後場コメント No7 味の素、ALSOK、岡部、住友化学、旭化成など

2015/02/27(金) 15:00
★14:20  丸紅-JPモルガンが目標株価引き上げ 増配・高利回り銘柄として安心感は高い
 丸紅<8002.T>が小幅反落。JPモルガン証券では、再評価タイミングは後ズレとなったものの、増配・高利回り銘柄として安心感は高いと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を830円→890円と引き上げた。
 中計最終年度となる来期を直前に下方修正でいったんブレーキを踏む格好となったが、減損の影では丸紅が強みとする穀物トレードや電力、輸送機などは堅調な利益積み上げをみせており、来期に向けての安心感を醸成。配当性向引き上げも見込まれ、高配当利回りの信頼感は強く、再評価余地は十分にあるとした。引き続き、商社セクターでトップ推奨とし、安心感もある高利回り株とコメントした。

★14:23  味の素-軟調 味の素ゼネラルフーヅを連結子会社化
 味の素<2802.T>が堅調。同社は27日14時、味の素ゼネラルフーヅ(AGF)の株式を取得し、連結子会社化すると発表した。
 米国モンデリーズ・インターナショナルと同社の50%:50%の合弁事業会社であるAGFについて、モンデリーズ社が関係会社のクラフト・フーヅ・ホールディング・シンガポールを通じて保有する全株式を270億円で取得することに合意した。4月中に全株式を取得する予定。コーヒー、紅茶、ココアなど幅広く飲料製品を展開するAGFの子会社化により、事業領域拡大に取り組む。

★14:28  ALSOK-3日続伸 「SECURITY SHOW 2015」に出展 最新警備ロボットを紹介
 ALSOK(綜合警備保障)<2331.T>が3日続伸。同社は2月27日14時に、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「SECURITY SHOW 2015」(3月3日~6日)に出展すると発表した。
 ウェアラブル端末を装備した警備員「ALSOKハイパーセキュリティガード」を中核に、飛行体ロボットや新型警備ロボット「Reborg-X(リボーグエックス)」などを活用した、新たな都市空間のセキュリティを提案するとした。さらに、多言語通訳を想定し、PADを使用した案内も行う。そのほか、発売を予定している高齢者の転倒や徘徊、子どもの連れ去りなどの異常を自動で通報する多機能モバイルセキュリティ端末「まもるっく」も紹介する。

★14:29  カワタ-後場上げ幅拡大 株主優待制度を導入 1500円相当の優待品
 カワタ<6292.T>が後場上げ幅拡大。プラスチック成型機向け周辺機器を手掛ける同社は27日14時、株主優待制度の導入を決めたと発表した。1000株以上保有する株主は、1500円相当の優待品か、社会貢献活動団体への寄付かを選べる。

★14:35 岡部-岩井コスモが「B+」へ引き上げ 株価は再度上昇に転じる公算が大きい
 岡部<5959.T>が反発。岩井コスモ証券では、投資判断を「B」→「B+」と引き上げた。目標株価は1250円で変更なし。
 着工床面積の減少など厳しい収益環境も、省力化に貢献する構造機材製品の販売が堅調に推移。前期は最高益を更新し、今期も計画達成のハードルは高いもののの、収益拡大基調は続く見通し。中期的な成長期待も大きく、株価は再度上昇に転じる公算が大きいとした。

★14:38 住友化学-岩井コスモが目標株価引き上げ 株価指標に割安感あり
 住友化学<4005.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、株価指標に割安感ありと判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を500円→620円と引き上げた。第3四半期は上方電子化学と医薬品の減益が響いて営業横ばいながら、経常利益と純利益は大幅増益。通期予想は据え置きも、為替効果で上振れが視野。来期も増益基調を堅持するとした。

★14:41 旭化成-岩井コスモが目標株価引き上げ 市場全体の株価バリュエーション上昇を受けて
 旭化成<3407.T>が続伸。岩井コスモ証券では、市場全体の株価バリュエーション上昇を受けて、投資判断「B+」を継続、目標株価を1150円→1400円と引き上げた。2012年の米医療機器大手ゾール社買収に続き、ポリピア社の電池材料事業の買収を発表するなど、攻めの経営姿勢を前向きに評価すべきとした。


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