恐怖指数VIXは13.33、前日比上昇

2014/07/31(木) 05:46
 投資家の不安心理を示すVIX指数は、13.33へ上昇(前営業日13.28)。好調な米4-6月期GDPを受けて、FRBが将来の利上げ時期を前倒しする余地が広がったとの観測から、株式市場に調整が入ったことで、投資家の不安心理は上昇した。VIX指数は前日終値から下げて取引を開始したが、その後はじりじりと上方向を試す流れが続いた。  FOMC声明で「量的緩和終了後も相当な期間、低金利は続く」としたことから、株価が一時もち直した場面で上昇の勢いは緩んだが、株価のもち直しも鈍く、VIX指数は前日比プラス圏で取引を終了した。  ダウ平均は前日比-31.75ドルの16880.36ドルで引けた。  VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
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