で運賃が大きく下落しない見通し。
 なお、マーケットで欧州の景気動向が懸念されているが、JPモルガンでは先行きの景気回復を楽観視しているとし、同社の連結売上高に占める欧州航路の比率が7%にとどまることから、同社コンテナ船事業の経常利益が今後3年間増えていく見通しを維持するとした。


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