〔Market Flash〕自動車セクター TPP批准はマツダ、三菱自、富士重に特に追い風~野村
【9:25】自動車セクター TPP批准はマツダ、三菱自、富士重に特に追い風~野村
野村証券ではTPP(環太平洋経済連携協定)大筋合意の自動車セクターへの影響についてリポートしている。TPPが批准されれば、日本から米国やカナダなどへの輸出関税が中期的に引き下げられ、FTA(自由貿易協定)で先行した韓国メーカーに対する不利も解消されることから、米国、カナダで事業を展開する日系完成車メーカーにとっては総じて追い風になると予想している。とりわけ、生産規模が限られ、大手3社に比べ日本からの輸出比率が高い中堅メーカーのマツダ(7261)、三菱自動車工業(7211)、富士重工業(7270)にとっては、採算改善と経営の自由度拡大が中長期で期待でき、特に恩恵が大きいと考えている。
【8:45】寄り前気配はスズケン、ホトニクス、小糸製、島忠などが高い気配値
主力株の寄り前気配では、スズケン(9987)+17.44%、ホトニクス(6965) +7.98%、小糸製(7276) +5.23%、島忠(8184) +5.00%、大陽日酸(4091) +4.99%、グローリー(6457) +4.80%、関西ペ(4613) +4.67%、ダイセキ(9793) +4.63%、荏原(6361) +4.61%、日梱包(9072) +4.60%などが高い気配値。
一方、キッセイ薬(4547)-14.56%、岩谷産(8088) -9.61%、ミツコシイセ (3099) -7.24%、カネカ(4118) -6.53%、住友重(6302) -6.43%、ニフコ(7988) -6.00%、ニチコン(6996) -5.40%、京阪電(9045) -4.76%、KDDI(9433) -4.28%、三菱電(6503) -3.90%などが安い気配値となっている。
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