前場コメント No.5 ＪＲ東海、ナカバヤシ、浅香工業、アルプス電気、三陽商会など
★9:10 ハーモニック－岩井コスモが目標株価引き下げ ロボットへの需要は増加
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が3日ぶり反落。岩井コスモ証券では、ロボットへの需要は増加しているとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は3700円→3300円と引き下げた。
現在の株価水準などから目標株価は下方に変更も、現在の売上数量は好調を持続、投資判断「A」を継続。減速機の用途別売り上げは産業用ロボットや半導体産業への増加が継続。受注からみて、下期の売り上げも増加を予想。AIや宇宙産業で精密減速機の用途は拡大する見通し。中期的な成長力を評価するとした。
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が3日ぶり反落。岩井コスモ証券では、ロボットへの需要は増加しているとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は3700円→3300円と引き下げた。
現在の株価水準などから目標株価は下方に変更も、現在の売上数量は好調を持続、投資判断「A」を継続。減速機の用途別売り上げは産業用ロボットや半導体産業への増加が継続。受注からみて、下期の売り上げも増加を予想。AIや宇宙産業で精密減速機の用途は拡大する見通し。中期的な成長力を評価するとした。
★9:11 ＪＲ東海－5日続伸 ＭＤＹが格付け見通しを「ネガティブ」に変更
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が変わらずを挟んで5日続伸。格付け会社のムーディーズ（ＭＤＹ）は11月22日の大引け後に、同社の発行体格付け「Aa3」を維持したうえで、格付け見通しを「安定的」→「ネガティブ」に変更すると発表した。
中央新幹線プロジェクト、および向こう3～5年における同社の信用プロファイルへの影響に関する大きな不確実性を反映しているとした。プロジェクトの詳細の多くは現時点で依然として不透明であるが、有利子負債の大幅な増加とそれに伴うグロスレバレッジの上昇が見込まれ、これは同社の格付を圧迫するとＭＤＹは考えているとした。
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が変わらずを挟んで5日続伸。格付け会社のムーディーズ（ＭＤＹ）は11月22日の大引け後に、同社の発行体格付け「Aa3」を維持したうえで、格付け見通しを「安定的」→「ネガティブ」に変更すると発表した。
中央新幹線プロジェクト、および向こう3～5年における同社の信用プロファイルへの影響に関する大きな不確実性を反映しているとした。プロジェクトの詳細の多くは現時点で依然として不透明であるが、有利子負債の大幅な増加とそれに伴うグロスレバレッジの上昇が見込まれ、これは同社の格付を圧迫するとＭＤＹは考えているとした。
★9:12 アステラス－みずほが目標株価引き下げ オンコロジー開発品は充実
アステラス製薬<4503.T>がもみ合い。みずほ証券では、イクスタンジは若干減額するが、オンコロジー開発品は充実しているとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2040円→2000円と引き下げた。
みずほでは、今17.3期会社修正予想とほぼ同様に、前立腺がん治療薬イクスタンジの売上高およびR&D費を減額修正。みずほが注目する2つの分子標的抗がん剤ギルテリチニブ(急性骨髄性白血病)およびASP8273 (非小細胞肺がん)の開発は順調に推移。Ganymed社の買収でIMAB362 (胃食道がん)が加わり、成功確率の高いがん領域の開発パイプラインはさらに充実することになるとした。
アステラス製薬<4503.T>がもみ合い。みずほ証券では、イクスタンジは若干減額するが、オンコロジー開発品は充実しているとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2040円→2000円と引き下げた。
みずほでは、今17.3期会社修正予想とほぼ同様に、前立腺がん治療薬イクスタンジの売上高およびR&D費を減額修正。みずほが注目する2つの分子標的抗がん剤ギルテリチニブ(急性骨髄性白血病)およびASP8273 (非小細胞肺がん)の開発は順調に推移。Ganymed社の買収でIMAB362 (胃食道がん)が加わり、成功確率の高いがん領域の開発パイプラインはさらに充実することになるとした。
★9:12 ナカバヤシ－大幅に3日続伸 上限70万株・1億7500万円の自己株取得枠を設定
ナカバヤシ<7987.T>が大幅に3日続伸。同社は22日、上限70万株・1億7500万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
株主価値の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は11月24日～12月7日。上限70万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.33％。
ナカバヤシ<7987.T>が大幅に3日続伸。同社は22日、上限70万株・1億7500万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
株主価値の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は11月24日～12月7日。上限70万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.33％。
★9:13 浅香工業－急反発 都心11月54年ぶり初雪 ショベル・スコップ繁盛を期待
浅香工業<5962.T>が急反発。関東甲信の各地で雪が降っており、東京の都心と横浜市、それに甲府市では11月として54年ぶりの初雪が観測されている。これを受け、ショベルやスコップを販売する同社に売り上げ拡大を期待した買いが向かっている。
浅香工業<5962.T>が急反発。関東甲信の各地で雪が降っており、東京の都心と横浜市、それに甲府市では11月として54年ぶりの初雪が観測されている。これを受け、ショベルやスコップを販売する同社に売り上げ拡大を期待した買いが向かっている。
★9:13 アルプス電気－反発 VR機器向け触覚デバイスを開発
アルプス電気<6770.T>が反発。23日付の日経新聞朝刊で、同社が仮想現実（VR）関連機器向けの触覚デバイスを開発したと報じられた。
モーターなどの電子部品を組み合わせてモノを握った際の固さや温かさなどの感覚を疑似的に作り出すという。VRを利用したゲーム機だけでなく、保守作業や手術などのトレーニングに使う機器の需要を見込むとされる。2017年に量産を開始して20年ごろに100億円の売り上げをめざす考えのもよう。
アルプス電気<6770.T>が反発。23日付の日経新聞朝刊で、同社が仮想現実（VR）関連機器向けの触覚デバイスを開発したと報じられた。
モーターなどの電子部品を組み合わせてモノを握った際の固さや温かさなどの感覚を疑似的に作り出すという。VRを利用したゲーム機だけでなく、保守作業や手術などのトレーニングに使う機器の需要を見込むとされる。2017年に量産を開始して20年ごろに100億円の売り上げをめざす考えのもよう。
★9:14 三陽商会－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ さらなる固定費の削減策の発表が待たれる
三陽商会<8011.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、さらなる固定費の削減策の発表が待たれるとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は160円→150円と引き下げた。
1～3Q(1～9月)連結業績は営業赤字ながら、徐々に底打ちが見える状況となってきた。今16.12期4Q(10～12月)は営業黒字を確保できると見られるものの、コートの定価販売以外の時期で営業黒字になるためには、さらなる固定費の削減が必要。3Q決算時に予定されていた中期計画のアップデートが、通期決算発表(2017年2月)に先送りになった点はネガティブ。新中期計画の詳細な内容の発表が待たれるとした。
三陽商会<8011.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、さらなる固定費の削減策の発表が待たれるとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は160円→150円と引き下げた。
1～3Q(1～9月)連結業績は営業赤字ながら、徐々に底打ちが見える状況となってきた。今16.12期4Q(10～12月)は営業黒字を確保できると見られるものの、コートの定価販売以外の時期で営業黒字になるためには、さらなる固定費の削減が必要。3Q決算時に予定されていた中期計画のアップデートが、通期決算発表(2017年2月)に先送りになった点はネガティブ。新中期計画の詳細な内容の発表が待たれるとした。
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