後場コメント No7 住友商事、三菱商事、グリー、住友不動産、三井不動産など
★14：03 住友商事－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 来年前半が今後の分岐点
住友商事<8053.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、来年前半が今後の分岐点と指摘。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を1460円→1380円と引き下げた。
来期業績もAmbatovy ニッケルPJの立ち上げがスイングファクターとなる見込み。順調な立ち上げが確認できれば今期90億円程度の操業赤字縮小も見込まれ、同社のベース予想は純利益2720億円。もともと、非資源の収益比率が高く、原油価格下落による鋼管事業でのマイナス影響が見込まれるものの、足もとの市況下においても、純利益2500億円は出せるとした。2期連続で後ズレとなった一過性取引については来期出てくれば、2700億円は見えてくると想定。
住友商事<8053.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、来年前半が今後の分岐点と指摘。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を1460円→1380円と引き下げた。
来期業績もAmbatovy ニッケルPJの立ち上げがスイングファクターとなる見込み。順調な立ち上げが確認できれば今期90億円程度の操業赤字縮小も見込まれ、同社のベース予想は純利益2720億円。もともと、非資源の収益比率が高く、原油価格下落による鋼管事業でのマイナス影響が見込まれるものの、足もとの市況下においても、純利益2500億円は出せるとした。2期連続で後ズレとなった一過性取引については来期出てくれば、2700億円は見えてくると想定。
★14：07 三菱商事－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 傑出する安心感
三菱商事<8058.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、不透明な外部環境の下、同社に対する評価は高まると期待。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2650円→2750円と引き上げた。
商社業界における株主還元で先行する三井と三菱、収益の資源依存度の差から徐々に業績ディフェンシブ性が相対的に高い三菱への選好が短期的には進む可能性があると想定。原料炭市況はさらなるダウンサイドリスクが大きくない上、今期リストラを進める豪州原料炭事業は来期以降、リストラからの反動とリストラ効果が発揮できれば、中期的な利益ポテンシャルは拡大している点には留意したいとした。来期に向けて油価下落影響はマイナスではあるが、金属部門で増益が見込まれ、業績の底堅さを発揮する見込み。
三菱商事<8058.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、不透明な外部環境の下、同社に対する評価は高まると期待。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2650円→2750円と引き上げた。
商社業界における株主還元で先行する三井と三菱、収益の資源依存度の差から徐々に業績ディフェンシブ性が相対的に高い三菱への選好が短期的には進む可能性があると想定。原料炭市況はさらなるダウンサイドリスクが大きくない上、今期リストラを進める豪州原料炭事業は来期以降、リストラからの反動とリストラ効果が発揮できれば、中期的な利益ポテンシャルは拡大している点には留意したいとした。来期に向けて油価下落影響はマイナスではあるが、金属部門で増益が見込まれ、業績の底堅さを発揮する見込み。
★14：11 グリー－バークレイズが目標株価引き下げ トレンド転換させるヒットが不足
グリー<3632.T>が続落。バークレイズ証券では、トレンド転換させるヒットが不足していると判断。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を1000円→820円と引き下げた。
1Qはコイン消費減少が緩やかになったものの、ウェブゲーム、ネイティブゲームとも縮小傾向が続き、売上高は254億円（前四半期比-12億円）と減収トレンド継続。一方、費用削減を徹底し、営業利益は64億円（同+3 億円）と前四半期比増益となり、利益は一定水準を維持。まだ費用削減余地はあり、利益の捻出は可能であるが、同社を評価するにはコイン消費の底打ち、増収への転換が必要と考えるとした。
グリー<3632.T>が続落。バークレイズ証券では、トレンド転換させるヒットが不足していると判断。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を1000円→820円と引き下げた。
1Qはコイン消費減少が緩やかになったものの、ウェブゲーム、ネイティブゲームとも縮小傾向が続き、売上高は254億円（前四半期比-12億円）と減収トレンド継続。一方、費用削減を徹底し、営業利益は64億円（同+3 億円）と前四半期比増益となり、利益は一定水準を維持。まだ費用削減余地はあり、利益の捻出は可能であるが、同社を評価するにはコイン消費の底打ち、増収への転換が必要と考えるとした。
★14：14 住友不動産－バークレイズが目標株価引き上げ 16.3期より賃貸事業が業績をけん引へ
住友不動産<8830.T>が6日ぶり反発。バークレイズ証券では、来16.3期より賃貸事業が業績をけん引すると注目。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を4800円→5200円と引き上げた。
賃貸事業は今15.3期より既存ビル業績の本格回復を予想。日本橋二丁目再開発プロジェクトの収益への本格寄与は来16.3期以降と想定。2016年3月には六本木三丁目プロジェクトが竣工する予定であり、17.3期以降に収益への本格寄与が見込まれるとした。同社は三井不動産と並んで賃貸事業の新規プロジェクトからの利益寄与は大きく、2020年度までの長期的な営業利益（OP）動向は高い伸びを予想。特に日本橋二丁目と六本木三丁目の寄与が本格化する17.3期からの3年間は高い利益成長が見込まれるとした。
住友不動産<8830.T>が6日ぶり反発。バークレイズ証券では、来16.3期より賃貸事業が業績をけん引すると注目。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を4800円→5200円と引き上げた。
賃貸事業は今15.3期より既存ビル業績の本格回復を予想。日本橋二丁目再開発プロジェクトの収益への本格寄与は来16.3期以降と想定。2016年3月には六本木三丁目プロジェクトが竣工する予定であり、17.3期以降に収益への本格寄与が見込まれるとした。同社は三井不動産と並んで賃貸事業の新規プロジェクトからの利益寄与は大きく、2020年度までの長期的な営業利益（OP）動向は高い伸びを予想。特に日本橋二丁目と六本木三丁目の寄与が本格化する17.3期からの3年間は高い利益成長が見込まれるとした。
★14：18 三井不動産－バークレイズが目標株価引き上げ 来期から賃貸事業の本格回復シナリオは不変
三井不動産<8801.T>が4日ぶり反発。バークレイズ証券では、来期から賃貸事業の本格回復シナリオは不変とコメント。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を3800円→4100円と引き上げた。
今15.3期の賃貸事業の減益を一過性と見ているとし、来16.3期以降の本格回復を予想。同社は、飯田橋グラン・ブルーム（2014年6月竣工、賃貸面積66000平方メートル）、日本橋二丁目地区再開発（2018年度竣工予定、述べ床面積140000平方メートル）、日本橋室町三丁目（2019年春竣工予定、同165700平方メートル）などの大型プロジェクトの竣工が今後予定され、同社の中・長期的な賃貸事業の利益成長力の高さは大手3社の中でも抜きん出ていると判断しているとした。
三井不動産<8801.T>が4日ぶり反発。バークレイズ証券では、来期から賃貸事業の本格回復シナリオは不変とコメント。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を3800円→4100円と引き上げた。
今15.3期の賃貸事業の減益を一過性と見ているとし、来16.3期以降の本格回復を予想。同社は、飯田橋グラン・ブルーム（2014年6月竣工、賃貸面積66000平方メートル）、日本橋二丁目地区再開発（2018年度竣工予定、述べ床面積140000平方メートル）、日本橋室町三丁目（2019年春竣工予定、同165700平方メートル）などの大型プロジェクトの竣工が今後予定され、同社の中・長期的な賃貸事業の利益成長力の高さは大手3社の中でも抜きん出ていると判断しているとした。
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