後場コメント No3 シスメックス、日本電産、キヤノンＭＪ、藤商事、指月電機製作所など
★13：09 シスメックス－上げ幅拡大 上期営業益47％増に上方修正 粗利率改善や販管費抑制で
シスメックス<6869.T>が上げ幅拡大。検体検査機器大手である同社は24日13時、15.3期上期（4～9月期）の連結営業利益が従来予想の160億円を上振れ、201億円（前年同期比46.6％増）になったようだと発表した。為替の円安が寄与したほか、粗利率の改善や販管費の抑制効果が出た。
シスメックス<6869.T>が上げ幅拡大。検体検査機器大手である同社は24日13時、15.3期上期（4～9月期）の連結営業利益が従来予想の160億円を上振れ、201億円（前年同期比46.6％増）になったようだと発表した。為替の円安が寄与したほか、粗利率の改善や販管費の抑制効果が出た。
★13：09 日本電産－ＪＰモルガンが「Overweight」継続 大型M&Aが決まる前のエントリーを推奨
日本電産<6594.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、次期大型M&A（合併・買収）を考察とコメント。投資判断「Overweight」、目標株価9000円を継続した。
業績予想および15年度PER24倍で算出した目標株価9000円を据え置き。2Q決算説明会では短期的に株価を動かすアップビートな話はなかったと考えるが、抜群の中期成長力を有する同社株への中長期投資タイミングの好機と判断。また、ＪＰモルガンでは会社側が公言している数千億円レベルの大型M&Aは昨年10月末に発表されたエレシス買収を上回るシナジーにより、同社のスケールを一段と引き上げるものとの見方を示し、大型M&Aが決まる前のエントリーを推奨するとした。
日本電産<6594.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、次期大型M&A（合併・買収）を考察とコメント。投資判断「Overweight」、目標株価9000円を継続した。
業績予想および15年度PER24倍で算出した目標株価9000円を据え置き。2Q決算説明会では短期的に株価を動かすアップビートな話はなかったと考えるが、抜群の中期成長力を有する同社株への中長期投資タイミングの好機と判断。また、ＪＰモルガンでは会社側が公言している数千億円レベルの大型M&Aは昨年10月末に発表されたエレシス買収を上回るシナジーにより、同社のスケールを一段と引き上げるものとの見方を示し、大型M&Aが決まる前のエントリーを推奨するとした。
★13：15 日立ハイテク－バークレイズが目標株価引き上げ リスク織り込んで業績は堅調に拡大
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日続伸。バークレイズ証券では、リスク織り込んで業績は堅調に拡大していると判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を3300円→3600円と引き上げた。
上期実績は営業利益223億円で、会社計画比51億円、バークレイズ予想比26億円上振れ。1Q時点での上方修正数値に対して電子デバイスで24億円、科学・医用システムで15億円上振れた。電子デバイスはプロセス、後工程が堅調。メディカルも2Q売り上げは1Q比減速したが、計画に対しては上振れた。2Q受注はSPEが267億円で、ほぼ1Q並み、計画比44億円上振れ。測長SEMは計画を下回ったがプロセスが回復。後工程も堅調。メディカルは251億円で、計画に対して60億円強上振れ。4四半期連続して250億円を上回る水準が継続。
会社は1Q時点で通期は変更していなかったが、今回通期予想を引き上げ。営業利益は従来予想350億円から385億円に引き上げ。
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日続伸。バークレイズ証券では、リスク織り込んで業績は堅調に拡大していると判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を3300円→3600円と引き上げた。
上期実績は営業利益223億円で、会社計画比51億円、バークレイズ予想比26億円上振れ。1Q時点での上方修正数値に対して電子デバイスで24億円、科学・医用システムで15億円上振れた。電子デバイスはプロセス、後工程が堅調。メディカルも2Q売り上げは1Q比減速したが、計画に対しては上振れた。2Q受注はSPEが267億円で、ほぼ1Q並み、計画比44億円上振れ。測長SEMは計画を下回ったがプロセスが回復。後工程も堅調。メディカルは251億円で、計画に対して60億円強上振れ。4四半期連続して250億円を上回る水準が継続。
会社は1Q時点で通期は変更していなかったが、今回通期予想を引き上げ。営業利益は従来予想350億円から385億円に引き上げ。
★13：20 キヤノンＭＪ－バークレイズが目標株価引き上げ SLRの回復は遅れも利益は上振れ
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が5日ぶり反落。バークレイズ証券では、SLRの回復は遅れも利益は上振れとコメント。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を2000円→2100円と引き上げた。
3Q決算を踏まえ、業績予想を見直し。イメージングシステムを中心に営業利益予想を引き上げ。カバレッジ内相対感から「イコールウエイト」は継続。同社業績は来年度以降、ビジネスソリューション、ITソリューションの収益が着実に改善基調をたどると予想。レンズ交換式国内市場の回復が確認されれば、イメージングシステムも収益拡大が予想される。ただし、株価水準がさらに切り上がるためには、同社が中計に掲げる「サービス創造企業」への進化が必要とした。
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が5日ぶり反落。バークレイズ証券では、SLRの回復は遅れも利益は上振れとコメント。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を2000円→2100円と引き上げた。
3Q決算を踏まえ、業績予想を見直し。イメージングシステムを中心に営業利益予想を引き上げ。カバレッジ内相対感から「イコールウエイト」は継続。同社業績は来年度以降、ビジネスソリューション、ITソリューションの収益が着実に改善基調をたどると予想。レンズ交換式国内市場の回復が確認されれば、イメージングシステムも収益拡大が予想される。ただし、株価水準がさらに切り上がるためには、同社が中計に掲げる「サービス創造企業」への進化が必要とした。
★13：24 藤商事－3日ぶり反落 新製品パチスロ遊技機『パチスロアレジン』発売
藤商事<6257.T>が3日ぶり反落。同社は10月24日の前場引け後に、パチスロ遊技機『パチスロアレジン』を発売すると発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
全国のパチンコホールに、11月下旬から導入する予定。同社が1992年に発売し、全国のホールで「アレンジボール」ブームを巻き起こした伝説の名機「アレジン」がモチーフ。アレンジボールのゲーム性をパチスロで再現した「アレスロシステム」や、「アレジン」で親しまれた元祖トキメキ電子音「ピュイッ」を採用し、アラビアの世界観をベースに天地創造の宇宙へと演出発展することで、その期待感と壮大感を表現しているとした。
藤商事<6257.T>が3日ぶり反落。同社は10月24日の前場引け後に、パチスロ遊技機『パチスロアレジン』を発売すると発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
全国のパチンコホールに、11月下旬から導入する予定。同社が1992年に発売し、全国のホールで「アレンジボール」ブームを巻き起こした伝説の名機「アレジン」がモチーフ。アレンジボールのゲーム性をパチスロで再現した「アレスロシステム」や、「アレジン」で親しまれた元祖トキメキ電子音「ピュイッ」を採用し、アラビアの世界観をベースに天地創造の宇宙へと演出発展することで、その期待感と壮大感を表現しているとした。
★13：26 指月電－上げ幅拡大 今期上方修正で一転営業増益 車・電鉄車両用堅調
指月電機製作所<6994.T>が上げ幅拡大。フィルムコンデンサーで首位となる同社は24日13時、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の22億円を上振れ、24億円（前期比0.4％増）になりそうだと発表した。上期に自動車用、電鉄車両用を中心に売り上げが堅調だったほか、円安、経費削減効果もあって、一転して営業増益見込みとなった。
指月電機製作所<6994.T>が上げ幅拡大。フィルムコンデンサーで首位となる同社は24日13時、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の22億円を上振れ、24億円（前期比0.4％増）になりそうだと発表した。上期に自動車用、電鉄車両用を中心に売り上げが堅調だったほか、円安、経費削減効果もあって、一転して営業増益見込みとなった。
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