後場コメント No2 石塚硝子、三井住友トラスト、中部飼料、アサヒ、キリンＨＤなど
★12：53 石塚硝－大幅安 価格是正遅れ通期業績下方修正 中国工場食器製造も閉鎖へ
石塚硝子<5204.T>が大幅安。ガラス瓶大手である同社は22日、15.3月期通期の連結営業益見通しを9.0億円→3.5億円（前期10.2億円）に引き下げた。電力価格の高止まりや、輸入諸資材価格の高騰、販売価格是正の遅れが響く。
併せて、ガラス食器などを製造する中国工場（広東省）を2016年末までに閉鎖すると発表。同工場は10年12月に生産を始め、中国国内や北米・中東などに製品を供給していたが、人件費の上昇や価格競争などにより採算が悪化していた。同社の海外生産拠点はなくなる。
15.3期上期（4～9月）の営業利益は4.6億円（前年同期比48.7％減）だった。従来予想（6.0億円）を下振れて着地した。
石塚硝子<5204.T>が大幅安。ガラス瓶大手である同社は22日、15.3月期通期の連結営業益見通しを9.0億円→3.5億円（前期10.2億円）に引き下げた。電力価格の高止まりや、輸入諸資材価格の高騰、販売価格是正の遅れが響く。
併せて、ガラス食器などを製造する中国工場（広東省）を2016年末までに閉鎖すると発表。同工場は10年12月に生産を始め、中国国内や北米・中東などに製品を供給していたが、人件費の上昇や価格競争などにより採算が悪化していた。同社の海外生産拠点はなくなる。
15.3期上期（4～9月）の営業利益は4.6億円（前年同期比48.7％減）だった。従来予想（6.0億円）を下振れて着地した。
★12：55 三井住友トラスト－小幅反落 三井住友信託銀行が台湾の中国信託ホールディングと提携へ
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が小幅反落。12時のＮＨＫニュースで、傘下の三井住友信託銀行が、日本企業のアジアへの進出を支援するため、台湾の大手金融グループとの間で包括的な業務提携を結ぶ方向で最終調整を進めていることがわかったと伝えられた。
関係者の話として伝えたもの。業務提携に向けて協議しているのは台湾大手の民間銀行「中国信託商業銀行」を傘下にもつ「中国信託ホールディング」。双方の取引先の紹介や日本企業が台湾で口座を開設する際の支援など、包括的な業務提携を結ぶ方向で最終的な調整を進めているとされた。中国信託は銀行や生命保険、証券など、総合的な金融事業を手がけているほか、取引先には中国との取り引きを持つ企業も多い。
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が小幅反落。12時のＮＨＫニュースで、傘下の三井住友信託銀行が、日本企業のアジアへの進出を支援するため、台湾の大手金融グループとの間で包括的な業務提携を結ぶ方向で最終調整を進めていることがわかったと伝えられた。
関係者の話として伝えたもの。業務提携に向けて協議しているのは台湾大手の民間銀行「中国信託商業銀行」を傘下にもつ「中国信託ホールディング」。双方の取引先の紹介や日本企業が台湾で口座を開設する際の支援など、包括的な業務提携を結ぶ方向で最終的な調整を進めているとされた。中国信託は銀行や生命保険、証券など、総合的な金融事業を手がけているほか、取引先には中国との取り引きを持つ企業も多い。
★13：03 中部飼料－大幅反落 通期下方修正 豚に流行性下痢 飼育頭数減少で競争激化
中部飼料<2053.T>が大幅反落。配合飼料大手の同社は22日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の27.0億円を下振れ、18.5億円（前年同期比24.1％減）になりそうだと発表した。一転して営業減益となる。
上期は豚流行性下痢の発生に伴う豚飼育頭数の減少や、牛の飼育頭数の減少などを受け、厳しい事業環境となった。そのような中で、主力の飼料事業では飼料販売数量は前年同期を上回ったものの、競争激化により原料価格上昇分を飼料販売価格に転嫁することができず、利益圧迫要因となった。
中部飼料<2053.T>が大幅反落。配合飼料大手の同社は22日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の27.0億円を下振れ、18.5億円（前年同期比24.1％減）になりそうだと発表した。一転して営業減益となる。
上期は豚流行性下痢の発生に伴う豚飼育頭数の減少や、牛の飼育頭数の減少などを受け、厳しい事業環境となった。そのような中で、主力の飼料事業では飼料販売数量は前年同期を上回ったものの、競争激化により原料価格上昇分を飼料販売価格に転嫁することができず、利益圧迫要因となった。
★13：04 アサヒ－バークレイズが目標株価引き上げ 今期計画に対してやや下振れるとの見方は不変
アサヒグループホールディングス<2502.T>が小幅反落。バークレイズ証券では、「2Qまでの貯金を使いきってしまっただろう3Q決算」とコメント。レーティング「イコールウエイト」を継続した。目標株価は2680円→3070円と引き上げた。
同社は今14.12期1～2Qの営業利益（OP）上振れ分（計画：370億円、実績：437億円）を反映する形で、決算発表時に通期OP計画を1230億円→1270億円に上方修正。すなわち、下期計画を30億円弱下方修正。バークレイズでは、その下期計画の達成は困難だと考えるとした。理由は、数量未達分をコスト削減では相殺できないと予想するため。
なお、グローバル景況感の先行き不透明感を反映する形で食品セクターの収益安定性が再評価されており、業績予想は微修正にとどめるとした。
アサヒグループホールディングス<2502.T>が小幅反落。バークレイズ証券では、「2Qまでの貯金を使いきってしまっただろう3Q決算」とコメント。レーティング「イコールウエイト」を継続した。目標株価は2680円→3070円と引き上げた。
同社は今14.12期1～2Qの営業利益（OP）上振れ分（計画：370億円、実績：437億円）を反映する形で、決算発表時に通期OP計画を1230億円→1270億円に上方修正。すなわち、下期計画を30億円弱下方修正。バークレイズでは、その下期計画の達成は困難だと考えるとした。理由は、数量未達分をコスト削減では相殺できないと予想するため。
なお、グローバル景況感の先行き不透明感を反映する形で食品セクターの収益安定性が再評価されており、業績予想は微修正にとどめるとした。
★13：09 キリンＨＤ－バークレイズが目標株価引き上げ 底割れ続ける業績
キリンホールディングス<2503.T>が続伸。バークレイズ証券では、底割れ続ける業績とコメント。レーティング「アンダーウエイト」を継続、目標株価を1230円→1210円と引き下げた。
同社は今14.12期上期決算発表時に、国内外の飲料事業に対する営業利益（OP）計画を下方修正。日本：635億円→615億円、海外：380億円→350億円とされたが、連結OPへの影響は、協和発酵キリンのOP上方修正により限定的であったと指摘。ただし、足もとの動向を踏まえて、バークレイズ予想にはさらなるダウンサイドリスクを織り込んだとした。国内とブラジルでは厳しいマクロ環境や熾烈な競合環境を背景に、当面の間、苦難が続く見込み。
なお、グローバル景況感の先行き不透明感を反映する形で食品セクターの収益安定性が再評価されており、業績予想の修正にも関わらず、目標株価の変更は限定的とした。
キリンホールディングス<2503.T>が続伸。バークレイズ証券では、底割れ続ける業績とコメント。レーティング「アンダーウエイト」を継続、目標株価を1230円→1210円と引き下げた。
同社は今14.12期上期決算発表時に、国内外の飲料事業に対する営業利益（OP）計画を下方修正。日本：635億円→615億円、海外：380億円→350億円とされたが、連結OPへの影響は、協和発酵キリンのOP上方修正により限定的であったと指摘。ただし、足もとの動向を踏まえて、バークレイズ予想にはさらなるダウンサイドリスクを織り込んだとした。国内とブラジルでは厳しいマクロ環境や熾烈な競合環境を背景に、当面の間、苦難が続く見込み。
なお、グローバル景況感の先行き不透明感を反映する形で食品セクターの収益安定性が再評価されており、業績予想の修正にも関わらず、目標株価の変更は限定的とした。
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