後場コメント No1 小糸製作所、日立ハイテク、日新製鋼、関西ペイント、三井物産など
★12：30 小糸製作所－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ ヘッドランプのLED化ストーリーは終わらない
小糸製作所<7276.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、ヘッドランプのLED化がもたらす収益機会を従来よりもポジティブに評価。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を2700円→3300円と引き上げた。
主力のヘッドランプは、（1）LEDランプの搭載拡大による付加価値向上、（2）同業他社に対する技術優位性を背景とした受注シェア拡大などから、部品業界の中で高い中期成長性を評価。トヨタ、日産、ホンダなどに加えて、欧米顧客への供給が増加していると注目。LEDは15年度に同社ヘッドランプのうち15％を占める水準まで普及が拡大する見込みとした。
小糸製作所<7276.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、ヘッドランプのLED化がもたらす収益機会を従来よりもポジティブに評価。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を2700円→3300円と引き上げた。
主力のヘッドランプは、（1）LEDランプの搭載拡大による付加価値向上、（2）同業他社に対する技術優位性を背景とした受注シェア拡大などから、部品業界の中で高い中期成長性を評価。トヨタ、日産、ホンダなどに加えて、欧米顧客への供給が増加していると注目。LEDは15年度に同社ヘッドランプのうち15％を占める水準まで普及が拡大する見込みとした。
★12：32 日立ハイテク－野村が目標株価引き上げ 足もとは科学・医用 ここからは製造装置に期待
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日続伸。野村証券では、足もとは科学・医用、ここからは製造装置に期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3517円→3680円と引き上げた。
今15.3期上期の売上高は前年同期比7.9％増収の3135億円となり、会社計画を15億円未達となったが、営業利益は前期比3.5倍の223億円と会社計画を51億円超過。上期の業績好調を受けて、会社は今15.3期通期の業績予想を上方修正した。野村の業績予想も、決算の内容を反映して若干修正。同社に対する見方に大きな変更はなく、投資判断は「Buy」を継続。
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日続伸。野村証券では、足もとは科学・医用、ここからは製造装置に期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3517円→3680円と引き上げた。
今15.3期上期の売上高は前年同期比7.9％増収の3135億円となり、会社計画を15億円未達となったが、営業利益は前期比3.5倍の223億円と会社計画を51億円超過。上期の業績好調を受けて、会社は今15.3期通期の業績予想を上方修正した。野村の業績予想も、決算の内容を反映して若干修正。同社に対する見方に大きな変更はなく、投資判断は「Buy」を継続。
★12：32 サクサＨＤ－反発 オフィス運営代理人システムシリーズで「SS3000」を販売
サクサホールディングス<6675.T>が反発。同社は10月24日11時に、傘下のサクサ（東京都港区）が、情報システム部門のない中小規模オフィスに展開するオフィス運営代理人システム「Office AGENT」シリーズの1つとして、UTM（統合脅威管理アプライアンス）「SS3000」の販売を11月から開始すると発表した。
製品ラインアップとして、これまで20ユーザー向けの1機種のみだったが、ウイルス定義ファイルの5年間自動更新がそれぞれ付いた10ユーザー向けの「Std」とWi-Fi機能を搭載した50ユーザー向け「Pro」タイプの2機種を追加し、ラインアップを充実させた。
サクサホールディングス<6675.T>が反発。同社は10月24日11時に、傘下のサクサ（東京都港区）が、情報システム部門のない中小規模オフィスに展開するオフィス運営代理人システム「Office AGENT」シリーズの1つとして、UTM（統合脅威管理アプライアンス）「SS3000」の販売を11月から開始すると発表した。
製品ラインアップとして、これまで20ユーザー向けの1機種のみだったが、ウイルス定義ファイルの5年間自動更新がそれぞれ付いた10ユーザー向けの「Std」とWi-Fi機能を搭載した50ユーザー向け「Pro」タイプの2機種を追加し、ラインアップを充実させた。
★12：34 日新製鋼－野村が新規「Neutral」 17.3期の飛躍に期待してカバレッジ開始
日新製鋼<5413.T>が朝高後に伸び悩む展開。野村証券では、ステンレス製鋼工程の再編により、17.3期以降に本格的に収益改善と予想。レーティング「Neutral」、目標株価1000円として新規カバレッジを開始した。
同社はステンレス比率の高い高炉メーカーであり、17.3期にはステンレス製鋼工程の集約により、収益が大きく改善する可能性がある点で注目できるとコメント。ただし、目先の利益成長は鉄鋼メーカーの中で目立つものではなく、現時点では株価バリュエーションでプレミアムを付与するほどではないと指摘。投資判断「Neutral」でカバーを開始した。製鋼工程を集約した後に収益が改善する確度が高まれば、投資判断見直しの契機になるとした。
日新製鋼<5413.T>が朝高後に伸び悩む展開。野村証券では、ステンレス製鋼工程の再編により、17.3期以降に本格的に収益改善と予想。レーティング「Neutral」、目標株価1000円として新規カバレッジを開始した。
同社はステンレス比率の高い高炉メーカーであり、17.3期にはステンレス製鋼工程の集約により、収益が大きく改善する可能性がある点で注目できるとコメント。ただし、目先の利益成長は鉄鋼メーカーの中で目立つものではなく、現時点では株価バリュエーションでプレミアムを付与するほどではないと指摘。投資判断「Neutral」でカバーを開始した。製鋼工程を集約した後に収益が改善する確度が高まれば、投資判断見直しの契機になるとした。
★12：34 関西ペイント－野村が目標株価引き上げ アジアでは苦戦もインドは好調で全体をけん引
関西ペイント<4613.T>が5日続伸。野村証券では、インド、日本、アジアの動向を新たに織り込んだとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1450円→1550円と引き上げた。
日本、アジア事業の足もとは軟調だが、インド事業の好調や、ナフサ価格の下落などの影響を新たに織り込み、野村予想を上方修正。評価が高まるには収益が伸び悩んでいるアジア、南ア市場での事業基盤のさらなる強化が必要と指摘した。日本については、今15.3期の収益改善策の遅れは下期の原料価格下落で補うと想定。
関西ペイント<4613.T>が5日続伸。野村証券では、インド、日本、アジアの動向を新たに織り込んだとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1450円→1550円と引き上げた。
日本、アジア事業の足もとは軟調だが、インド事業の好調や、ナフサ価格の下落などの影響を新たに織り込み、野村予想を上方修正。評価が高まるには収益が伸び悩んでいるアジア、南ア市場での事業基盤のさらなる強化が必要と指摘した。日本については、今15.3期の収益改善策の遅れは下期の原料価格下落で補うと想定。
★12：41 三井物産－もみ合い 苫小牧の木質バイオマス発電事業会社へ出資参画
三井物産<8031.T>が前日終値を挟んでもみ合い。同社は10月24日、木質バイオマス発電を行う、苫小牧バイオマス発電（北海道苫小牧市）に出資参画すると発表した。
林地の未利用木材を年間約6万トン活用し、発電端出力は約5.8メガワット（送電端出力：5メガワット）、年間発電量は約4000万キロワットアワー（一般家庭約1万世帯分の年間使用電力量に相当） を見込む。設備稼働は2016年12月の予定。新会社には三井物の40％のほか、イワクラ（北海道苫小牧市）、住友林業<1911.T>、北海道ガス<9534.T>が各20％を出資する。
三井物産<8031.T>が前日終値を挟んでもみ合い。同社は10月24日、木質バイオマス発電を行う、苫小牧バイオマス発電（北海道苫小牧市）に出資参画すると発表した。
林地の未利用木材を年間約6万トン活用し、発電端出力は約5.8メガワット（送電端出力：5メガワット）、年間発電量は約4000万キロワットアワー（一般家庭約1万世帯分の年間使用電力量に相当） を見込む。設備稼働は2016年12月の予定。新会社には三井物の40％のほか、イワクラ（北海道苫小牧市）、住友林業<1911.T>、北海道ガス<9534.T>が各20％を出資する。
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