前場コメント No.3 三井物産、MTI、千代田化工建設、ダイフク、DMG森精機など

2016/11/18(金) 11:30
★9:05  三井物産-続伸 パナソニックヘルスケアに2割強出資 KKRから株式一部取得
 三井物産<8031.T>が続伸。18日付の日経新聞朝刊で、同社が医療機器大手のパナソニックヘルスケアホールディングスに出資すると報じられた。
 筆頭株主の米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)から約500億円で発行済み株式の2割強を取得するという。アジアの病院グループ大手など国内外で増やしてきたヘルスケア分野の投資先との相乗効果を見込み、資源の収益に依存しない利益成長を目指すとみられる。

★9:05  エムティーアイ-3日続伸 健康管理アプリ『CARADA』がイオンの「WAON POINT」と連携
 エムティーアイ<9438.T>が3日続伸。同社は11月17日の大引け後に、カラダのデータを一括管理できるスマートフォン向け健康管理アプリ『CARADA』について、イオンマーケティング(千葉市)が運営する「WAON POINT」との連携を開始すると発表した。
 『CARADA』は歩数や体重、睡眠などといったカラダに関するあらゆるデータを記録することで、健康的な生活を送る習慣を持続できるようサポートするサービス。今回の連携により、アプリ内に記録された歩数に応じて「WAON POINT」が付与されるようになり、歩くだけでポイントが貯まることで利用者に健康に対する意識の向上を促すとした。

★9:05  千代田化工建設-大和が「3」へ引き下げ 米LNG案件の工事遂行を懸念
 千代田化工建設<6366.T>が続落。大和証券では、米LNG案件の工事遂行を懸念。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」、目標株価を950円→800円と引き下げた。
 業績予想を下方修正。複数プロジェクトのFID(最終投資決定)時期が想定に比べて遅れる見込みとなったことや、米国で建設中のLNGプラントに関する収益性前提を引き下げたことが主因。
 同社はフルで為替予約を行うため(ハードカレンシーのみ)、円高傾向時に粗利率は低下しやすく、逆に営業外損益には為替差益が計上されることが多い。今期見込んでいた米キャメロンLNGのトレイン4(推定受注金額1200億円)が来期以降のFIDとなる見込みであり、モザンビークのLNG(同1400億円)は来期後半以降のFIDと想定される。現在建設中の米キャメロンLNGでは工事遅延が指摘されつつあり下ぶれリスクは残るとした。

★9:06  ダイフク-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 株価が高値圏での推移で
 ダイフク<6383.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価が高値圏での推移であることから、投資判断を「A」→「B+」、目標株価は2400円→2150円と引き下げた。
 今上期は米国子会社の収益性向上など原価低減効果で、前年同期比2ケタ営業増益を達成。受注はeコマース関連などの好調で、第1四半期を底に回復する見通し。今通期では最高益更新を期待。中期的にも、人手不足や生産性向上などを目的に、マテハンシステムの需要拡大が見込める。目標株価は今期予想PER約20倍で算出。

★9:06  DMG森精機-大幅に7日続伸 20年までにロボットなど自動化装置の比率を倍増の20%へ
 DMG森精機<6141.T>が大幅に7日続伸。18日付の日刊工業新聞で、20年までに工作機械とともに販売するロボットなど自動化装置の比率を、現在の10%から20%に倍増させると報じられた。
 工作機械本体と自動化装置を一括提案する。これまでは顧客が機械とは別に購入することが多かった。移動や操作が簡単なロボットシステムなど手軽に導入できる商品開発を強化する。世界的に生産自動化のニーズは高く、需要を確実に取り込むとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:08  メディカルデータビジョン-買い気配 11月24日付けで東証1部へ市場変更
 メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が買い気配。同社は17日、東京証券取引所の承認を受け、11月24日付けで、現行の東証マザーズから市場第1部へ市場変更すると発表した。


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