後場コメント No.4 アスカネット、メドレックス、スズキ、オリエンタルランド、GMOなど

2016/02/09(火) 15:00
★13:16  アスカネット-ストップ高 インセル型液晶パネルとAIプレートを活用した特許を取得
 アスカネット<2438.T>がストップ高。同社は9日、エアリアルイメージング事業におきまして、インセル型液晶パネルとAIプレートを活用した特許「非接触入力装置及び方法」を取得し、公開されたと発表した。
 現在は、液晶パネルの映像をAIプレートにより空中結像させ、その空中結像に別途センサーを合わせることにより、非接触でタッチパネルと同等の操作が可能となっているが、この特許により、インセル型液晶パネルとAIプレートのみで、非接触にてタッチパネルと同等の操作が可能となり、外付けセンサーが不要となる。

★13:16  村田製作所-JPモルガンが目標株価引き下げ 約3000億円の手付かずの市場
 村田製作所<6981.T>が大幅反落。JPモルガン証券では、業績予想を下方修正。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は22000円→18000円と引き下げた。
 従来からJPモルガンが同社株カタリストと考えている北米スマホRFモジュールの大型受注は、16年モデルでは難しい情勢と想定。しかし、LTEスマホの部品搭載コンテンツ増(MLCC、インダクタ、SAWデバイスの搭載個数は10~20%増加)で来期も増益基調が続く見通しであるほか、16年モデルで上記RFモジュール市場への参入が少しでも実現すれば上記カタリストは来期に持ち越される見込み。北米スマホなどの減速と円高を見込み、業績予想を下方修正した。

★13:19  メドレックス-ストップ高 帯状ほうしん後の神経とう痛治療薬の治験許可を申請
 メドレックス<4586.T>がストップ高。同社は9日前引け後、100%子会社であるMEDRx USAが、MRX-5LBT(リドカイン1テープ剤、帯状ほうしん後の神経とう痛治療薬)の治験許可申請を、米国規制当局であるアメリカ食品医薬品局(FDA)に提出したと発表した。今後、早期の新薬承認申請を目指して、グループにおいてMRX-5LBTの臨床開発を進める。

★13:21 スズキ-野村が目標株価引き下げ 3Qは二輪の悪化を除けば想定線
 スズキ<7269.T>が大幅反落。野村証券では、3Qは二輪の悪化を除けば想定線と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3900円→3400円と引き下げた。
 高成長が期待されるインド四輪車市場で、ブランド力や生産コストで優位に立ち、中期的にも高シェア、高収益を維持できる可能性が高い点が魅力。上級車種向け販売網NEXA も直近で100店舗を突破するなど、消費者のニーズの変化を的確にとらえているとした。一方、二輪車や軽自動車、東南アジアは低迷から脱却する道筋が明確ではないと指摘。

★13:24 オリエンタルランド-野村が目標株価引き上げ 初の2年連続入場料値上げを発表
 オリエンタルランド<4661.T>が続伸。野村証券では、初の2年連続入場料値上げ発表を受け、レーティング「Neutral」を継続、目標株価は7500円→8400円と引き上げた。
 会社は2月8日に「東京ディズニーランド」、「東京ディズニーシー」のチケット価格の改定を発表。想定外の値上げで野村従来予想には織り込んでいなかったため、来17.3期以降の業績予想を上方修正するとした。急激な方針転換までは見込まないが、値上げサイクルの短期化を織り込むとした。

★13:31  GMO-野村が目標株価引き下げ 「インフラ事業は成長事業だ」
 GMOインターネット<9449.T>が大幅に6日続落。野村証券では、来16.12期からインフラ事業の高成長が顕在化すると想定。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2080円→1750円と引き下げた。
 今16.12期通期営業利益は前期比14.5%増益の148億円となり、野村予想の154億円を下振れ。主な理由は、(1)10~12月期の外国為替の取引量の低下によるインターネット証券事業の業績モメンタム鈍化と、(2)10~12月期に内製タイトル『チェインヒーローズ』への広告投下によるモバイルゲームの利益水準の低下、その他はおおむね野村予想に沿う内容だったとした。


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