後場コメント No6 ＪＳＲ、三菱重工業、ＨＯＹＡ、ホンダ、ガンホーなど
★13：39 前田建設－野村が目標株価引き上げ 今後のコンセッションの動向には注目
前田建設工業<1824.T>が4日ぶり反発。野村証券では、今後のコンセッションの動向には注目とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を720円→933円と引き上げた。
足もと、競合他社では業績の修正発表を行うケースが見られていると指摘。一部の大手ゼネコンでは過去に受注した案件の悪影響が生じているケースもあるが、着工単価の値上がりに表れているとおり、コスト上昇を契約価格へと転嫁する動きは進んでいるため、総じてゼネコンの建築事業は上振れ傾向で推移と見ているとした。同社についても採算の低い住宅向けの受注比率を抑制するといった対応がとられてきており、建築の採算は改善に向かう見込み。建築の粗利率の見通しを引き上げ、業績予想を上方修正した。
前田建設工業<1824.T>が4日ぶり反発。野村証券では、今後のコンセッションの動向には注目とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を720円→933円と引き上げた。
足もと、競合他社では業績の修正発表を行うケースが見られていると指摘。一部の大手ゼネコンでは過去に受注した案件の悪影響が生じているケースもあるが、着工単価の値上がりに表れているとおり、コスト上昇を契約価格へと転嫁する動きは進んでいるため、総じてゼネコンの建築事業は上振れ傾向で推移と見ているとした。同社についても採算の低い住宅向けの受注比率を抑制するといった対応がとられてきており、建築の採算は改善に向かう見込み。建築の粗利率の見通しを引き上げ、業績予想を上方修正した。
★13：48 ＪＳＲ－野村が目標株価引き上げ テレビの大型化でFPD材料が好調
ＪＳＲ<4185.T>が6日続伸。野村証券では、テレビの大型化でFPD材料が好調と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1850円→1950円と引き上げた。
7～9月期(2Q)決算発表後のインタビューを踏まえ、電子材料の多角化事業の野村予想と目標株価を引き上げ。同株を前向きに評価するための条件としては、エコタイヤ用SSBRの予想以上の拡販、ライフサイエンスやリチウムイオンキャパシタといった戦略製品の赤字の大幅な縮小などが挙げられるとした。
ＪＳＲ<4185.T>が6日続伸。野村証券では、テレビの大型化でFPD材料が好調と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1850円→1950円と引き上げた。
7～9月期(2Q)決算発表後のインタビューを踏まえ、電子材料の多角化事業の野村予想と目標株価を引き上げ。同株を前向きに評価するための条件としては、エコタイヤ用SSBRの予想以上の拡販、ライフサイエンスやリチウムイオンキャパシタといった戦略製品の赤字の大幅な縮小などが挙げられるとした。
★13：52 三菱重－堅調 通期上方修正を好感 上期営業益は57％増
三菱重工業<7011.T>が堅調。同社は31日13時30分、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の2500億円を上振れ、2600億円（前期比26.1％増）になりそうだと発表した。市場予想（2624億円）に近づく。
併せて発表した2Q累計（4～9月）の営業益は1183億円（前年同期比56.7％増）で着地した。海外子会社の決算期変更や日立製作所から取得した火力発電システム事業の影響などを織り込んだ。
三菱重工業<7011.T>が堅調。同社は31日13時30分、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の2500億円を上振れ、2600億円（前期比26.1％増）になりそうだと発表した。市場予想（2624億円）に近づく。
併せて発表した2Q累計（4～9月）の営業益は1183億円（前年同期比56.7％増）で着地した。海外子会社の決算期変更や日立製作所から取得した火力発電システム事業の影響などを織り込んだ。
★13：53 ＨＯＹＡ－バークレイズが目標株価引き上げ 上期上ぶれ 情報通信が大幅増益
ＨＯＹＡ<7741.T>が大幅に6日続伸。バークレイズ証券では、情報通信が大幅増益と評価。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を3000円→3200円と引き上げた。
2Q決算では、会社予想比137億円、バークレイズ予想比87億円上振れ。期末円安による為替差益が68億円発生したこともあるが、情報・通信の利益が大きく改善した。HDサブストレートは1Q比減少を見込んでいたが、着地は上振れ。PC回復もあるが、サプライチェーンでの受注増から数量が増加した。ブランクス、液晶マスクも堅調。ライフケアも前年比+20％と増加。眼鏡レンズは新規連結効果、欧州での大口顧客獲得効果、為替円安により前年比+3割。営業利益率も17％近くに上昇。コンタクトは1Qの消費税反動減から2Qは回復。内視鏡は昨年来東欧での拡販を進めてきたが、今年はこうした地域の販売が低迷し、前年比小幅増となった。しかし、利益率は良好な水準を維持。
ＨＯＹＡ<7741.T>が大幅に6日続伸。バークレイズ証券では、情報通信が大幅増益と評価。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を3000円→3200円と引き上げた。
2Q決算では、会社予想比137億円、バークレイズ予想比87億円上振れ。期末円安による為替差益が68億円発生したこともあるが、情報・通信の利益が大きく改善した。HDサブストレートは1Q比減少を見込んでいたが、着地は上振れ。PC回復もあるが、サプライチェーンでの受注増から数量が増加した。ブランクス、液晶マスクも堅調。ライフケアも前年比+20％と増加。眼鏡レンズは新規連結効果、欧州での大口顧客獲得効果、為替円安により前年比+3割。営業利益率も17％近くに上昇。コンタクトは1Qの消費税反動減から2Qは回復。内視鏡は昨年来東欧での拡販を進めてきたが、今年はこうした地域の販売が低迷し、前年比小幅増となった。しかし、利益率は良好な水準を維持。
★13：58 ホンダ－ＴＩＷが「2+」へ引き上げ 株価は悪材料を織り込み大底値圏と考える
ホンダ<7267.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷが、レーティングを「2」→「2+」と引き上げたことが材料視されているようだ。株価は悪材料を織り込み大底値圏とコメント。
業績足踏みから株価は軟調な展開が続く。しかし、ＴＩＷの今15.3期予想ROE9.25％に対し、実績PBR1倍割れの株価水準は大底値圏と想定。業積低迷の主因であるリコール連発による日本での新型車投入の遅れ、中国での在庫調整など、業績低迷の主因は今後解消の見込み。主要北米販売は市場の伸びを下回るとはいえ、会社計画線で推移などから、今15.3期は後半上向くと見るとした。加えて、ＴＩＷは通期で会社予想を上回る営業段階増益を想定しているとし、株価の適正水準へ向けての修正を予想するとした。
ホンダ<7267.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷが、レーティングを「2」→「2+」と引き上げたことが材料視されているようだ。株価は悪材料を織り込み大底値圏とコメント。
業績足踏みから株価は軟調な展開が続く。しかし、ＴＩＷの今15.3期予想ROE9.25％に対し、実績PBR1倍割れの株価水準は大底値圏と想定。業積低迷の主因であるリコール連発による日本での新型車投入の遅れ、中国での在庫調整など、業績低迷の主因は今後解消の見込み。主要北米販売は市場の伸びを下回るとはいえ、会社計画線で推移などから、今15.3期は後半上向くと見るとした。加えて、ＴＩＷは通期で会社予想を上回る営業段階増益を想定しているとし、株価の適正水準へ向けての修正を予想するとした。
★14：05 ガンホー－岩井コスモが「B」へ引き下げ 第3四半期は営業減益
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が続落。岩井コスモ証券では、第3四半期は前年同期比、前四半期比ともに営業減益とコメント。投資判断を「B+」→「B」、目標株価を700円→500円と引き下げた。新たな収益回復策が成功しなければ、来期は減益になるリスクが高まると指摘。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が続落。岩井コスモ証券では、第3四半期は前年同期比、前四半期比ともに営業減益とコメント。投資判断を「B+」→「B」、目標株価を700円→500円と引き下げた。新たな収益回復策が成功しなければ、来期は減益になるリスクが高まると指摘。
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