後場コメント No.5 パイオニア、ルネサス、ＮＴＴＤＩＭ、ＪＶＣケンウッド、トヨタなど
★13：33 パイオニア－野村が目標株価引き下げ 今後はカーエレクトロニクス中心の体制へ
パイオニア<6773.T>が前日終値を挟んでもみ合い。野村証券では、減価償却費や開発費用の増加が厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を250円→220円と引き下げた。
市販カーナビの販売減少や、為替影響による収益性の悪化などから、前15.3期営業利益は前期比30％減益の78億円となった。DJ機器事業の譲渡などによりバランスシート面の改善は進み、前15.3期末のD/Eレシオは0.3倍に低下（14.3期末は1.2倍）。減価償却費や開発費用の増加などから、今16.3期営業利益は前期比10％減益の70億円を予想。為替差損の解消などから営業外損益が改善し、経常利益は黒字化を予想するものの、特別利益がなくなることで純利益は大幅減益となる見通しとした。
パイオニア<6773.T>が前日終値を挟んでもみ合い。野村証券では、減価償却費や開発費用の増加が厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を250円→220円と引き下げた。
市販カーナビの販売減少や、為替影響による収益性の悪化などから、前15.3期営業利益は前期比30％減益の78億円となった。DJ機器事業の譲渡などによりバランスシート面の改善は進み、前15.3期末のD/Eレシオは0.3倍に低下（14.3期末は1.2倍）。減価償却費や開発費用の増加などから、今16.3期営業利益は前期比10％減益の70億円を予想。為替差損の解消などから営業外損益が改善し、経常利益は黒字化を予想するものの、特別利益がなくなることで純利益は大幅減益となる見通しとした。
★13：33 ルネサス－堅調 ブラシレスDCモーターのセンサレス化を実現するマイコンを開発
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が堅調。同社は28日、低消費電力の16ビットマイコン「RL78ファミリ」において、ブラシレスDCモータのセンサレス化と高速回転制御に適した機能を内蔵した多機能マイコン「RL78／G1Fグループ」20品種を開発し、順次サンプル出荷を開始すると発表した。
今回開発した「RL78／G1F」は、高速タイマやコンパレータなど、センサレス制御に必要となる周辺機能を内蔵。これにより、部品点数の削減と低コスト化を実現し、センサレス化を容易にする。さらに、モータ制御用補助タイマを新たに追加搭載したことにより、モータの高度な制御を実現する。本製品のサンプル価格は一例として、48ピンQFPパッケージ／32KBフラッシュメモリ／5.5KB RAM／4KBデータ・フラッシュを内蔵した「R5F11BGCAFB」の場合、180円／個（税別）。量産は7月より順次開始し、評価ボードやソフトウェアツールなどの開発環境も提供する。また、2016年にはグループ合計で月産100万個を計画している。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が堅調。同社は28日、低消費電力の16ビットマイコン「RL78ファミリ」において、ブラシレスDCモータのセンサレス化と高速回転制御に適した機能を内蔵した多機能マイコン「RL78／G1Fグループ」20品種を開発し、順次サンプル出荷を開始すると発表した。
今回開発した「RL78／G1F」は、高速タイマやコンパレータなど、センサレス制御に必要となる周辺機能を内蔵。これにより、部品点数の削減と低コスト化を実現し、センサレス化を容易にする。さらに、モータ制御用補助タイマを新たに追加搭載したことにより、モータの高度な制御を実現する。本製品のサンプル価格は一例として、48ピンQFPパッケージ／32KBフラッシュメモリ／5.5KB RAM／4KBデータ・フラッシュを内蔵した「R5F11BGCAFB」の場合、180円／個（税別）。量産は7月より順次開始し、評価ボードやソフトウェアツールなどの開発環境も提供する。また、2016年にはグループ合計で月産100万個を計画している。
★13：37 ＮＴＴＤＩＭ－小動き クオリカと販売パートナー契約を締結
エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート<3850.T>が小動き。同社は28日、クオリカとの販売パートナー契約を締結し協業を開始すると発表。
クオリカは、製造業、流通・サービス業に精通したソリューションプロバイダー。協業により、製造業、流通・サービス業へのシステム導入の豊富な実績や技術・ノウハウと、主力製品である「intra-mart」を活用したシステムソリューションを提供できる。また、すでに提供しているクオリカのシステムと組み合わせての展開も可能だという。
エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート<3850.T>が小動き。同社は28日、クオリカとの販売パートナー契約を締結し協業を開始すると発表。
クオリカは、製造業、流通・サービス業に精通したソリューションプロバイダー。協業により、製造業、流通・サービス業へのシステム導入の豊富な実績や技術・ノウハウと、主力製品である「intra-mart」を活用したシステムソリューションを提供できる。また、すでに提供しているクオリカのシステムと組み合わせての展開も可能だという。
★13：38 ＪＶＣケンウッド－野村が目標株価引き上げ 経営規模ではなく収益性を重視すると表明
ＪＶＣケンウッド<6632.T>が小幅続伸。野村証券では、ディーラーオプションの拡大や北米無線事業の回復などを見込むとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を375円→380円と引き上げた。
前15.3期営業利益は前期比49％増益の66億円。市販ナビのコストダウンなど事業改革が奏功したカーエレクトロニクスセグメントの収益が大幅に改善したが、プロフェッショナルシステムセグメントの米国子会社の伸び悩みなどにより、野村予想の75億円を下振れ。
今16.3期営業利益は、ディーラーオプション用カーナビの拡販、欧州車載部品メーカーＡＳＫの子会社化、北米無線事業の回復などにより、同22％増益の80億円を予想。為替変動による収益性悪化などを織り込み、従来予想からは下方修正したとしている。
ＪＶＣケンウッド<6632.T>が小幅続伸。野村証券では、ディーラーオプションの拡大や北米無線事業の回復などを見込むとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を375円→380円と引き上げた。
前15.3期営業利益は前期比49％増益の66億円。市販ナビのコストダウンなど事業改革が奏功したカーエレクトロニクスセグメントの収益が大幅に改善したが、プロフェッショナルシステムセグメントの米国子会社の伸び悩みなどにより、野村予想の75億円を下振れ。
今16.3期営業利益は、ディーラーオプション用カーナビの拡販、欧州車載部品メーカーＡＳＫの子会社化、北米無線事業の回復などにより、同22％増益の80億円を予想。為替変動による収益性悪化などを織り込み、従来予想からは下方修正したとしている。
★13：44 トヨタ－上昇 4月国内販売は10.6％増 13カ月振りにプラス
トヨタ<7203.T>が上昇。同社は28日、4月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
国内生産は前年同月比3.0％減の24万7247台と、前年同月を下回った。海外生産は同1.9％減の46万5631台となり、2カ月ぶりに減少となった。
国内販売は同10.6％増の10万4440台と、13カ月振りにプラス。一方、北米・中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東に向けが減少し、輸出は同9.3％減の14万8297台となった。
トヨタ<7203.T>が上昇。同社は28日、4月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
国内生産は前年同月比3.0％減の24万7247台と、前年同月を下回った。海外生産は同1.9％減の46万5631台となり、2カ月ぶりに減少となった。
国内販売は同10.6％増の10万4440台と、13カ月振りにプラス。一方、北米・中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東に向けが減少し、輸出は同9.3％減の14万8297台となった。
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