後場コメント No.6 日本精工、トヨタ、ソニー、アルプス電気、イリソ電子工業など
★13：33 日本精工－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 不透明感強まりつつあるが割安感も強い
日本精工<6471.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、不透明感強まりつつあるが割安感も強まってきているとして、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は2300円→1900円と引き下げた。
今16.3期1Q決算、取材を経て業績予想を修正。今16.3期営業利益は1120億円→1040億円、来17.3期は1188億円→1016億円と変更。中国自動車販売、とりわけ中国における欧州メーカーの販売状況が悪化していることは、同社自動車事業にとってネガティブであるが、為替の円安効果、調達費用低減により、今16.3期会社予想営業利益1020億円は達成可能と判断。
来17.3期については家電・情報向け、工作機械向けベアリングを中心に産業機械事業の減速を見込む一方、自動車事業は欧州メーカー向けについて今16.3期に在庫調整が終了し、来17.3期は緩やかに回復する前提として、会社全体としてはほぼ横ばい圏の利益成長を予想しているとした。
日本精工<6471.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、不透明感強まりつつあるが割安感も強まってきているとして、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は2300円→1900円と引き下げた。
今16.3期1Q決算、取材を経て業績予想を修正。今16.3期営業利益は1120億円→1040億円、来17.3期は1188億円→1016億円と変更。中国自動車販売、とりわけ中国における欧州メーカーの販売状況が悪化していることは、同社自動車事業にとってネガティブであるが、為替の円安効果、調達費用低減により、今16.3期会社予想営業利益1020億円は達成可能と判断。
来17.3期については家電・情報向け、工作機械向けベアリングを中心に産業機械事業の減速を見込む一方、自動車事業は欧州メーカー向けについて今16.3期に在庫調整が終了し、来17.3期は緩やかに回復する前提として、会社全体としてはほぼ横ばい圏の利益成長を予想しているとした。
★13：39 トヨタ－上げ幅拡大 7月国内生産は3.2％減 海外は7月として過去最高生産
トヨタ<7203.T>が上げ幅拡大。同社は28日、7月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
国内生産は前年同月比3.2％減の29万7492台と、前年同月を下回った。2カ月ぶりのマイナス。海外生産は同2.1％増の48万2568台となり、7月としては過去最高となった。
国内販売は同6.6％元の13万7366台と、2カ月ぶりのマイナス。中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が減少し、輸出は同12.6％減の15万3889台とマイナスに転じた。
トヨタ<7203.T>が上げ幅拡大。同社は28日、7月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
国内生産は前年同月比3.2％減の29万7492台と、前年同月を下回った。2カ月ぶりのマイナス。海外生産は同2.1％増の48万2568台となり、7月としては過去最高となった。
国内販売は同6.6％元の13万7366台と、2カ月ぶりのマイナス。中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が減少し、輸出は同12.6％減の15万3889台とマイナスに転じた。
★13：40 ソニー－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 中国減速もPS4・イメージセンサーに影響なし
ソニー<6758.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、中国景気減速に懸念も、PS4やイメージセンサーの成長へは影響なしと判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は4700円→4500円と引き下げた。
今16.3期1Q決算を受けて業績予想を若干上方修正したものの、ファイナンスによる株式数の増加を反映したため、目標株価は若干の減額。中国・新興国のマクロ経済減速や通貨安といったリスクが台頭しているが、同社の業績に与える影響は基本的には大きくないと推察。特にデバイス分野、ゲーム&ネットワークサービス（G&NS）分野の成長にはほとんど影響を与えない見込み。イメージセンサーは高画素化や複眼化といったスマートフォンの性能向上を背景に、中国市場で多少の減速感が出たとしても、同社イメージセンサーへの需要は旺盛な状態が続くと想定。G&NS分野はそもそも中国からの売り上げはほぼないと指摘した。
ソニー<6758.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、中国景気減速に懸念も、PS4やイメージセンサーの成長へは影響なしと判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は4700円→4500円と引き下げた。
今16.3期1Q決算を受けて業績予想を若干上方修正したものの、ファイナンスによる株式数の増加を反映したため、目標株価は若干の減額。中国・新興国のマクロ経済減速や通貨安といったリスクが台頭しているが、同社の業績に与える影響は基本的には大きくないと推察。特にデバイス分野、ゲーム&ネットワークサービス（G&NS）分野の成長にはほとんど影響を与えない見込み。イメージセンサーは高画素化や複眼化といったスマートフォンの性能向上を背景に、中国市場で多少の減速感が出たとしても、同社イメージセンサーへの需要は旺盛な状態が続くと想定。G&NS分野はそもそも中国からの売り上げはほぼないと指摘した。
★13：47 アルプス電気－ＣＳが目標株価引き上げ 低採算製品の改善効果を見込む
アルプス電気<6770.T>が大幅に4日続伸。クレディ・スイス証券では、VCM/OISに加え、タッチパネルを中心とした低採算製品の改善効果を見込むとコメント。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を4600円→5200円と引き上げた。
1Q決算を踏まえて業績予想を増額修正。VCM/OISの収益拡大に加え、1Q決算ではタッチパネル（TP）を中心に低・不採算製品の収益改善が顕在化。タッチパネルは短期では特定顧客のモデルサイクルによる業績影響もあるとみられるが、1～2年の時間軸では数量拡大の恩恵が大きいと考えるとした。フォースリアクタは不確定要素（シェア、単価など）も多く、モデルにはまだ織り込んでいないが、来期～再来期にかけて業績貢献の可能性が高まっているとした。フォースリアクタを除いても、既存事業での大幅増益が見込めると想定。
アルプス電気<6770.T>が大幅に4日続伸。クレディ・スイス証券では、VCM/OISに加え、タッチパネルを中心とした低採算製品の改善効果を見込むとコメント。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を4600円→5200円と引き上げた。
1Q決算を踏まえて業績予想を増額修正。VCM/OISの収益拡大に加え、1Q決算ではタッチパネル（TP）を中心に低・不採算製品の収益改善が顕在化。タッチパネルは短期では特定顧客のモデルサイクルによる業績影響もあるとみられるが、1～2年の時間軸では数量拡大の恩恵が大きいと考えるとした。フォースリアクタは不確定要素（シェア、単価など）も多く、モデルにはまだ織り込んでいないが、来期～再来期にかけて業績貢献の可能性が高まっているとした。フォースリアクタを除いても、既存事業での大幅増益が見込めると想定。
★13：48 イリソ電子－岩井コスモが目標株価引き下げ 主力商品の値崩れで
イリソ電子工業<6908.T>が反発。岩井コスモ証券では、主力の車載用コネクタにおける値引きやゲーム機の減産などから、上期の利益予想を下方修正した。投資判断は「B+」を継続も、目標株価は8700円→6400円と引き下げた。
4-6月期に想定外の値崩れが発生して利益の圧迫要因となったほか、競合状況の悪化や販売価格の低下など構造的な問題が存在するとし、今後の状況を慎重に注視するとした。
イリソ電子工業<6908.T>が反発。岩井コスモ証券では、主力の車載用コネクタにおける値引きやゲーム機の減産などから、上期の利益予想を下方修正した。投資判断は「B+」を継続も、目標株価は8700円→6400円と引き下げた。
4-6月期に想定外の値崩れが発生して利益の圧迫要因となったほか、競合状況の悪化や販売価格の低下など構造的な問題が存在するとし、今後の状況を慎重に注視するとした。
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