後場コメント No2 山崎製パン、エーザイ、ヤマダ電機、キユーピー、スカパーＪＳＡＴなど
★12：34 山崎製パン－野村が目標株価引き上げ 今後の業績水準と株価が釣り合わない
山崎製パン<2212.T>が5日ぶり大幅反落。野村証券では、今後の業績水準と株価が釣り合わないとし、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は1150円→1200円と引き上げた。
7～9月期はほぼ野村推定線での着地。菓子パンの売上好調とアイテム数の削減で、単体における販管費率が同横ばいとなった点は評価。菓子パンの売上好調を踏まえ、営業利益予想を上方修正し、目標株価を引き上げた。
ただし、減収を避けるために来15.12期以降、1200のアイテム数(14年12月末目標)をさらに削減するとは考えづらいとし、また、15年7月から小麦粉のコストが下がるとみられるが、パンの品質を高める戦略を採ると考えられるため、利益に歩留まらない見通し。今後の利益水準、ROEと比べて、足もとの株価(2000年以降最高)、PBRバリュエーションは割高感が強いとした。
山崎製パン<2212.T>が5日ぶり大幅反落。野村証券では、今後の業績水準と株価が釣り合わないとし、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は1150円→1200円と引き上げた。
7～9月期はほぼ野村推定線での着地。菓子パンの売上好調とアイテム数の削減で、単体における販管費率が同横ばいとなった点は評価。菓子パンの売上好調を踏まえ、営業利益予想を上方修正し、目標株価を引き上げた。
ただし、減収を避けるために来15.12期以降、1200のアイテム数(14年12月末目標)をさらに削減するとは考えづらいとし、また、15年7月から小麦粉のコストが下がるとみられるが、パンの品質を高める戦略を採ると考えられるため、利益に歩留まらない見通し。今後の利益水準、ROEと比べて、足もとの株価(2000年以降最高)、PBRバリュエーションは割高感が強いとした。
★12：35 三菱自動車－野村が目標株価引き下げ 軽自動車・ロシア・ASEAN は厳しい市場環境が続く
三菱自動車<7211.T>が大幅反落。野村証券では、軽自動車、ロシア、ASEAN は厳しい市場環境が続くと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1280円→1150円と引き下げた。
軽自動車市場では、軽自動車税の引き上げに伴う駆け込み需要の反動減で、来16.3期には前期比7％の縮小が見込まれるとコメント。ロシアやタイ、インドネシアといった同社の販売が多い地域でも、足もとの厳しい市場環境の好転には時間がかかる見通し。ルーブルは対円以上に対ドルや対バーツで下落しており、今15.3期下期以降の収益を押し下げるとの見方を示した。
三菱自動車<7211.T>が大幅反落。野村証券では、軽自動車、ロシア、ASEAN は厳しい市場環境が続くと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1280円→1150円と引き下げた。
軽自動車市場では、軽自動車税の引き上げに伴う駆け込み需要の反動減で、来16.3期には前期比7％の縮小が見込まれるとコメント。ロシアやタイ、インドネシアといった同社の販売が多い地域でも、足もとの厳しい市場環境の好転には時間がかかる見通し。ルーブルは対円以上に対ドルや対バーツで下落しており、今15.3期下期以降の収益を押し下げるとの見方を示した。
★12：36 エーザイ－マイナス転換 上期営業益下振れ着地 アシフェックス減少や薬価改定響く
エーザイ<4523.T>がマイナス転換。同社は30日12時30分、15.3期上期（4～9月）の連結営業利益が180億円（前年同期比59.8％減）だったと発表した。従来予想（200億円）を下振れ着地した。通期見通し（530億円）は据え置いた。
グローバルブランド育成に向けた積極投資により、抗がん剤「ハラヴェン」、抗てんかん剤「Fycompa」および肥満症治療剤「Belviq」の売り上げが拡大。一方で、米国での独占販売期間満了によるプロトンポンプ阻害剤「アシフェックス」(日本製品名「パリエット」)の減少と日本における薬価改定、ジェネリック医薬品との競合激化の影響が利益を圧迫した。
エーザイ<4523.T>がマイナス転換。同社は30日12時30分、15.3期上期（4～9月）の連結営業利益が180億円（前年同期比59.8％減）だったと発表した。従来予想（200億円）を下振れ着地した。通期見通し（530億円）は据え置いた。
グローバルブランド育成に向けた積極投資により、抗がん剤「ハラヴェン」、抗てんかん剤「Fycompa」および肥満症治療剤「Belviq」の売り上げが拡大。一方で、米国での独占販売期間満了によるプロトンポンプ阻害剤「アシフェックス」(日本製品名「パリエット」)の減少と日本における薬価改定、ジェネリック医薬品との競合激化の影響が利益を圧迫した。
★12：42 ヤマダ電機－3日続伸 microSIMカードスロットを搭載した『EveryPad Pro』を開発
ヤマダ電機<9831.T>が3日続伸。同社は10月30日11時に、オリジナルタブレット『EveryPad』シリーズのプロフェッショナルモデルとして、日本初となる8インチWindowsOS タブレットに高速通信LTE対応microSIMカードスロットを搭載した『EveryPad Pro』を開発したと発表した。デル（川崎市）と共同開発したもの。販売価格は2年長期保証付きで5万4800円（税別）。
ヤマダ電機<9831.T>が3日続伸。同社は10月30日11時に、オリジナルタブレット『EveryPad』シリーズのプロフェッショナルモデルとして、日本初となる8インチWindowsOS タブレットに高速通信LTE対応microSIMカードスロットを搭載した『EveryPad Pro』を開発したと発表した。デル（川崎市）と共同開発したもの。販売価格は2年長期保証付きで5万4800円（税別）。
★12：46 キユーピー－5日続伸 「キユーピーインドネシア」が調味料の製造・販売を開始
キユーピー<2809.T>が5日続伸。同社は10月30日11時に、「キユーピーインドネシア（2013年2月設立）」が、11月3日からインドネシア国内でマヨネーズやドレッシングなどの調味料の出荷を開始すると発表した。
同社のアジアにおける5ヵ国目の生産拠点で、キユーピーインドネシア本社工場（西ジャワ州ブカシ県）は6月に竣工し、これまで合弁パートナーの三菱商事<8058.T>とともに出荷に向けた準備を進めてきた。11月3日から発売を開始する商品は、業務用のマヨネーズ4品とドレッシング5品、調理用ソース3品。
キユーピー<2809.T>が5日続伸。同社は10月30日11時に、「キユーピーインドネシア（2013年2月設立）」が、11月3日からインドネシア国内でマヨネーズやドレッシングなどの調味料の出荷を開始すると発表した。
同社のアジアにおける5ヵ国目の生産拠点で、キユーピーインドネシア本社工場（西ジャワ州ブカシ県）は6月に竣工し、これまで合弁パートナーの三菱商事<8058.T>とともに出荷に向けた準備を進めてきた。11月3日から発売を開始する商品は、業務用のマヨネーズ4品とドレッシング5品、調理用ソース3品。
★12：47 スカパーＪ－後場大幅高 上期営業益18％増 ARPU改善を好感
スカパーＪＳＡＴホールディングス<9412.T>が後場大幅高。同社は29日、15.3期上期（4～9月）の連結営業利益が128億円（前年同期比17.7％増）だったと発表した。売り上げは横ばいながら、ハイビジョンサービスへの加入者移行費用や減価償却費が減少したことが寄与した。30日12時30分に決算説明会資料が開示され、ARPU（月間電気通信事業収入）が前年同期比12.7％増の2214円となったことなどがわかると、これを好感した買いが広がった。
スカパーＪＳＡＴホールディングス<9412.T>が後場大幅高。同社は29日、15.3期上期（4～9月）の連結営業利益が128億円（前年同期比17.7％増）だったと発表した。売り上げは横ばいながら、ハイビジョンサービスへの加入者移行費用や減価償却費が減少したことが寄与した。30日12時30分に決算説明会資料が開示され、ARPU（月間電気通信事業収入）が前年同期比12.7％増の2214円となったことなどがわかると、これを好感した買いが広がった。
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