後場コメント No6 伊藤忠商事、丸紅、豊田通商、三井物産、ＩＩＪなど
★13：46 伊藤忠商事－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 資産減損リスクへの懸念が当面は株価の重し
伊藤忠商事<8001.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、自社株買いが直近株価を下支え、資産減損リスクへの懸念が当面は株価の重しと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を1340円→1300円と引き下げた。
タイＣＰグループへの第三者割当増資に伴う希薄化効果を防ぐ目的で7月下旬以降進められている自社株買いは、10月末時点では上限1100億円に対して52％の進ちょく。同様のペースで進んだ場合には11月後半から12月前半にも自社株買いの枠を消化する見通し。同期間以降は、北米シェールオイルガスの追加減損リスクや非資源分野の収益創出に関心は絞られてくると推察。株価バリュエーションはおおむねフェアバリュー圏にあることから、投資判断「Neutral」を据え置き。
伊藤忠商事<8001.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、自社株買いが直近株価を下支え、資産減損リスクへの懸念が当面は株価の重しと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を1340円→1300円と引き下げた。
タイＣＰグループへの第三者割当増資に伴う希薄化効果を防ぐ目的で7月下旬以降進められている自社株買いは、10月末時点では上限1100億円に対して52％の進ちょく。同様のペースで進んだ場合には11月後半から12月前半にも自社株買いの枠を消化する見通し。同期間以降は、北米シェールオイルガスの追加減損リスクや非資源分野の収益創出に関心は絞られてくると推察。株価バリュエーションはおおむねフェアバリュー圏にあることから、投資判断「Neutral」を据え置き。
★13：49 丸紅－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 丸紅株の保有意義が高まろう
丸紅<8002.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、逆風下での銘柄選別に変化とし、業績の安心感と持続成長を再評価するタイミングは遠くないと想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を890円→950円と引き上げた。
これまで商社株選別の視点として「株主還元」の比重が高かったが、商品市況の大幅下落を経て「フロー業績の安心感」も重視されてくる見込み。その点、非資源事業の収益貢献が高いだけでなく、個別の増益要因を多く持つ同社株の投資妙味は高く、他商社比で見劣ってきた配当性向も中計最終年度の達成確度が高まる中、今年度に25％へと引き上げられると予想し、利益と配当の両面でバリュエーション指標はますます魅力的とした。商社セクターのトップ推奨を継続。
丸紅<8002.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、逆風下での銘柄選別に変化とし、業績の安心感と持続成長を再評価するタイミングは遠くないと想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を890円→950円と引き上げた。
これまで商社株選別の視点として「株主還元」の比重が高かったが、商品市況の大幅下落を経て「フロー業績の安心感」も重視されてくる見込み。その点、非資源事業の収益貢献が高いだけでなく、個別の増益要因を多く持つ同社株の投資妙味は高く、他商社比で見劣ってきた配当性向も中計最終年度の達成確度が高まる中、今年度に25％へと引き上げられると予想し、利益と配当の両面でバリュエーション指標はますます魅力的とした。商社セクターのトップ推奨を継続。
★13：52 豊田通商－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 業績モメンタムは底ばいが続く
豊田通商<8015.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、反転材料を見極めつつ、様子見スタンスとし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は2710円→2820円と引き上げた。
業績が停滞している現状、同社に対する懸念材料となっているのが、（1）タイの低調な自動車生産、（2）CFAO社業績の底ばい状態、（2）豊通商が自動車小売を展開する国における販売低迷。これらのうち、特に懸念しているのが（3）の小売不調であるとし、今後、原油価格下落に連動する格好で自動車販売が落ち込む可能性のある地域（ロシア、パプアニューギニア、アンゴラなど）は来期業績への影響を考える上でも注視していく必要があるとした。これらの材料に改善が見られれば、業績回復シナリオを描きやすくなることもあり、こうした点を留意しつつ、様子見スタンスを継続。
豊田通商<8015.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、反転材料を見極めつつ、様子見スタンスとし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は2710円→2820円と引き上げた。
業績が停滞している現状、同社に対する懸念材料となっているのが、（1）タイの低調な自動車生産、（2）CFAO社業績の底ばい状態、（2）豊通商が自動車小売を展開する国における販売低迷。これらのうち、特に懸念しているのが（3）の小売不調であるとし、今後、原油価格下落に連動する格好で自動車販売が落ち込む可能性のある地域（ロシア、パプアニューギニア、アンゴラなど）は来期業績への影響を考える上でも注視していく必要があるとした。これらの材料に改善が見られれば、業績回復シナリオを描きやすくなることもあり、こうした点を留意しつつ、様子見スタンスを継続。
★13：55 三井物産－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 来期に向けた不透明感が株価上昇の重し
三井物産<8031.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、来期に向けた不透明感が株価上昇の重しとし、投資判断「Overweight」を継続も、目標株価を2140円→1970円と引き下げた。
原油と鉄鉱石市況の調整が来期の同社業績に与える影響を見定める展開が続く見込み。今期については自社株買いを3Q決算公表時に行う可能性が高く、株価の下値を試す展開にはならないと考えているものの、来期以降の同社株主還元の持続性に対する不透明感を払しょくするためには、現中計におけるキャッシュフロー配分（新規事業への投資と株主還元）についてよりはっきりとした姿勢（優先順位）を示す必要があると指摘。同社経営陣の株主還元強化とROE目標に対するコミットメントの強さから、株主還元の原資となるキャッシュを確保する施策（投資削減）をとることを期待しているとし、同社株をプレミアム評価していくことが適切と考えるとした。
三井物産<8031.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、来期に向けた不透明感が株価上昇の重しとし、投資判断「Overweight」を継続も、目標株価を2140円→1970円と引き下げた。
原油と鉄鉱石市況の調整が来期の同社業績に与える影響を見定める展開が続く見込み。今期については自社株買いを3Q決算公表時に行う可能性が高く、株価の下値を試す展開にはならないと考えているものの、来期以降の同社株主還元の持続性に対する不透明感を払しょくするためには、現中計におけるキャッシュフロー配分（新規事業への投資と株主還元）についてよりはっきりとした姿勢（優先順位）を示す必要があると指摘。同社経営陣の株主還元強化とROE目標に対するコミットメントの強さから、株主還元の原資となるキャッシュを確保する施策（投資削減）をとることを期待しているとし、同社株をプレミアム評価していくことが適切と考えるとした。
★13：56 ＩＩＪ－反発 イオンのタブレットに通信サービスを提供
インターネットイニシアティブ（ＩＩＪ）<3774.T>が反発。イオン<8267.T>が27日、自社ブランドでタブレットにもなるパソコンを１２月中旬に発売すると発表。端末はパソコン周辺機器を手掛けるマウスコンピューター（東京・千代田）製で、通信サービスは同社が提供するとされたこが材料視されている。
SIMカード付きで高速データ通信サービス「LTE」を利用でき、通信料込みの料金は税別月3580円。タブレット型パソコンで、中高年などの需要を開拓する。最初の2年間は月3ギガ（ギガは10億）バイトまで高速通信が利用可能。
インターネットイニシアティブ（ＩＩＪ）<3774.T>が反発。イオン<8267.T>が27日、自社ブランドでタブレットにもなるパソコンを１２月中旬に発売すると発表。端末はパソコン周辺機器を手掛けるマウスコンピューター（東京・千代田）製で、通信サービスは同社が提供するとされたこが材料視されている。
SIMカード付きで高速データ通信サービス「LTE」を利用でき、通信料込みの料金は税別月3580円。タブレット型パソコンで、中高年などの需要を開拓する。最初の2年間は月3ギガ（ギガは10億）バイトまで高速通信が利用可能。
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