前場コメント No.2 楽天、千代田化工建設、栗田工業、日本管財、パレモなど
★9：02 楽天－買い気配 丸紅と電力の小売りに参入 月内にも業務提携で合意へ
楽天<4755.T>が買い気配。28日付「日経新聞」の1面トップで、同社が丸紅<8002.T>と組み電力の小売りに乗り出すと報じたことが材料視されている。
ネット通販モールに出店する中小事業者に丸紅が用意した割安の電力を販売する。来年4月の電力小売り全面自由化をにらみ大手電力、新電力、通信などが顧客の争奪に動く中、同社は出店業者の支援と囲い込みに電力自由化を活用する。楽天と丸紅は月内にも業務提携の大枠で合意する見通し。自由化に向けた電力契約の切り替えの申し込みが始まる来年1月までに、サービス内容や料金をどれだけ安くするかなどを詰めると伝わっている。
楽天<4755.T>が買い気配。28日付「日経新聞」の1面トップで、同社が丸紅<8002.T>と組み電力の小売りに乗り出すと報じたことが材料視されている。
ネット通販モールに出店する中小事業者に丸紅が用意した割安の電力を販売する。来年4月の電力小売り全面自由化をにらみ大手電力、新電力、通信などが顧客の争奪に動く中、同社は出店業者の支援と囲い込みに電力自由化を活用する。楽天と丸紅は月内にも業務提携の大枠で合意する見通し。自由化に向けた電力契約の切り替えの申し込みが始まる来年1月までに、サービス内容や料金をどれだけ安くするかなどを詰めると伝わっている。
★9：03 ＩＨＩ－買い気配 バークレイズが「EW」へ引き上げ 株価下落によって
ＩＨＩ<7013.T>が買い気配。バークレイズ証券では、株価下落によって、レーティングを「アンダーウエイト」→「イコールウエイト」と引き上げた。目標株価は460円→410円と引き下げた。
同社では7月2日付けレポート『投資見解をUWに引き下げ。来期に向けて、利益は伸び悩みに』とした。背景は、同社の中期的な成長製品である航空用ジェット・エンジンと自動車向けターボ・チャージャーが、今16.3期・来17.3期と踊り場を迎えると予想したため。その後、8月4日の1Q決算発表時に、ＩＨＩが営業利益通期ガイダンスを900億円（前年比42％増）→750億円（19％増）と減額修正したことから、株価は7～8月の2カ月間で37％下落した（TOPIXは12％下落）。この結果、来17.3期予想ベースのPERも9 倍へと下落し、バリュエーションの割高感も消滅したと判断。相対感から投資見解を「EW」に引き上げるとした。
ＩＨＩ<7013.T>が買い気配。バークレイズ証券では、株価下落によって、レーティングを「アンダーウエイト」→「イコールウエイト」と引き上げた。目標株価は460円→410円と引き下げた。
同社では7月2日付けレポート『投資見解をUWに引き下げ。来期に向けて、利益は伸び悩みに』とした。背景は、同社の中期的な成長製品である航空用ジェット・エンジンと自動車向けターボ・チャージャーが、今16.3期・来17.3期と踊り場を迎えると予想したため。その後、8月4日の1Q決算発表時に、ＩＨＩが営業利益通期ガイダンスを900億円（前年比42％増）→750億円（19％増）と減額修正したことから、株価は7～8月の2カ月間で37％下落した（TOPIXは12％下落）。この結果、来17.3期予想ベースのPERも9 倍へと下落し、バリュエーションの割高感も消滅したと判断。相対感から投資見解を「EW」に引き上げるとした。
★9：03 千代田化工建設－反発 海中・海底関連事業を行う新会社株の取得に基本合意
千代田化工建設<6366.T>が反発。同社は8月27日の大引け後に、Ezra Holdings（シンガポール）が設立を予定しているサブシー関連事業を行う新会社EMAS Chiyoda Subsea（仮称・本社は英国を予定）について、株式取得および第三者割当増資引き受けにより、持ち分法適用関連会社化することで基本合意したと発表した。増資引き受けは12月31日付けを予定しており、株式の50.0％取得する見込み。
千代田化工建設<6366.T>が反発。同社は8月27日の大引け後に、Ezra Holdings（シンガポール）が設立を予定しているサブシー関連事業を行う新会社EMAS Chiyoda Subsea（仮称・本社は英国を予定）について、株式取得および第三者割当増資引き受けにより、持ち分法適用関連会社化することで基本合意したと発表した。増資引き受けは12月31日付けを予定しており、株式の50.0％取得する見込み。
★9：04 栗田工業－バークレイズが「UW」へ引き下げ 業界相対の観点から
栗田工業<6370.T>が3日ぶり反落。バークレイズ証券では、業界相対の観点から、レーティングを「イコールウエイト」→「アンダーウエイト」、目標株価を2600円→2300円と引き下げた。
水処理薬品やメンテナンスといったサービス事業を中心に、緩やかな業績回復が続くという、ファンダメンタルズの見方に変更はなし。目標株価引き下げの主な理由は、株式市場の下落にともなう株主資本コストの見直し。7～8月の株価が比較的堅調であったこともあり（17％下落。TOPIXは12％下落）、現株価から新目標株価2300円への下落余地は3％となった。これは重工業、プラント・エンジニアリングのカバレッジでは、最も劣後するとした。
栗田工業<6370.T>が3日ぶり反落。バークレイズ証券では、業界相対の観点から、レーティングを「イコールウエイト」→「アンダーウエイト」、目標株価を2600円→2300円と引き下げた。
水処理薬品やメンテナンスといったサービス事業を中心に、緩やかな業績回復が続くという、ファンダメンタルズの見方に変更はなし。目標株価引き下げの主な理由は、株式市場の下落にともなう株主資本コストの見直し。7～8月の株価が比較的堅調であったこともあり（17％下落。TOPIXは12％下落）、現株価から新目標株価2300円への下落余地は3％となった。これは重工業、プラント・エンジニアリングのカバレッジでは、最も劣後するとした。
★9：04 日本管財－買い気配 9月30日を基準日として1株を2株に分割 創立50周年記念で
日本管財<9728.T>が買い気配。同社は8月27日の大引け後に、9月30日を基準日として、1株につき2株の割合で株式分割を行うと発表した。同社は10月27日に創立50周年を迎えるとし、これを記念して株式分割を実施するとした。最近の株価水準を踏まえ、株式の投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層拡大を図る目的。
日本管財<9728.T>が買い気配。同社は8月27日の大引け後に、9月30日を基準日として、1株につき2株の割合で株式分割を行うと発表した。同社は10月27日に創立50周年を迎えるとし、これを記念して株式分割を実施するとした。最近の株価水準を踏まえ、株式の投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層拡大を図る目的。
★9：04 パレモ－反発 8月度既存店売上高4.0％増 水着などのシーズン商品好調
パレモ<2778.T>が反発。同社は27日の大引け後、8月度（7月21日～8月20日）の既存店売上高が前年同月比4.0％増、全社では同9.6％減だったと発表した。
客数が4.1％減少したものの、既存店の客単価は8.4％上昇した。アパレル事業では、猛暑の影響もあり水着をはじめとしたシーズン商品が好調に推移したほか、晩夏、初秋物のプロパー商品にも堅調な動きが見られた。雑貨事業においては、バックのインセンスが引き続き好調に推移した。既存店売上高の順調な伸びが好感され、買われている。
パレモ<2778.T>が反発。同社は27日の大引け後、8月度（7月21日～8月20日）の既存店売上高が前年同月比4.0％増、全社では同9.6％減だったと発表した。
客数が4.1％減少したものの、既存店の客単価は8.4％上昇した。アパレル事業では、猛暑の影響もあり水着をはじめとしたシーズン商品が好調に推移したほか、晩夏、初秋物のプロパー商品にも堅調な動きが見られた。雑貨事業においては、バックのインセンスが引き続き好調に推移した。既存店売上高の順調な伸びが好感され、買われている。
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