米ベライゾン・コミュニケーションズ-上昇 ストライキ妥結合意を好感
5月27日 終値 前日比 前日比(%)
------------------------------------
VZ 50.62 +0.46 +0.92%
5月27日の取引で、米総合電話通信のベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE:VZ)の株価が上昇した。約4万人が加盟する労働組合とストライキ終了について暫定的に合意したと米労働長官が発表したことを好感。
ペレス米労働長官は、「当事者間で合意内容を書面で確認する作業が行われている」と声明を発表し、従業員は来週には職場復帰すると見通した。この発表を受け、同社株は午後の取引で一時1.4%高の50.86ドルまで上昇した。同社では4月13日にインターネットの「FiOS」と電話・テレビサービスに従事するネットワーク技術者や顧客サービス部門の担当者がストに突入した。
同社と労働組合は労働省の仲介で議論を重ねてきたが、今月中旬にはペレス長官が両者を交渉の場に引き合すことに成功した。
同社のストライキはニューヨーク、マサチューセッツ、バージニアを含む米東海岸を中心に影響がでており、7月26日発表予定の第2四半期決算に何らかの影響がでると懸念されている。
関連ニュース
海外株の最新ニュース
関連コンテンツ