前場コメント No.12 資生堂、サイネックス、エルナー、東和フード、シマノなど

2015/09/01(火) 11:30
★10:42  JX-売り買い交錯 英国北海カリーンガス田の開発移行を決定
 JXホールディングス<5020.T>が売り買い交錯。同社は8月31日の大引け後に、子会社のJX日鉱石開発(東京都千代田区)が100%出資する英国法人を通じて、約34%の権益を保有する英国北海の22/25a鉱区に位置するカリーンガス田の開発移行を決めたと発表した。パートナーであるMaersk Oil社(オペレーター)およびBritoil(BP)社とともに決定したとし、開発計画について、英国政府機関である石油・ガス公社(OGA)の承認を得たとした。

★10:46 資生堂-しっかり 7月の国内店頭売り上げ11%増
 資生堂<4911.T>がしっかり。同社は31日、7月の国内店頭売り上げが前年比11%増だったと発表した。昨年より実施しているブランドイノベーションの成果や拡大するインバウンド売り上げが貢献した。

★10:46 阪和興業-野村が目標株価引き下げ 増益予想は維持するが勢いを欠く
 阪和興業<8078.T>が3日ぶり反落。野村証券では、持ち分法投資損失の発生、金属市況の下落などで経常利益予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は580円→540円と引き下げた。
 国内、海外の鋼材市況は下落が続いており、大きく反転する兆候は見えないとコメント。足もとでは非鉄金属市況も低迷。ただし、8月28日終値ベースで3.2%と予想される今16.3期の配当利回りが、今後の株価を下支えする見込み。(1)過去に実施したM&A(合併・買収)による鋼材取扱数量の増加、収益面での貢献、(2)非鉄金属市況の回復、(3)海外事業の収益改善のメドがつくことなどが、同社株式への評価を高める契機となる見込み。

★10:47  サイネックス-反発 奈良・王寺町と「ふるさと納税」の一括業務代行で契約締結
 サイネックス<2376.T>が反発。同社は7月30日の大引け後に、奈良県王寺町と『「ふるさと応援寄付金」の一括業務代行に関する協定書』を締結したと発表した。
 王寺町のふるさと寄付金制度の魅力を全国に発信するとともに、寄付者からの申し込み代行受付、決済システムの提供、関係書類の作成および送付、特典商品の発送業務などの代行を一括して行う。王寺町の事務負担を軽減し、ふるさと寄付金制度の活性化を支援するとした。

★10:50  エルナー-ストップ高 高信頼性アルミ電解コンデンサー製品を太陽誘電で販売開始
 エルナー<6972.T>がストップ高。同社は1日、今年10月より、同社製アルミ電解コンデンサーの販売を、昨年11月に資本業務提携を行った太陽誘電<6976.T>の販売網を通じて開始すると発表した。
 これに先立ち、9月から太陽誘電WEBサイト上の部品データビューア「TY-COMPAS」に、同社製アルミ電解コンデンサーが掲載され、太陽誘電製従来商品群と同様の部品検索が可能となる。設計者の利便性向上に貢献する。

★10:54 東和フード-5日ぶり反落 8月既存店売上高は1.9%増
 東和フードサービス<3329.T>が5日ぶり反落。高価格喫茶店「椿屋珈琲店」などを展開するカジュアルレストラン運営の同社は1日、8月の売上高(速報)が既存店で前年同月比1.9%増、全店で1.5%増だったと発表した。既存店客数は0.1%増。客単価は1.9%増だった。
 堅調な推移とはなったものの、7月の既存店売上高が同6.1%増であったことを鑑みると8月は伸び悩みとなっており、株価も小幅安の展開となっている。

★10:55  シマノ-野村が目標株価引き下げ 欧米向けは好調を維持も増益率が鈍化へ
 シマノ<7309.T>が5日ぶり反落。野村証券では、欧米向けは好調を維持も、増益率が鈍化すると想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を15400円→15100円と引き下げた。
 欧州向けや北米向けの売上高は堅調を維持しているものの、受注の勢いが沈静化していると推察。また、中国向けが減速に転じたもよう。営業増益率は13.12期の2%、14.12期の58%が、今15.12期には17%、来16.12期6%と鈍化する局面に入ってきたと予想するとした。


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