前場コメント No.2 出光興産、ソフトフロント、日立キャピタル、フリークアウト、中国電力など

2016/11/30(水) 11:30
★9:01  出光興産-みずほが「UP」へ引き下げ 不透明な環境下で株価にやや割高感
 出光興産<5019.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、不透明な環境下で株価にやや割高感ありとし、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」と引き下げた。目標株価は2050円→2200円と引き上げた。
 業績予想の見直しなどに伴い目標株価を引き上げるものの、昭和シェル石油との経営統合が大株主である創業家の反対表明により延期となる一方、豪州一般炭価格上昇などもあって、9月以降株価が大きくアウトパフォーム、経営環境が不透明な情勢な中でやや割高感がでてきたと判断。経営統合に代わる企業価値・株主価値向上に向けた施策を明らかにしていない創業家の反対の影響で合併延期に至ったこと受け、同業他社比ディスカウントして評価したとしている。

★9:01  ソフトフロント-3日ぶり反落 子会社社長に新株式割り当て 資本関係を強化
 ソフトフロントホールディングス<2321.T>が3日ぶり反落。同社は29日、子会社グッドスタイルカンパニーの代表取締役、杉山岳氏に対して第三者割当により新株式を発行すると発表した。
 グッドスタイルカンパニーの今後の業績の拡大が期待できることを踏まえると、同社の出資比率を高めておくことは得策であると考えたという。同社は杉山岳氏に新株式26万1437株(1株255円)を割り当てることで、グッドスタイルカンパニーの株式5株を取得する。

★9:01  エルテス-2日目も買い気配/マザーズ上場 寄り前7000円
 上場初日に初値が付かなかったネット炎上コンサルのエルテス<3967.T>は、2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる4120円で、差し引き約15万株の買い越し。直前の寄り前気配は7000円程度だった。
 同社はきのう東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。

★9:01  日立キャピタル-買い気配 三菱UFJMSが「OW」で調査再開 英国ビジネスの優位性を再確認
 日立キャピタル<8586.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、英国ビジネスの優位性を再確認とコメント。投資判断「Overweight」、目標株価3700円として、カバレッジを再開した。
 「Overweight」とする理由は以下の5点。(1)円高・ポンド安の利益換算上のマイナス影響(前年対比)がピークアウトしつつあること、(2)取扱商品の拡充や、豊富なデータ・ノウハウが蓄積された与信モデルの活用による顧客層の拡大により、前16.3期減速傾向にあった主力地域である英国における取扱高が、再び前年比2ケタ%成長と拡大傾向にあること、(3)英国における継続的な取扱高の拡大、国内における低収益ビジネスの縮減などにより、19.3期にはROEが10.0%と過去ピーク(16.3期:9.9%)を超えると予想すること、(4)海外事業(主に欧州・米州)においてオートリースなど高収益分野におけるM&Aの実施が期待されること、(5)MUFGとの資本業務提携による収益分野の拡大が期待されること。

★9:01  フリークアウト-買い気配 通期経常益87.2%増見込む 持分法による投資利益で
 フリークアウト<6094.T>が買い気配。同社は29日に、従来未定としていた17.9期通期の連結経常利益予想を10.5億円(前期比87.2%増)へと引き上げると発表した。前期において3Qより計上をしていた持分法による投資利益について、今期は計上を通期で見込んでいることが寄与する。

★9:02  中国電力-買い気配 上限1825万株・280億円の自己株取得枠を設定
 中国電力<9504.T>が買い気配。同社は29日、上限1825万株・280億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 資本効率の向上を図るとともに、機動的な資本政策を実施するため。取得期間は12月1日~22日。上限1825万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は5.03%。


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