後場コメント No.8 クラリオン、住友不動産、中越パルプ、ＪＲ西日本、タカラスタンダードなど
★14：30 関西電力－野村が目標株価引き下げ 業績回復の確度は高い
関西電力<9503.T>が反落。野村証券では、業績回復の確度は高いと判断。レーティング「Buy」を継続も、目標株価を1880円→1710円と引き下げた。
需要低迷による販売電力量の減少を主因に、18.3期(目標株価の算定基準期)の経常利益予想を下方修正。
ただし、現行株価は再値上げによる業績回復(燃料費調整制度上の差益を除くEPSは16.3期の54.4円から18.3期に148.6円へ増益と野村では予想)を反映していないと想定。再値上げを実施済みのため、原発再稼働が遅れても業績回復の確度は高いと見られるとした。株式市況の先行き不透明感が増す中では、同社業績の下振れリスクの低さが評価される見込み。
関西電力<9503.T>が反落。野村証券では、業績回復の確度は高いと判断。レーティング「Buy」を継続も、目標株価を1880円→1710円と引き下げた。
需要低迷による販売電力量の減少を主因に、18.3期(目標株価の算定基準期)の経常利益予想を下方修正。
ただし、現行株価は再値上げによる業績回復(燃料費調整制度上の差益を除くEPSは16.3期の54.4円から18.3期に148.6円へ増益と野村では予想)を反映していないと想定。再値上げを実施済みのため、原発再稼働が遅れても業績回復の確度は高いと見られるとした。株式市況の先行き不透明感が増す中では、同社業績の下振れリスクの低さが評価される見込み。
★14：32 クラリオン－野村が目標株価引き下げ 北米向けを中心に業績拡大が続く
クラリオン<6796.T>が大幅に4日続落。野村証券では、北米向けを中心に業績拡大が続くと想定。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は450円→420円と引き下げた。
米州やアジアにおけるOEM（相手先ブランドでの製造）の売上拡大から、堅調な業績拡大が継続。安心・安全をめざしたインテリジェント・セーフティ事業とコネクティビティ事業の拡大を軸とした中期的な成長戦略にも注目とした。
クラリオン<6796.T>が大幅に4日続落。野村証券では、北米向けを中心に業績拡大が続くと想定。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は450円→420円と引き下げた。
米州やアジアにおけるOEM（相手先ブランドでの製造）の売上拡大から、堅調な業績拡大が継続。安心・安全をめざしたインテリジェント・セーフティ事業とコネクティビティ事業の拡大を軸とした中期的な成長戦略にも注目とした。
★14：34 住友不－軟調 3Q累計経常益17％増 東京のオフィスビル中心に堅調
住友不動産<8830.T>が軟調。同社は9日14時30分、16.3期3Q累計（4～12月）の連結経常利益が1125億円（前年同期比17.1％増）だったと発表した。通期見通し（1470億円）に対する進ちょく率は77％となった。東京のオフィスビルを中心として不動産賃貸事業が順調に推移したほか、主要4事業すべてで増収増益となった。
住友不動産<8830.T>が軟調。同社は9日14時30分、16.3期3Q累計（4～12月）の連結経常利益が1125億円（前年同期比17.1％増）だったと発表した。通期見通し（1470億円）に対する進ちょく率は77％となった。東京のオフィスビルを中心として不動産賃貸事業が順調に推移したほか、主要4事業すべてで増収増益となった。
★14：39 中越パルプ－軟調 通期下方修正で一転営業減益 大幅な生産減少で3Q営業益51％減
中越パルプ<3877.T>が軟調。同社は9日14時30分、16.3期通期の連結営業利益が従来予想の18.0億円を下振れ、11.0億円（前期比32.3％減）になりそうだと発表した。一転して営業減益となる。
昨年8月の川内工場の台風被害や高岡工場における設備トラブルでの停止などに伴う大幅な生産減少により、製造コストが大幅に悪化する見込みとなった。
併せて発表した3Q累計（4～12月）の営業利益は5.6億円（前年同期比51.4％減）だった。
中越パルプ<3877.T>が軟調。同社は9日14時30分、16.3期通期の連結営業利益が従来予想の18.0億円を下振れ、11.0億円（前期比32.3％減）になりそうだと発表した。一転して営業減益となる。
昨年8月の川内工場の台風被害や高岡工場における設備トラブルでの停止などに伴う大幅な生産減少により、製造コストが大幅に悪化する見込みとなった。
併せて発表した3Q累計（4～12月）の営業利益は5.6億円（前年同期比51.4％減）だった。
★14：41 ＪＲ西日本－反落 サバ料理専門店運営の「鯖や」と資本・業務提携
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が反落。2月9日付け日本経済新聞で、同社がサバ料理専門店を運営する鯖や（大阪府豊中市）と資本・業務提携を行うと報じられた。
ＪＲ西日本が鯖やの第三者割当増資を引き受け、8日までに発行済み株式の5％を取得したもの。両社は昨年6月から鳥取県の養殖サバの共同販売を始めており、資本提携で連携を強めて、養殖サバの事業拡大を進めるとされた。鯖やが外部企業から出資を受けるのは初めて。
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が反落。2月9日付け日本経済新聞で、同社がサバ料理専門店を運営する鯖や（大阪府豊中市）と資本・業務提携を行うと報じられた。
ＪＲ西日本が鯖やの第三者割当増資を引き受け、8日までに発行済み株式の5％を取得したもの。両社は昨年6月から鳥取県の養殖サバの共同販売を始めており、資本提携で連携を強めて、養殖サバの事業拡大を進めるとされた。鯖やが外部企業から出資を受けるのは初めて。
★14：45 タカラスタンダード－大幅高 3Q累計営業益進ちょくは95％ 中高級品のバリエーション強化
タカラスタンダード<7981.T>が大幅高。ホーロー機器に強みのある同社は8日、16.3期3Q累計（4～12月）の連結営業利益が128億円（前年同期比2.5％減）だったと発表した。通期見通し（135億円）に対する進ちょく率は95％に達した。
最高級グレードのホーローシステムキッチン「レミュー」やシステムバス「インペリオ」を中心とした中高級品のバリエーション強化により拡販を図った。ショールーム展開については、昨年9月に熊本市の「熊本ショールーム」を移転・新装し、埼玉県越谷市に「越谷レイクタウンショールーム」を新設するなど、新装オープン・全面リニューアルを積極的に行った結果、小幅増収を確保した。
タカラスタンダード<7981.T>が大幅高。ホーロー機器に強みのある同社は8日、16.3期3Q累計（4～12月）の連結営業利益が128億円（前年同期比2.5％減）だったと発表した。通期見通し（135億円）に対する進ちょく率は95％に達した。
最高級グレードのホーローシステムキッチン「レミュー」やシステムバス「インペリオ」を中心とした中高級品のバリエーション強化により拡販を図った。ショールーム展開については、昨年9月に熊本市の「熊本ショールーム」を移転・新装し、埼玉県越谷市に「越谷レイクタウンショールーム」を新設するなど、新装オープン・全面リニューアルを積極的に行った結果、小幅増収を確保した。
★14：47 日本トリム－岩井コスモが新規「A」 第3四半期累計では2ケタ成長を達成
日本トリム<6788.T>が3日ぶり反落。岩井コスモ証券では、第3四半期累計では2ケタ成長を達成と評価。投資判断「A」、目標株価5220円として、新規カバレッジを開始した。
ウォーターヘルスケア事業の伸長から、今第3四半期累計では前年同期比2ケタの増収増益を達成。第4四半期も好調を持続しており、通期でも前期比2ケタの増収増益を期待。来期も同事業の伸長に加え、医療関連事業の収益改善によって収益増を期待するとした。
日本トリム<6788.T>が3日ぶり反落。岩井コスモ証券では、第3四半期累計では2ケタ成長を達成と評価。投資判断「A」、目標株価5220円として、新規カバレッジを開始した。
ウォーターヘルスケア事業の伸長から、今第3四半期累計では前年同期比2ケタの増収増益を達成。第4四半期も好調を持続しており、通期でも前期比2ケタの増収増益を期待。来期も同事業の伸長に加え、医療関連事業の収益改善によって収益増を期待するとした。
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