後場コメント No.2 大日本住友製薬、データセクション、エキサイト、ユニ・チャーム、住友精密など
★12:41 大日本住友製薬-SMBC日興が目標株価引き上げ 1Q決算はネガティブな印象を与える公算
大日本住友製薬<4506.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、1Q決算はネガティブな印象を与える公算と想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1200円→1300円と引き上げた。
1Q決算プレビュー取材や新薬開発状況を踏まえ、今16.3期~19.3期業績予想を見直し。例年は上期計画に対して1Q営業利益の進ちょく率は高めに出るが、今16.3期1Qは上期計画の営業利益110億円に対する進ちょく率は27%と低くなりそう。非定型抗精神病薬ラツーダの米国販売の成長率もやや鈍化しており、1Q決算はネガティブな印象を与える公算が大きいとした。
2019年1月にラツーダの米国独占販売期間が満了、20.3期は後発品の影響をフルに受け、ラツーダ米国販売が大きく落ち込み、利益も大きく落ち込む状況(パテント・クリフ)を想定。それをカバーする新薬群の位置付けがより重要と指摘した。
大日本住友製薬<4506.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、1Q決算はネガティブな印象を与える公算と想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1200円→1300円と引き上げた。
1Q決算プレビュー取材や新薬開発状況を踏まえ、今16.3期~19.3期業績予想を見直し。例年は上期計画に対して1Q営業利益の進ちょく率は高めに出るが、今16.3期1Qは上期計画の営業利益110億円に対する進ちょく率は27%と低くなりそう。非定型抗精神病薬ラツーダの米国販売の成長率もやや鈍化しており、1Q決算はネガティブな印象を与える公算が大きいとした。
2019年1月にラツーダの米国独占販売期間が満了、20.3期は後発品の影響をフルに受け、ラツーダ米国販売が大きく落ち込み、利益も大きく落ち込む状況(パテント・クリフ)を想定。それをカバーする新薬群の位置付けがより重要と指摘した。
★12:42 データセクション-3日続落 テレビ番組に関するツイッターつぶやきの即時解析サービスを開始へ
データセクション<3905.T>が3日続落。6日付「日経新聞」では、同社テレビ番組に関するツイッターのつぶやきを即時解析できるサービスを月内に始めると報じた。ただし、地合い軟調ななか、株価への反応は薄い。
分単位のつぶやき数や頻出語を分析し、視聴者の声を生かした番組作りや効果的なCM放送に役立ててもらう。料金は月40万円からで、テレビ局や広告代理店など年10社の利用を目指すと報じられている。
データセクション<3905.T>が3日続落。6日付「日経新聞」では、同社テレビ番組に関するツイッターのつぶやきを即時解析できるサービスを月内に始めると報じた。ただし、地合い軟調ななか、株価への反応は薄い。
分単位のつぶやき数や頻出語を分析し、視聴者の声を生かした番組作りや効果的なCM放送に役立ててもらう。料金は月40万円からで、テレビ局や広告代理店など年10社の利用を目指すと報じられている。
★12:46 エキサイト-4日続落 「光コラボレーション」対応サービスの法人向け卸提供を開始
エキサイト<3754.T>が4日続落。同社は7月6日の前場引け後に、NTT東日本(東京都新宿区)、NTT西日本(大阪市)のフレッツ光サービス卸モデル「光コラボレーション」に対応したサービスに参入する法人「光コラボレーション事業者」に向け、インターネット接続サービス(ISP)の卸提供ならびに参入支援サービスの提供を開始すると発表した。「光コラボレーション」モデルが展開されると同時に、対応サービス「エキサイト光」を開始し、TVCMの放映を行うなど積極的な展開を進めていくとした。しかし、マーケットの反応は薄い。
エキサイト<3754.T>が4日続落。同社は7月6日の前場引け後に、NTT東日本(東京都新宿区)、NTT西日本(大阪市)のフレッツ光サービス卸モデル「光コラボレーション」に対応したサービスに参入する法人「光コラボレーション事業者」に向け、インターネット接続サービス(ISP)の卸提供ならびに参入支援サービスの提供を開始すると発表した。「光コラボレーション」モデルが展開されると同時に、対応サービス「エキサイト光」を開始し、TVCMの放映を行うなど積極的な展開を進めていくとした。しかし、マーケットの反応は薄い。
★12:50 ユニ・チャーム-SMBC日興が目標株価引き下げ 株価水準是正が進もう
ユニ・チャーム<8113.T>が5日ぶり反落。SMBC日興証券では、リスクシナリオを吸収して、株価水準是正が進もうとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は4200円→3700円と引き下げた。
今15.12期以降の営業利益予想を減額修正し、目標株価を引き下げ。インドネシア経済の悪化を主因に予想を減額したとしたが、同社の競争力に問題はないとコメント。新興国では中長期的に同社製品群の需要が拡大するとみられ、マクロ指標の改善とともに同社業績への期待値も復活する可能性が高いとの見方を示した。海外事業の不振を業績予想へ織り込んだ上で、7月2日終値からの株価上昇余地は25%と、カバレッジ相対で上位であることから投資評価「1」を継続。
ユニ・チャーム<8113.T>が5日ぶり反落。SMBC日興証券では、リスクシナリオを吸収して、株価水準是正が進もうとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は4200円→3700円と引き下げた。
今15.12期以降の営業利益予想を減額修正し、目標株価を引き下げ。インドネシア経済の悪化を主因に予想を減額したとしたが、同社の競争力に問題はないとコメント。新興国では中長期的に同社製品群の需要が拡大するとみられ、マクロ指標の改善とともに同社業績への期待値も復活する可能性が高いとの見方を示した。海外事業の不振を業績予想へ織り込んだ上で、7月2日終値からの株価上昇余地は25%と、カバレッジ相対で上位であることから投資評価「1」を継続。
★12:52 住友精-堅調 16.3期設備投資を前期比2.3倍に 航空機部品の生産コストを低減
住友精密工業<6355.T>が堅調。4日付「日経新聞」では、同社が主力の航空機部品の生産コストを低減するため、2016年3月期の設備投資を前期比2.3倍の約54億円に引き上げると報じた。
同社は三菱重工業<7011.T>グループが開発する国産初のジェット旅客機「MRJ」などの航空機部品を受注している。設備投資の半分を航空機部門に振り向け、滋賀工場(滋賀県草津市)や本社工場(兵庫県尼崎市)の設備を増強する。「(最新設備導入で)生産コストを下げ、航空機メーカーとの直接取引を増やす」(三木伸一社長)との考えだと伝わっており、地合いの悪いなかでも今後の企業成長に期待する買いが優勢となっている。
住友精密工業<6355.T>が堅調。4日付「日経新聞」では、同社が主力の航空機部品の生産コストを低減するため、2016年3月期の設備投資を前期比2.3倍の約54億円に引き上げると報じた。
同社は三菱重工業<7011.T>グループが開発する国産初のジェット旅客機「MRJ」などの航空機部品を受注している。設備投資の半分を航空機部門に振り向け、滋賀工場(滋賀県草津市)や本社工場(兵庫県尼崎市)の設備を増強する。「(最新設備導入で)生産コストを下げ、航空機メーカーとの直接取引を増やす」(三木伸一社長)との考えだと伝わっており、地合いの悪いなかでも今後の企業成長に期待する買いが優勢となっている。
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