前場コメント No.9 サトーＨＤ、ダイサン、ＪＴ、田中化学研究所、三井造船など
★9：52 丸順－売買なし 北米事業から撤退 インディアナ・マルジュンを売却または閉鎖へ
丸順<3422.NG>が売買なし。同社は9月1日の大引け後に、北米子会社であるインディアナ・マルジュン社（米国インディアナ州）を売却または閉鎖し、北米事業から撤退すると発表した。生産性悪化、品質不具合によるコスト増加などにより、厳しい事業環境が続いていたとし、今後の事業環境化では投資回収および採算性を確保していくことが困難と判断したとしている。業績への影響は現在精査中。株価への影響は限定的のもよう。
丸順<3422.NG>が売買なし。同社は9月1日の大引け後に、北米子会社であるインディアナ・マルジュン社（米国インディアナ州）を売却または閉鎖し、北米事業から撤退すると発表した。生産性悪化、品質不具合によるコスト増加などにより、厳しい事業環境が続いていたとし、今後の事業環境化では投資回収および採算性を確保していくことが困難と判断したとしている。業績への影響は現在精査中。株価への影響は限定的のもよう。
★9：57 サトーＨＤ－ＴＩＷが「2+」継続 株価に対する見方は不変
サトーホールディングス<6287.T>が3日続落。投資情報会社のＴＩＷでは、株価に対する見方は不変とし、投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今期業績計画達成のハードルは高まったが、収益成長基調そのものに変化があったわけではないと指摘。現在株価には割安感があり、ＴＩＷでは「アウトパフォーム」の見通しを据え置くとした。省力・安全化につながる自動認識関連機器の需要は世界的にも根強く、グローバル展開・シナジー発現の加速による収益拡大ペースの上ぶれに引き続き期待するとした。
サトーホールディングス<6287.T>が3日続落。投資情報会社のＴＩＷでは、株価に対する見方は不変とし、投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今期業績計画達成のハードルは高まったが、収益成長基調そのものに変化があったわけではないと指摘。現在株価には割安感があり、ＴＩＷでは「アウトパフォーム」の見通しを据え置くとした。省力・安全化につながる自動認識関連機器の需要は世界的にも根強く、グローバル展開・シナジー発現の加速による収益拡大ペースの上ぶれに引き続き期待するとした。
★10：03 ダイサン－大幅続落 1Q営業益は23.3％減 消費増税の反動続く
ダイサン<4750.T>が大幅続落。建設現場向け足場の販売を手掛ける同社は1日、16.4期1Q（4～7月）の営業利益が1.0億円（前年同期比23.3％減）だったと発表した。会社の上期予想（4.3億円）に対する進ちょくは22.1％となった。
製商品販売事業で、消費税増税前の前倒しによる購入の影響が続き、売上高、利益とも前年同期と比べ、伸び悩んだ。
ダイサン<4750.T>が大幅続落。建設現場向け足場の販売を手掛ける同社は1日、16.4期1Q（4～7月）の営業利益が1.0億円（前年同期比23.3％減）だったと発表した。会社の上期予想（4.3億円）に対する進ちょくは22.1％となった。
製商品販売事業で、消費税増税前の前倒しによる購入の影響が続き、売上高、利益とも前年同期と比べ、伸び悩んだ。
★10：04 ＪＴ－反発 自民党の特命委員会が「飲酒・喫煙も18歳以上が妥当」で思惑
ＪＴ（日本たばこ産業）<2914.T>が反発。自民党の特命委員会が、民法の成人年齢を引き下げて18歳以上にするとともに、飲酒や喫煙をできる年齢も同様に18歳以上とするのが妥当だとする提言案をまとめたことが手がかり。喫煙者増加に対する思惑的な買いが同社株に入っているようだ。キリンホールディングス<2503.T>など、ビール各社の株価も堅調もしくは底堅い。
9月2日付けＮＨＫの報道によると、自民党の特命委員会は、選挙権を得られる年齢が引き下げられて18歳以上となったのを受けて、飲酒や喫煙をできる年齢も「大人としての責任だけではなく、権利や自由も付与することで自覚を呼びかけ、責任感を醸成することができる」として、同様に18歳以上とするのが妥当だとしているとした。
ＪＴ（日本たばこ産業）<2914.T>が反発。自民党の特命委員会が、民法の成人年齢を引き下げて18歳以上にするとともに、飲酒や喫煙をできる年齢も同様に18歳以上とするのが妥当だとする提言案をまとめたことが手がかり。喫煙者増加に対する思惑的な買いが同社株に入っているようだ。キリンホールディングス<2503.T>など、ビール各社の株価も堅調もしくは底堅い。
9月2日付けＮＨＫの報道によると、自民党の特命委員会は、選挙権を得られる年齢が引き下げられて18歳以上となったのを受けて、飲酒や喫煙をできる年齢も「大人としての責任だけではなく、権利や自由も付与することで自覚を呼びかけ、責任感を醸成することができる」として、同様に18歳以上とするのが妥当だとしているとした。
★10：04 田中化研－ストップ高買い気配 東証が日々公表銘柄に指定で関心高まる
田中化学研究所<4080.T>がストップ高買い気配。東京証券取引所は1日、同社株を信用取引における日々公表銘柄に指定すると発表した。指定を受けて市場の関心が高まっており、材料難のなか買いが向かっている。同社は二次電池材大手。
田中化学研究所<4080.T>がストップ高買い気配。東京証券取引所は1日、同社株を信用取引における日々公表銘柄に指定すると発表した。指定を受けて市場の関心が高まっており、材料難のなか買いが向かっている。同社は二次電池材大手。
★10：10 三井造船－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ エンジン生産は過去最高に向かう
三井造船<7003.T>が3日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、エンジン生産は過去最高に向かうとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は300円→260円と引き下げた。
今16.3期営業利益予想は264億円→259億円、来17.3期は346億円→320億円と変更。今16.3期予想については微修正。アメリカ化学プラントの追加コストが1Qに発生したが、旧予想上でも慎重に見ていたため、エンジニアリング事業の下方修正幅は10億円にとどまる一方、舶用ディーゼルエンジンが主体の機械事業の収益性は想定以上に上がっている印象であり、同部門は8億円上方修正しているとした。
ようやく、アメリカ化学プラントは最終引渡に向かっており、今後さらに追加コストが発生するリスクは低いと想定。来17.3期は追加費用計上の減少によりエンジニアリング事業は増益となることに加え、舶用ディーゼルエンジンの単価アップ効果、港湾用クレーン事業の生産能力拡大による売上増が機械事業の増益に貢献する見通し。18.3期においては大型コンテナ船向けエンジンの生産により舶用ディーゼルエンジンの生産量はリーマン・ショック前の水準を超える可能性も出てきているとした。
三井造船<7003.T>が3日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、エンジン生産は過去最高に向かうとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は300円→260円と引き下げた。
今16.3期営業利益予想は264億円→259億円、来17.3期は346億円→320億円と変更。今16.3期予想については微修正。アメリカ化学プラントの追加コストが1Qに発生したが、旧予想上でも慎重に見ていたため、エンジニアリング事業の下方修正幅は10億円にとどまる一方、舶用ディーゼルエンジンが主体の機械事業の収益性は想定以上に上がっている印象であり、同部門は8億円上方修正しているとした。
ようやく、アメリカ化学プラントは最終引渡に向かっており、今後さらに追加コストが発生するリスクは低いと想定。来17.3期は追加費用計上の減少によりエンジニアリング事業は増益となることに加え、舶用ディーゼルエンジンの単価アップ効果、港湾用クレーン事業の生産能力拡大による売上増が機械事業の増益に貢献する見通し。18.3期においては大型コンテナ船向けエンジンの生産により舶用ディーゼルエンジンの生産量はリーマン・ショック前の水準を超える可能性も出てきているとした。
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