前場コメント No.12 岡村製作所、キヤノン、ネットワン、三井物産、積水化学など
★10：32 アイダエンジニアリング－続落 1Q営業益1割増観測も反応薄 プレス機械の販売が好調
アイダエンジニアリング<6118.T>が続落。4日付「日経新聞」では、同社の2015年4～6月期の連結営業利益が、前年同期比1割増の20億円強になったようだと報じた。国内の自動車部品メーカー向けにプレス機械の販売が好調だった。4～6月期として営業最高益を更新するとの内容だが、株価の反応は薄い。
アイダエンジニアリング<6118.T>が続落。4日付「日経新聞」では、同社の2015年4～6月期の連結営業利益が、前年同期比1割増の20億円強になったようだと報じた。国内の自動車部品メーカー向けにプレス機械の販売が好調だった。4～6月期として営業最高益を更新するとの内容だが、株価の反応は薄い。
★10：35 岡村製作所－大幅高 1Q経常益8割増観測を好感 オフィス移転増加で受注伸長
岡村製作所<7994.T>が大幅高。4日付「日経新聞」では、オフィス家具大手である同社の2015年4～6月期の連結経常利益は前年同期比8割増の30億円弱となったようだと報じた。企業収益の回復などでオフィス移転が増え、受注が伸びた。取引先のドラッグストアなどの出店・改装も多く、商品棚や冷凍冷蔵ショーケースの売れ行きも良かったと伝わっており、買いが向かっている。
岡村製作所<7994.T>が大幅高。4日付「日経新聞」では、オフィス家具大手である同社の2015年4～6月期の連結経常利益は前年同期比8割増の30億円弱となったようだと報じた。企業収益の回復などでオフィス移転が増え、受注が伸びた。取引先のドラッグストアなどの出店・改装も多く、商品棚や冷凍冷蔵ショーケースの売れ行きも良かったと伝わっており、買いが向かっている。
★10：35 塩野義製薬－野村が目標株価引き上げ 利益成長を安心して予想できる段階へ
塩野義製薬<4507.T>が続伸。野村証券では、収益性改善が確認できた決算と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5600円→6200円と引き上げた。
4～6月期決算から、利益の成長性が見やすくなる銘柄という点であることを再認識したとコメント。 Tivicay/Triumeq (抗HIV薬)からの収益拡大とともに、費用管理の進展が確認されたとした。決算内容を踏まえて業績予想を上方修正。長期視点でも推奨するとし、焦点としてJanssenに導出したJNJ-54861911(アルツハイマー型認知症治療薬)の開発動向があるとコメント。フェーズ2試験の1つが16年3月に終了予定であると注目。
塩野義製薬<4507.T>が続伸。野村証券では、収益性改善が確認できた決算と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5600円→6200円と引き上げた。
4～6月期決算から、利益の成長性が見やすくなる銘柄という点であることを再認識したとコメント。 Tivicay/Triumeq (抗HIV薬)からの収益拡大とともに、費用管理の進展が確認されたとした。決算内容を踏まえて業績予想を上方修正。長期視点でも推奨するとし、焦点としてJanssenに導出したJNJ-54861911(アルツハイマー型認知症治療薬)の開発動向があるとコメント。フェーズ2試験の1つが16年3月に終了予定であると注目。
★10：37 キヤノン－3日続伸 国内デジタルカメラ生産を完全自動化 18年メドに
キヤノン<7751.T>が3日続伸。4日付「日経新聞」で、同社が2018年をメドに国内のデジタルカメラ生産を完全自動化すると報じたことが材料視されている。約130億円を投じ、基幹工場にロボット生産などを研究・開発する拠点を新設する。熟練技術者の高度な技能を自動ラインに置き換えてコストを最大2割削減するとの内容。
キヤノン<7751.T>が3日続伸。4日付「日経新聞」で、同社が2018年をメドに国内のデジタルカメラ生産を完全自動化すると報じたことが材料視されている。約130億円を投じ、基幹工場にロボット生産などを研究・開発する拠点を新設する。熟練技術者の高度な技能を自動ラインに置き換えてコストを最大2割削減するとの内容。
★10：38 ネットワン－野村が目標株価引き下げ 業績は回復基調だが先行き不透明感は強い
ネットワンシステムズ<7518.T>が3日続落。野村証券では、通信投資の減少に加え、粗利益率の低下が業績の重荷と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を900円→820円と引き下げた。
4～6月期は営業損失が縮小し、業績は回復基調。しかし、通信投資の先行きに不透明感があることや、同社固有の要因で粗利益率が悪化していることを考慮すると、強気の投資スタンスに転じるのは時期尚早と考えるとした。これらの点を踏まえ、野村予想を下方修正した上、ROE低下に伴い、適用PBRを1.2倍(従来1.3 倍)に下方修正。
ネットワンシステムズ<7518.T>が3日続落。野村証券では、通信投資の減少に加え、粗利益率の低下が業績の重荷と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を900円→820円と引き下げた。
4～6月期は営業損失が縮小し、業績は回復基調。しかし、通信投資の先行きに不透明感があることや、同社固有の要因で粗利益率が悪化していることを考慮すると、強気の投資スタンスに転じるのは時期尚早と考えるとした。これらの点を踏まえ、野村予想を下方修正した上、ROE低下に伴い、適用PBRを1.2倍(従来1.3 倍)に下方修正。
★10：40 三井物産－続落 ネットイースと提携し中国で日本製品販売を開始へ
三井物産<8031.T>が続落。4日付「日経新聞」では、同社が中国ポータル（玄関）サイト大手、網易（ネットイース）と提携し、中国での日本製品販売を近く始めると報じた。ただし、株価への反応は薄い。
日本で調達した日用品、食品などを税手続きが簡素化された中国の特区に輸出する。徹底的な検査で偽物の混入を防ぎ、2～3日で宅配する。日本製品需要は根強いとみており、先行するアリババ集団などに対抗、ネットイースへの出資も検討していると伝わっている。
三井物産<8031.T>が続落。4日付「日経新聞」では、同社が中国ポータル（玄関）サイト大手、網易（ネットイース）と提携し、中国での日本製品販売を近く始めると報じた。ただし、株価への反応は薄い。
日本で調達した日用品、食品などを税手続きが簡素化された中国の特区に輸出する。徹底的な検査で偽物の混入を防ぎ、2～3日で宅配する。日本製品需要は根強いとみており、先行するアリババ集団などに対抗、ネットイースへの出資も検討していると伝わっている。
★10：44 積水化学工業－野村が目標株価引き下げ 住宅受注がまだ弱い 野村予想を下方修正
積水化学工業<4204.T>が4日続落。野村証券では、住宅受注がまだ弱く、野村予想を下方修正。レーティング「Neutarl」を継続、目標株価を1760円→1480円と引き下げた。
4～6月期決算および会社への取材を踏まえ、会社予想よりも強めに見ていた野村予想を下方修正。住宅の受注がまだ弱含んでいることが主因。また、4～6月期に政策保有株を売却し、103億円の特別利益を計上した一方で、今後、海外の管路更生や水インフラ事業を含む環境ライフラインのセグメントで、構造改革に関連する特別損失が発生する可能性があるとした。
積水化学工業<4204.T>が4日続落。野村証券では、住宅受注がまだ弱く、野村予想を下方修正。レーティング「Neutarl」を継続、目標株価を1760円→1480円と引き下げた。
4～6月期決算および会社への取材を踏まえ、会社予想よりも強めに見ていた野村予想を下方修正。住宅の受注がまだ弱含んでいることが主因。また、4～6月期に政策保有株を売却し、103億円の特別利益を計上した一方で、今後、海外の管路更生や水インフラ事業を含む環境ライフラインのセグメントで、構造改革に関連する特別損失が発生する可能性があるとした。
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