前場コメント No7 東レ、東洋電機製造、フォスター電機、日立マクセル、三菱重工業など
★9：44 東レ－反落 台湾でそう痒症改善剤「TRK-820」のライセンス契約を締結
東レ<3402.T>が反落。同社は10月22日、台湾のOrient EuroPharma（台北市、OEP）と、東レが開発したそう痒症改善剤「TRK-820」（一般名：ナルフラフィン塩酸塩）について、台湾における血液透析そう痒症に関するライセンス契約を締結したと発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
契約により、OEPが台湾で独占的に開発と販売を行う。「TRK-820」は、オピオイドκ（カッパ）受容体に対する選択性の高い作動薬で、日本において、血液透析患者におけるそう痒症改善剤「レミッチ」（製造販売元：東レ、販売元：鳥居薬品、提携：ＪＴ）として、2009年3月より販売されている。
東レ<3402.T>が反落。同社は10月22日、台湾のOrient EuroPharma（台北市、OEP）と、東レが開発したそう痒症改善剤「TRK-820」（一般名：ナルフラフィン塩酸塩）について、台湾における血液透析そう痒症に関するライセンス契約を締結したと発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
契約により、OEPが台湾で独占的に開発と販売を行う。「TRK-820」は、オピオイドκ（カッパ）受容体に対する選択性の高い作動薬で、日本において、血液透析患者におけるそう痒症改善剤「レミッチ」（製造販売元：東レ、販売元：鳥居薬品、提携：ＪＴ）として、2009年3月より販売されている。
★9：49 東洋電機製造－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 受注は依然好調で下期ばん回は可能
東洋電機製造<6505.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、交通の収益改善に遅れも受注は依然好調で、下期ばん回は可能と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は500円→470円と引き下げた。
投資評価「1」継続の理由は、目標株価が現行株価に対して30％程度の上値余地があるほか、足もとでは費用の先行計上などで収益改善が遅れているとはいえ、主力の交通事業の受注・売上高は好調を持続しており、今下期からは収益貢献も期待されるため。経済環境が厳しさを増す中でも、相対的に堅調を維持する可能性が高いとの見方を示した。
東洋電機製造<6505.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、交通の収益改善に遅れも受注は依然好調で、下期ばん回は可能と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は500円→470円と引き下げた。
投資評価「1」継続の理由は、目標株価が現行株価に対して30％程度の上値余地があるほか、足もとでは費用の先行計上などで収益改善が遅れているとはいえ、主力の交通事業の受注・売上高は好調を持続しており、今下期からは収益貢献も期待されるため。経済環境が厳しさを増す中でも、相対的に堅調を維持する可能性が高いとの見方を示した。
★9：51 フォスター電－急伸 今期上方修正で一転営業増益 車載向けスピーカー好調
フォスター電機<6794.T>が急伸。同社は22日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の50億円を上振れ、68億円（前年同期比12.9％増）になりそうだと発表した。市場予想（58億円）を上振れる。
上期に車載向けスピーカーの出荷数量が好調に推移。主力顧客向けヘッドセットの販売数量も当初計画より増加したため、通期業績も一転して営業増益見込みとなった。なお業績予想の前提となる為替レートは、期初計画値1ドル100円を105円、1ユーロ135円を140円に見直している。
フォスター電機<6794.T>が急伸。同社は22日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の50億円を上振れ、68億円（前年同期比12.9％増）になりそうだと発表した。市場予想（58億円）を上振れる。
上期に車載向けスピーカーの出荷数量が好調に推移。主力顧客向けヘッドセットの販売数量も当初計画より増加したため、通期業績も一転して営業増益見込みとなった。なお業績予想の前提となる為替レートは、期初計画値1ドル100円を105円、1ユーロ135円を140円に見直している。
★9：52 日立マクセル－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 16.3期回復に期待
日立マクセル<6810.T>が大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、通期下方修正は想定以上も、構造改革と合わせて来16.3期回復に期待とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は2400円→2100円と引き下げた。
10月22日引け後に発表された今15.3期上期計画は、ほぼプレビュー予想と一致するものの、通期会社計画は大幅に下振れ。スマホ向けリチウムイオン電池の下期での苦戦を織り込んだとのこと。ハイエンドスマホはアップルの独り勝ちの状況で、非アップル顧客比率の高い同社が影響を受けているもよう。保守的な計画にみえるが、現時点でアップル以外のメーカーがシェアをばん回する見通しは乏しいと判断し、今15.3期予想を会社計画並みに引き下げた。
日立マクセル<6810.T>が大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、通期下方修正は想定以上も、構造改革と合わせて来16.3期回復に期待とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は2400円→2100円と引き下げた。
10月22日引け後に発表された今15.3期上期計画は、ほぼプレビュー予想と一致するものの、通期会社計画は大幅に下振れ。スマホ向けリチウムイオン電池の下期での苦戦を織り込んだとのこと。ハイエンドスマホはアップルの独り勝ちの状況で、非アップル顧客比率の高い同社が影響を受けているもよう。保守的な計画にみえるが、現時点でアップル以外のメーカーがシェアをばん回する見通しは乏しいと判断し、今15.3期予想を会社計画並みに引き下げた。
★9：53 三菱重工業－小幅反落 ベトナムの民間航空機生産会社の新工場で777向け乗降扉を生産開始
三菱重工業<7011.T>が小幅反落。同社は10月22日、100％出資するベトナムの民間航空機生産会社ＭＨＩエアロスペース・ベトナム（MHIVA）が首都ハノイに建設していた新工場が完成し、米国ボーイング社の大型旅客機777向け乗降扉の生産を開始したと発表した。
新工場は、ハノイ郊外のタンロン工業団地にあるMHIVA本社工場を増築するかたちで建設を進めてきたもの。三菱重の名古屋航空宇宙システム製作所からの生産移管により、初期段階では777乗降扉の構造組立作業のみを行い、引き続いて艤装組立作業を含む全組立工程をMHIVA単独で担う方針。なお、MHIVAでは、ボーイング社の小型旅客機737向けインボード・フラップで、累計1000機目の出荷を達成したとしている。
三菱重工業<7011.T>が小幅反落。同社は10月22日、100％出資するベトナムの民間航空機生産会社ＭＨＩエアロスペース・ベトナム（MHIVA）が首都ハノイに建設していた新工場が完成し、米国ボーイング社の大型旅客機777向け乗降扉の生産を開始したと発表した。
新工場は、ハノイ郊外のタンロン工業団地にあるMHIVA本社工場を増築するかたちで建設を進めてきたもの。三菱重の名古屋航空宇宙システム製作所からの生産移管により、初期段階では777乗降扉の構造組立作業のみを行い、引き続いて艤装組立作業を含む全組立工程をMHIVA単独で担う方針。なお、MHIVAでは、ボーイング社の小型旅客機737向けインボード・フラップで、累計1000機目の出荷を達成したとしている。
★10：01 ディスコ－続伸 第2四半期連結売上高は前年同期比25.4％増
ディスコ<6146.T>が続伸。同社は10月22日の大引け後に、今15.3期第2四半期連結売上高の速報値を発表し、前年同期比25.4％増、前四半期比9.8％増となったことが好感されているようだ。
個別業績では、売上高が2四半期連続で過去最高を更新し、製品構成の変化や為替の影響などにより、GP率は前四半期や前年同期と比べて改善。そのため、販売管理費は高い水準であったものの、四半期の個別営業利益としては過去最高を更新したとしている。
ディスコ<6146.T>が続伸。同社は10月22日の大引け後に、今15.3期第2四半期連結売上高の速報値を発表し、前年同期比25.4％増、前四半期比9.8％増となったことが好感されているようだ。
個別業績では、売上高が2四半期連続で過去最高を更新し、製品構成の変化や為替の影響などにより、GP率は前四半期や前年同期と比べて改善。そのため、販売管理費は高い水準であったものの、四半期の個別営業利益としては過去最高を更新したとしている。
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