前場コメント No.13 スクウェア・エニックス、オイレス工業、メディアシーク、東和フード、バンダイナムコなど

2015/09/01(火) 11:30
★10:56  スクエニHD-堅調 『FF アギト』のサービス提供を終了 新生『FF アギト』の開発にシフト
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が堅調。同社は31日、11月30日をもって、『ファイナルファンタジー アギト』のサービス提供を終了すると公式サイト上で発表した。
 同作は、 戦乱の続く世界「オリエンス」を舞台に救世主たる存在「アギト」を目指す若者たちの物語を描いたスマートフォン向けRPG。今後は、新たな体制にて、新生『ファイナルファンタジー アギト』の開発へシフトする。新生『ファイナルファンタジー アギト』に関する追加情報は、9月17日~20日に開催される「TOKYO GAME SHOW 2015」にて発表する予定としている。

★11:02 オイレス工業-野村が目標株価引き上げ 構造機器が足を引っ張る 利益横ばい
 オイレス工業<6282.T>が5日ぶり反落。野村証券では、軸受機器:安定成長、構造機器:競争激化と開発費増加で営業損失を想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2300円→1800円と引き下げた。
 野村予想を下方修正。ニッチだが高採算な軸受機器(滑り軸受)への高評価は不変で、生産能力の増強投資負担が利益成長を抑えるものの、日系自動車メーカーの海外拠点や欧米勢からの新規案件が続く見方は変わらないとした。一方で、構造機器は、橋梁用が物件数の減少、建物用が過当競争(25社超の競合先)といった構造的な問題を抱えており、今16.3期は中期成長への開発投資負担(試験費用)も重しとなって、営業損失へ転落する見込み。今16.3期全社業績は、上期・通期ともに1Q決算時に下方修正された会社予想をさらに下回ると野村では予想しているとし、投資妙味に乏しい局面と考えられるとした。

★11:03  メディアシーク-軟調 スマホ動画とTVの広告効果を比較分析する計測サービスを提供開始
 メディアシーク<4824.T>が軟調。同社は1日、子会社のアップシーエム(東京都港区)が、スマホ向け動画広告を視聴したユーザーの好感度や認知度、購買意欲等をテレビCMと比較分析して広告主にレポートする「クロスメディア・ブランドリフト測定サービス付き」動画広告パッケージを開発し、ナショナルクライアント向けサービスの提供を開始したと発表した。
 テレビCMとスマートフォン動画広告のクロスメディアによるブランドリフト計測サービスの展開は国内初の試みとなる。例えばテレビCMとスマートフォン動画など、複数のメディアを組み合わせて広告展開を行った場合の広告効果をデータとして広告主にフィードバックすることにより、より効果的な広告出稿を支援する。急拡大するスマートフォン向け広告市場において、さらなる高付加価値サービスを提供する。ただし、市場の反応は薄い。

★11:08 バンダイナムコ-バークレイズが目標株価引き上げ 海外成長が顕在化
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が買い先行も伸び悩む展開。バークレイズ証券では、海外成長が顕在化していると判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を3100円→3300円と引き上げた。
 直近の調整により、今16.3期予想EV/EBITDAは5.1倍と、まだ割安感のある印象とコメント。業績面でも安定した国内業績に加えて、今後は海外成長による業績拡大局面を予想。海外成長を織り込む局面ではバリュエーションが切り上がる可能性もあるとみているとし、海外での成長+バリュエーションの切り上がりでもう一段の株価アップサイド余地があるとみるとした。

★11:11  テクマトリックス-続落 コンタクトセンターCRMシステムの新バージョンの販売を開始
 テクマトリックス<3762.T>が続落。同社は9月1日、コンタクトセンターCRMシステムの新バージョン「FastHelp5.1(ファストヘルプ5.1)」の販売を同日より開始すると発表した。
 ファストヘルプ5.1は、同社が約20年に渡って積み重ねてきた経験・ノウハウ・技術を集結したファストヘルプ5の最新バージョン。業務効率を向上させるトークスクリプト機能やメッセージング機能、回答支援機能などを追加・強化したことで、コンタクトセンターの生産性向上と、応対品質向上を実現する。

★11:24  ソースネクスト-5日ぶり反落 「超ホーダイ」をNTT「OCNペイオン」にて提供開始
 ソースネクスト<4344.T>が5日ぶり反落。セキュリティソフトの販売を手掛ける同社は1日、パソコンソフトの定額使い放題サービス「超ホーダイ」を、NTTコミュニケーションズが運営する「OCNペイオン」にて、「超ホーダイ for OCN」として提供することになったと発表した。
 「OCNペイオン」は有料デジタルコンテンツの利用料金をNTTコミュニケーションズのOCN料金と一緒に支払うことができるOCN会員向けのサービス。当サービスの提供により、新規ユーザーの獲得とマーケットの拡大につながることを期待するとした。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ