前場コメント No.9 ニフコ、オリンピック、アートスパーク、東ソー、アイシン精機など
★9：45 ニフコ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 上期会社計画の上振れを予想
ニフコ<7988.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、上期会社計画上振れを予想も、サプライズはないと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5200円→4900円と引き下げた。
中国市場と現代自動車グループ向けビジネスにおける不透明な事業環境の反映などに伴い、業績予想を下方修正。海外、国内での樹脂製品やインテリアパーツの採用増加による、台あたり搭載金額の上昇が売上成長に貢献する見方に変更はないとしたが、中国市場と現代自動車グループ向けビジネスの不透明な事業環境を折り込んだことが、下方修正の主因。
中国市場での生産動向に関して、日系メーカー向けは堅調に推移しているが、注視している現代自動車グループ向けに関して、7～8月の生産動向は4～6月以上に悪化しているもよう。中国市場の先行きは依然不透明であり、同市場におけるベッド事業の動向と合わせ引き続き注視するとした。
ニフコ<7988.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、上期会社計画上振れを予想も、サプライズはないと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5200円→4900円と引き下げた。
中国市場と現代自動車グループ向けビジネスにおける不透明な事業環境の反映などに伴い、業績予想を下方修正。海外、国内での樹脂製品やインテリアパーツの採用増加による、台あたり搭載金額の上昇が売上成長に貢献する見方に変更はないとしたが、中国市場と現代自動車グループ向けビジネスの不透明な事業環境を折り込んだことが、下方修正の主因。
中国市場での生産動向に関して、日系メーカー向けは堅調に推移しているが、注視している現代自動車グループ向けに関して、7～8月の生産動向は4～6月以上に悪化しているもよう。中国市場の先行きは依然不透明であり、同市場におけるベッド事業の動向と合わせ引き続き注視するとした。
★9：46 ＯｌｙｍｐｉｃＧ－続伸 通期下方修正も前期比大幅増益 売上総利益率が低下
Ｏｌｙｍｐｉｃグループ<8289.T>が続伸。同社は6日、16.2月期通期の連結営業利益が従来予想の14.5億円を下振れ、11.0億円（前期比2.9倍）になりそうだと発表した。上期の価格政策の徹底継続により売上総利益率が低下したことなどが利益を下押す。ただし、前期比では大幅増益を確保する見込みで、株価へのマイナスの影響は限定されている。
Ｏｌｙｍｐｉｃグループ<8289.T>が続伸。同社は6日、16.2月期通期の連結営業利益が従来予想の14.5億円を下振れ、11.0億円（前期比2.9倍）になりそうだと発表した。上期の価格政策の徹底継続により売上総利益率が低下したことなどが利益を下押す。ただし、前期比では大幅増益を確保する見込みで、株価へのマイナスの影響は限定されている。
★9：47 アートＳＨＤ－6日続伸 CLIP STUDIO PAINTがプロのアニメ制作現場で採用
アートスパークホールディングス<3663.T>が6日続伸。同社は6日、同グループのセルシスが、イラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT EX」に、アニメ制作の機能を追加すると発表した。
今回のリリースに先駆けては、アニメ機能のベータテストを実施していたが、旭プロダクション、神風動画、スタジオコロリド、スタジオ雲雀、プロダクション・アイジーなど、プロのアニメ制作現場でベータ版のCLIP STUDIO PAINTが導入されているとのこと。今後の売り上げ増加が期待され、株価は強い動きとなっている。
アートスパークホールディングス<3663.T>が6日続伸。同社は6日、同グループのセルシスが、イラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT EX」に、アニメ制作の機能を追加すると発表した。
今回のリリースに先駆けては、アニメ機能のベータテストを実施していたが、旭プロダクション、神風動画、スタジオコロリド、スタジオ雲雀、プロダクション・アイジーなど、プロのアニメ制作現場でベータ版のCLIP STUDIO PAINTが導入されているとのこと。今後の売り上げ増加が期待され、株価は強い動きとなっている。
★9：49 東ソー－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 連続最高利益更新を予想
東ソー<4042.T>が売り買い交錯。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、連続最高利益更新を予想し、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は960円→910円と引き下げた。
業績予想は微修正にとどめ、増資に伴う希薄化効果を織り込み、目標株価を若干引き下げ。7月3日の増資発表後、株価は最大で約35％下落。主な背景は以下2点。（1）ウレタン原料市況低迷による採算悪化への懸念、（2）配当見直しの可能性に言及していた中での公募増資実行による、株主市場の同社の資本政策の一貫性に対する懸念。
このうち（1）は主原料ベンゼンの価格も下がり、9月以降はスプレッド改善を予想。また、MDIの利益寄与は徐々に小さくなっているので影響は比較的小さいと想定。（2）については、業績自体は堅調であることから、経営陣から資本政策について一貫した説明がなされ、株式市場の理解が広がれば株価上昇のトリガーになる見通し。
東ソー<4042.T>が売り買い交錯。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、連続最高利益更新を予想し、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は960円→910円と引き下げた。
業績予想は微修正にとどめ、増資に伴う希薄化効果を織り込み、目標株価を若干引き下げ。7月3日の増資発表後、株価は最大で約35％下落。主な背景は以下2点。（1）ウレタン原料市況低迷による採算悪化への懸念、（2）配当見直しの可能性に言及していた中での公募増資実行による、株主市場の同社の資本政策の一貫性に対する懸念。
このうち（1）は主原料ベンゼンの価格も下がり、9月以降はスプレッド改善を予想。また、MDIの利益寄与は徐々に小さくなっているので影響は比較的小さいと想定。（2）については、業績自体は堅調であることから、経営陣から資本政策について一貫した説明がなされ、株式市場の理解が広がれば株価上昇のトリガーになる見通し。
★9：50 アイシン精機－大和が目標株価引き下げ さらなる株価下落局面は中長期的な買い場に
アイシン精機<7259.T>が変わらずを挟んで5日続伸。大和証券では、さらなる株価下落局面は中長期的な買い場になるとみて、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は6000円→5500円と引き下げた。
上期営業利益は、会社計画720億円をやや上回る750億円を大和では予想。通期計画の下方修正懸念+修正後でも、ＶＷ（フォルクスワーゲン）問題への懸念は残る見通し。強気継続とし、不透明感が嫌がられる局面は中長期的な買い場になるとの見方を示した。
アイシン精機<7259.T>が変わらずを挟んで5日続伸。大和証券では、さらなる株価下落局面は中長期的な買い場になるとみて、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は6000円→5500円と引き下げた。
上期営業利益は、会社計画720億円をやや上回る750億円を大和では予想。通期計画の下方修正懸念+修正後でも、ＶＷ（フォルクスワーゲン）問題への懸念は残る見通し。強気継続とし、不透明感が嫌がられる局面は中長期的な買い場になるとの見方を示した。
★9：50 村田製－続落 金沢村田製作所に120億円投じ新生産棟を建設 生産能力増大で
村田製作所<6981.T>が続落。同社は7日、金沢村田製作所（石川県白山市）の敷地内に、11月より新生産棟を建設すると発表した。総投資額は、建物およびユーティリティ施設分で120億円となる。スマートフォンなどに使用する高周波部品などの電子部品需要の増加に対応するための生産能力増大を目的としている。
村田製作所<6981.T>が続落。同社は7日、金沢村田製作所（石川県白山市）の敷地内に、11月より新生産棟を建設すると発表した。総投資額は、建物およびユーティリティ施設分で120億円となる。スマートフォンなどに使用する高周波部品などの電子部品需要の増加に対応するための生産能力増大を目的としている。
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