後場コメント No.6 ケーズＨＤ、住友金属鉱山、ニチコン、グリー、シスメックスなど
★13：42 ケーズＨＤ－反発 決算は想定線もさらなる還元強化に期待 「中立」継続
ケーズホールディングス<8282.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、決算は想定線もさらなる還元強化に期待。投資判断「中立」を継続、目標株価は4000円→3900円と引き下げた。
3Q経常利益は前年同期比15％増76億円と、ＧＳ想定線も、会社計画を10億円下振れ。下振れの要因は売上高で100億円下振れ、粗利率は計画線、経費は10億円追加削減、営業利益で17億円下振れ。引き続き価格競争緩和が続いており、粗利率は同+1.1ptと好環境が継続。1月既存店売上高は同+5％弱とＧＳ推定(白物堅調、PCは10％減、TVは台数は引き続き減少傾向も単価同+3割で売上高は10％強増、炊飯器も引き続き高単価シフトが継続)。3Q決算を踏まえ、今16.3期～来17.3期経常利益予想を-1％/12％修正するとした。
ケーズホールディングス<8282.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、決算は想定線もさらなる還元強化に期待。投資判断「中立」を継続、目標株価は4000円→3900円と引き下げた。
3Q経常利益は前年同期比15％増76億円と、ＧＳ想定線も、会社計画を10億円下振れ。下振れの要因は売上高で100億円下振れ、粗利率は計画線、経費は10億円追加削減、営業利益で17億円下振れ。引き続き価格競争緩和が続いており、粗利率は同+1.1ptと好環境が継続。1月既存店売上高は同+5％弱とＧＳ推定(白物堅調、PCは10％減、TVは台数は引き続き減少傾向も単価同+3割で売上高は10％強増、炊飯器も引き続き高単価シフトが継続)。3Q決算を踏まえ、今16.3期～来17.3期経常利益予想を-1％/12％修正するとした。
★13：45 住友鉱山－一時急落 通期下方修正 金属価格の下落響く
住友金属鉱山<5713.T>が一時急落。同社は5日13時30分、16.3期通期の連結純利益の予想を従来の680億円から50億円（前期比94.5％減）へと引き下げた。株価は一時マイナスに転じたが、底値圏とあって悪材料出尽くしと見た買いが入っている。
金属価格が大幅に下落しており、当面は厳しい状況が続くと見ている。シエラゴルダ鉱山での減損損失も影響する。
併せて発表した16.3期3Q累計（4－12月）の純利益は107億円（前年同期比88.8％減）だった。
住友金属鉱山<5713.T>が一時急落。同社は5日13時30分、16.3期通期の連結純利益の予想を従来の680億円から50億円（前期比94.5％減）へと引き下げた。株価は一時マイナスに転じたが、底値圏とあって悪材料出尽くしと見た買いが入っている。
金属価格が大幅に下落しており、当面は厳しい状況が続くと見ている。シエラゴルダ鉱山での減損損失も影響する。
併せて発表した16.3期3Q累計（4－12月）の純利益は107億円（前年同期比88.8％減）だった。
★13：46 ニチコン－大幅反落 収益性改善は高評価 今後の持続性を見守る 「中立」継続
ニチコン<6996.T>が大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、収益性改善は高評価とし、今後の持続性を見守るとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は930円→950円と引き上げた。
3Q営業利益は15億円と、ＧＳ予想(9億円)を大きく上振れ。通期計画は営業利益50億円を据え置き。当期利益は台湾公取委への制裁金支払いを主因に36億円→損益均衡へ修正された。3Qのアルミ電解市況は厳しく2Q比減収も、生産体制見直し策が奏功し、利益は横ばいで踏みとどまった点は好印象。発表後株価(前日比+9％、TOPIXは-1.2％)が示す通り、短期ポジティブ反応を想定するとした。
ただし、競合日本ケミコンの下方修正が示す通り、4Qの事業環境は一層厳しい見通しで、株価の持続性には慎重視とコメント。
ニチコン<6996.T>が大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、収益性改善は高評価とし、今後の持続性を見守るとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は930円→950円と引き上げた。
3Q営業利益は15億円と、ＧＳ予想(9億円)を大きく上振れ。通期計画は営業利益50億円を据え置き。当期利益は台湾公取委への制裁金支払いを主因に36億円→損益均衡へ修正された。3Qのアルミ電解市況は厳しく2Q比減収も、生産体制見直し策が奏功し、利益は横ばいで踏みとどまった点は好印象。発表後株価(前日比+9％、TOPIXは-1.2％)が示す通り、短期ポジティブ反応を想定するとした。
ただし、競合日本ケミコンの下方修正が示す通り、4Qの事業環境は一層厳しい見通しで、株価の持続性には慎重視とコメント。
★13：50 グリー－大幅反発 減収/費用削減が続く 新規事業に注目 「売り」継続
グリー<3632.T>が3日ぶり大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、新規事業に注目とし、投資判断「売り」を継続も、目標株価を440円→460円と引き上げた。
10～12月営業利益は40億円で、ＧＳ予想29億円、会社計画26億円を上振れ。売上高もＧＳ予想を11億円上振れ、181億円(前年同期比-25％、前四半期比-7％)だが、今回はそれ以上に海外人員減少などによる人件費が想定を下振れていると注目。10～12月は消滅都市のテレビCM投下などあったが、引き続き国内ブラウザー、ネイティブ、海外ネイティブで全体的な減収傾向は続いていると指摘。1～3月は戦乱のサムライキングダムでのテレビCMを投下するものの、2年前からあるタイトルであり、静観したいとした。
グリー<3632.T>が3日ぶり大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、新規事業に注目とし、投資判断「売り」を継続も、目標株価を440円→460円と引き上げた。
10～12月営業利益は40億円で、ＧＳ予想29億円、会社計画26億円を上振れ。売上高もＧＳ予想を11億円上振れ、181億円(前年同期比-25％、前四半期比-7％)だが、今回はそれ以上に海外人員減少などによる人件費が想定を下振れていると注目。10～12月は消滅都市のテレビCM投下などあったが、引き続き国内ブラウザー、ネイティブ、海外ネイティブで全体的な減収傾向は続いていると指摘。1～3月は戦乱のサムライキングダムでのテレビCMを投下するものの、2年前からあるタイトルであり、静観したいとした。
★13：57 シスメックス－ドイツ証が目標株価引き上げ 為替主導で再び好調な四半期
シスメックス<6869.T>が3日続落。ドイツ証券では、南北米と中国が成長をけん引していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8300円→8600円と引き上げた。
今16.3期売上高は前年同期比13％増の640億円、営業利益は同36％増の155億円。為替の影響を除くと3Q売上高は同14％増となり、営業利益は同11％増。米州およびアジア・パシフィックで有機的な成長が加速していると指摘した。
シスメックス<6869.T>が3日続落。ドイツ証券では、南北米と中国が成長をけん引していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8300円→8600円と引き上げた。
今16.3期売上高は前年同期比13％増の640億円、営業利益は同36％増の155億円。為替の影響を除くと3Q売上高は同14％増となり、営業利益は同11％増。米州およびアジア・パシフィックで有機的な成長が加速していると指摘した。
★13：59 フォーカスシステムズ－後場大幅安 3Q累計営業益7％減 売上高は過去最高額を更新
フォーカスシステムズ<4662.T>が後場大幅安。同社は5日13時45分、16.3期3Q累計（4～12月）の営業利益が5.0億円（前年同期比6.9％減）だったと発表した。通期見通し（9.5億円）は据え置いた。売上高は第3四半期決算における過去最高額を更新したが、東証2部への市場変更と社内システム導入に要した費用が重荷となった。
フォーカスシステムズ<4662.T>が後場大幅安。同社は5日13時45分、16.3期3Q累計（4～12月）の営業利益が5.0億円（前年同期比6.9％減）だったと発表した。通期見通し（9.5億円）は据え置いた。売上高は第3四半期決算における過去最高額を更新したが、東証2部への市場変更と社内システム導入に要した費用が重荷となった。
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