〔Market Flash〕GDPは過小推計の可能性あり~SMBC日興

2014/11/21(金) 09:48
【9:45】GDPは過小推計の可能性あり~SMBC日興  SMBC日興証券では、7-9月期GDPは予想外のマイナス成長となったが、その理由は在庫調整の進展と個人消費の回復の弱さと考えている。在庫調整の進展については悪い話ではなく、むしろポジティブに捉えることができるとみている。一方、個人消費の弱さは今後の景気回復に不安を残すが、基礎統計である家計調査にサンプルバイアスの可能性があるため、実際には推計上の問題から過小評価になっている可能性を指摘している。賃金をみるとマクロの賃金は増加に転じているが、家計調査の世帯主収入は減り続けており、全く逆の動きがみられることから、家計調査からGDP消費を推計すると過小評価になってしまう。このため、GDP統計は実態より弱く出ている可能性があると考えている。 【9:25】鉄鋼セクター 円安メリットはこんなにも大きかった~CS  クレディ・スイス証券では、株式市場は高炉各社に対する円安メリットに関して多大な誤解をしていると考えている。過去のスプレッド (製品価格と主原料価格の差額) を検証すると為替動向との相関性が極めて高く、円安局面ではスプレッドが大きく改善していたことが確認できたとのこと。高炉各社は14年3月期以降にスプレッドが回復しているが、その主因は円安であったといっても過言ではないと指摘している。115円/ドル前後の円安水準が継続するならば、コンセンサス予想は大きく上方修正されると考えられ、高炉の株価上昇確度が高いと予想している。個別では新日鉄住金(5401)、JFEホールディングス(5411)、神戸製鋼所(5406)の投資評価「OUTPERFORM」を再強調している。 【8:45】寄り前気配はセガサミー、ネクソン、フジクラ、日本ペなどが高い気配値  主力株の寄り前気配では、セガサミーH (6460) +5.08%、ネクソン(3659) +3.54%、フジクラ(5803) +2.78%、日本ペ(4612) +2.67%、カシオ(6952) +2.62%、ダイセル(4202) +2.58%、セイノーHD(9076) +2.55%、みらかHD(4544) +1.93%、名銀(8522) +1.82%、四国電(9507) +1.77%などが高い気配値。  一方、日立化成(4217)-15.65%、イズミ(8273) -6.44%、住友林(1911) -5.53%、アズビル(6845) -4.94%、日梱包(9072) -4.05%、山口FG(8418) -3.10%、日通(9062) -2.92%、ピジョン(7956) -2.54%、ダイセキ(9793) -2.29%、キヤノンMJ(8060) -2.26%などが安い気配値となっている。
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