前場コメント No.13 大気社、大塚商会、日揮、博報堂ＤＹ、大陽日酸など
★10：49 大気社－野村が目標株価引き上げ 塗装受注は用途展開もあり増加へ
大気社<1979.T>が小幅続伸。野村証券では、会社の採算の見方はやや保守的と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3510円→3830円と引き上げた。
会社は5月22日に、決算説明会を開催。今16.3期の塗装システムの受注は前期比25％増と、会社は大幅な回復を見ている。自動車塗装で前15.3期から発注が期ずれした案件の受注を取り込むことに加えて、航空機関係での塗装受注の獲得を会社は予想に織り込んでいるとのこと。環境の改善に加えて、自助努力による用途展開の進展が進むと見られる点はポジティブな印象であったとした。
自動車分野の採算面は、前15.3期では一部で低採算の工事の悪影響があったが、今16.3期には払しょくされる見通し。ビル空調、産業空調を手がける環境システムでは引当金の戻入による好影響は縮小する可能性はあるが、事業環境は良好に推移しており、採算改善は続く見込み。会社の採算の見方はやや保守的であるとの見方を示した。
大気社<1979.T>が小幅続伸。野村証券では、会社の採算の見方はやや保守的と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3510円→3830円と引き上げた。
会社は5月22日に、決算説明会を開催。今16.3期の塗装システムの受注は前期比25％増と、会社は大幅な回復を見ている。自動車塗装で前15.3期から発注が期ずれした案件の受注を取り込むことに加えて、航空機関係での塗装受注の獲得を会社は予想に織り込んでいるとのこと。環境の改善に加えて、自助努力による用途展開の進展が進むと見られる点はポジティブな印象であったとした。
自動車分野の採算面は、前15.3期では一部で低採算の工事の悪影響があったが、今16.3期には払しょくされる見通し。ビル空調、産業空調を手がける環境システムでは引当金の戻入による好影響は縮小する可能性はあるが、事業環境は良好に推移しており、採算改善は続く見込み。会社の採算の見方はやや保守的であるとの見方を示した。
★10：52 大塚商会－3日ぶり反発 マイナンバー制度で中小企業向け総合支援サービスを開始
大塚商会<4768.T>が3日ぶり反発。25日付「日経産業新聞」では、同社が2016年1月の社会保障と税の共通番号（マイナンバー）制度開始に向け、中堅・中小企業向けに専用システムの構築から社員研修まで手掛ける総合支援サービスを始めたと報じた。市場関心の高いマイナンバー関連の報道を頼りに株価は上昇している。
社員の個人番号の管理システムなど機器やソフトの対応のほか、番号の扱い方なども指導する。制度運用に合わせた企業内のルール作りや組織再編にも協力する。価格は個別見積もり。既存の顧客企業97万社に売り込む。
大塚商会<4768.T>が3日ぶり反発。25日付「日経産業新聞」では、同社が2016年1月の社会保障と税の共通番号（マイナンバー）制度開始に向け、中堅・中小企業向けに専用システムの構築から社員研修まで手掛ける総合支援サービスを始めたと報じた。市場関心の高いマイナンバー関連の報道を頼りに株価は上昇している。
社員の個人番号の管理システムなど機器やソフトの対応のほか、番号の扱い方なども指導する。制度運用に合わせた企業内のルール作りや組織再編にも協力する。価格は個別見積もり。既存の顧客企業97万社に売り込む。
★10：56 日揮－野村が目標株価引き下げ 利益改善も粗利率水準は従来より低下している
日揮<1963.T>が反落。野村証券では、利益改善も粗利率水準は従来より低下していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を2700円→2650円と引き下げた。
前15.3期決算後の取材を受け、野村予想を見直し。原油価格の低下からグローバルプラント案件の投資決定タイミングは不透明感が残ると判断。今16.3期は受注の減少を見込まれが、前期に発生した工事採算の悪化の影響が一巡することから、営業増益が予想されるとした。
日揮<1963.T>が反落。野村証券では、利益改善も粗利率水準は従来より低下していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を2700円→2650円と引き下げた。
前15.3期決算後の取材を受け、野村予想を見直し。原油価格の低下からグローバルプラント案件の投資決定タイミングは不透明感が残ると判断。今16.3期は受注の減少を見込まれが、前期に発生した工事採算の悪化の影響が一巡することから、営業増益が予想されるとした。
★10：57 博報堂ＤＹ－小じっかり アプリのテレビCM広告効果を測定するシステムを開発 メタップスと提携
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が小じっかり。25日付「日経新聞」で、同社傘下の博報堂（東京都中央区）がスマートフォンアプリ（スマホ応用ソフト）の利用状況の解析を手掛けるメタップス（同新宿区）と提携すると報じたが、株価の反応は薄い。アプリのテレビCMの広告効果を測定するシステムを共同開発する。蓄積したデータを活用し、テレビとネットを組み合わせた効果的な広告戦略を顧客企業に提案していく方針だと伝わっている。
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が小じっかり。25日付「日経新聞」で、同社傘下の博報堂（東京都中央区）がスマートフォンアプリ（スマホ応用ソフト）の利用状況の解析を手掛けるメタップス（同新宿区）と提携すると報じたが、株価の反応は薄い。アプリのテレビCMの広告効果を測定するシステムを共同開発する。蓄積したデータを活用し、テレビとネットを組み合わせた効果的な広告戦略を顧客企業に提案していく方針だと伝わっている。
★10：59 大陽日酸－野村が目標株価引き上げ 現状の株価を正当化するには高成長が必要
大陽日酸<4091.T>が続落。野村証券では、現状の株価を正当化するには高成長が必要とし、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は1000円→1260円と引き上げた。
米国子会社と一部アジア子会社の決算期変更に伴い、売上高を従来予想比500億円、営業利益を同30億円加えたことなどを主因に、今16.3期の野村予想を売上高で従来比11％、営業利益で同8％上方修正。ただし、営業利益は実質変更せず。従来見ていたよりも国内の合理化が見込めないと判断したためで、国内ガス事業は営業利益で従来比5億円下方修正した。一方、米国はM&A、ガス単価の値上げなどを考慮し、実質同8億円上方修正。今後の注目点は「合理化策がいかに実行されるか」とした。
大陽日酸<4091.T>が続落。野村証券では、現状の株価を正当化するには高成長が必要とし、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は1000円→1260円と引き上げた。
米国子会社と一部アジア子会社の決算期変更に伴い、売上高を従来予想比500億円、営業利益を同30億円加えたことなどを主因に、今16.3期の野村予想を売上高で従来比11％、営業利益で同8％上方修正。ただし、営業利益は実質変更せず。従来見ていたよりも国内の合理化が見込めないと判断したためで、国内ガス事業は営業利益で従来比5億円下方修正した。一方、米国はM&A、ガス単価の値上げなどを考慮し、実質同8億円上方修正。今後の注目点は「合理化策がいかに実行されるか」とした。
★11：02 大塚ＨＤ－反発 大塚製薬が香港で機能性食品を拡販 「オロナミンＣ」など発売
大塚ホールディングス<4578.T>が反発。23日付「日経新聞」では、同社傘下の大塚製薬（東京都千代田区）が香港で機能性食品を拡販すると報じた。国内販売は伸び悩むが、海外売り上げは増加傾向にあるとも伝わっており、業績拡大期待から買いが優勢の展開。
このほど栄養ドリンクの「オロナミンＣ」、飲料などに溶かして飲む食物繊維食品の「賢者の食卓」を発売。既に販売しているスポーツ飲料「ポカリスエット」や栄養食品「ソイジョイ」などに加え、販売品目を増やす。健康志向の高まりに伴い、ビジネスマンなどの需要を見込むとされる。
大塚ホールディングス<4578.T>が反発。23日付「日経新聞」では、同社傘下の大塚製薬（東京都千代田区）が香港で機能性食品を拡販すると報じた。国内販売は伸び悩むが、海外売り上げは増加傾向にあるとも伝わっており、業績拡大期待から買いが優勢の展開。
このほど栄養ドリンクの「オロナミンＣ」、飲料などに溶かして飲む食物繊維食品の「賢者の食卓」を発売。既に販売しているスポーツ飲料「ポカリスエット」や栄養食品「ソイジョイ」などに加え、販売品目を増やす。健康志向の高まりに伴い、ビジネスマンなどの需要を見込むとされる。
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