後場コメント No.6 パナソニック、日立キャピタル、富士重工業、スズキ、サカタのタネなど

2015/07/28(火) 15:00
★13:51  パナソニック-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 1Qから着実な業績伸長と予想
 パナソニック<6752.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、1Qから着実な業績伸長と予想。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1650円→1630円と引き下げた。
 1Q営業利益は前年同期比で増益を予想。同社は今期より、構造改革を一巡させ、売上高成長による増益へと軸足を移行させつつあるため、各事業での増収内容に注目。特に通期で増収計画としているエコソリューションズやAVCネットワークスに期待。業績予想は微修正にとどめるとした。

★13:53  トヨタ-軟調 今年上期の世界販売台数で首位陥落 独フォルクスワーゲンがトップに
 トヨタ<7203.T>が軟調。27日付ブルームバーグの報じたところによると、今年1~6月の自動車世界販売台数で、独フォルクスワーゲンが同社を上回り、首位の座を獲得した。トヨタの上期のダイハツ工業<7262.T>、日野自動車<7205.T>を含むグループ世界販売は前年同期比1.5%減の502.2万台だった。市場はこれを受け売りで反応している。

★13:53  日立キャピタル-上げ幅拡大 1Q税引前利益35%増 事業構造改革推進が効果
 日立キャピタル<8586.T>が上げ幅拡大。金融サービスを手掛ける同社は28日13時30分、16.3期1Q(4~6月)の連結税引前利益が126.6億円(前年同期比34.9%増)だったと発表した。上期見通し(215.0億円)に対する進ちょく率は59%となった。日本事業における事業構造改革推進の効果や、欧米を中心にグローバル事業が伸長したことが寄与した。

★13:56 富士重-小幅安 6月の国内生産は7.5%増 北米向けインプレッサがけん引
 富士重工業<7270.T>が小幅安。同社は28日、6月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
 国内生産は、北米向けインプレッサ/SUBARU XV、WRXがけん引する形で、6万4442台(前年同月比7.5%増)と2カ月ぶりにプラスとなった。一方、海外生産は、北米市場で昨年7月に販売を開始した新型レガシィ/アウトバックの好調が続いており、2万0442台(同73.8%増)と、12か月連続でプラス。
 国内販売・登録車は、6739台(同15.9%減)と減ったが、輸出は販売好調が続く北米向けがけん引し、5万2886台(同7.8%増)と2カ月ぶりにプラスとなった。

★14:02  スズキ-しっかり 6月国内生産12.9%減 海外生産は8カ月連続で増加
 スズキ<7269.T>がしっかり。同社が28日に発表した6月の国内生産実績は、国内・輸出向けが減少し、前年同月比12.9%減の8万0822台となり、4カ月連続のマイナスになった。
 国内販売は同21.3%減の5万3259台と6カ月連続で減少。輸出は同24.0%減の9342台と3カ月連続のマイナスとなった。一方、海外生産はインド、パキスタン、タイなどで増加し、同6.1%増の15万2617台と8カ月連続で増加した。

★14:03  サカタのタネ-岩井コスモが新規「B+」 中期的な収益成長を期待する銘柄
 サカタのタネ<1377.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、中期的な収益成長を期待する銘柄と推奨。投資判断「B+」、目標株価2550円として、新規カバレッジを開始した。
 海外で野菜の苗や種の拡販が進み、為替や天候にされやすい従来の収益構造に変化が見えるとコメント。中期的な収益改善期待に加え、東京五輪開催やTPP発動後の関連銘柄として話題性も高そうとした。

★14:08  野村総合研究所-岩井コスモが目標株価引き上げ 16.3期は2割弱の営業増益を予想
 野村総合研究所<4307.T>が小幅反落。岩井コスモ証券では、今16.3期は2割弱の営業増益を予想。投資判断「B+」を継続、目標株価は5200円→5800円と引き上げた。
 保険会社向けやセブン&アイHD向けなどの情報システム関連の売り上げが伸長しており、不採算案件も解消して、第1四半期は大幅増益を達成。今16.3期は会社計画を上回る前期比2割弱の営業増益を予想。業績拡大期待や、株式分割に伴う株式流動性の向上期待が、株価に支援材料になるとの見方を示した。


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