前場コメント No.2 SMC、オエノン、ジェイテクト、小僧寿し、ブリヂストンなど

2016/12/01(木) 11:30
★9:02  SMC-続落 円安を受けて業績予想を増額も上値余地縮小で 「中立」へ引き下げ
 SMC<6273.T>が続落。ゴールドマン・サックス証券では、円安を受けて業績予想を増額も上値余地縮小で、投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は32000円→33000円と引き上げた。
 2Q決算後の説明会/個別取材で明らかとなった物量動向、直近の為替動向を予想前提に反映させ、今17.3期~19.3期の営業利益予想を2%/8%/7%増額。
 機械セクターの中での優良株としての同社の立ち位置は不変。今2Q決算でも全地域では現通ベースで実質物量増を達成しており、全需の底堅さに加え、同社の自律的な売上成長力/利益創出力の強さがうかがえたとコメント。今下期以降は大手半導体企業群の新規設備投資計画が多く控えていることから、エレキ向け売上が約3割を占める同社はその恩恵を享受できる見通し。

★9:02  オエノンHD-3日ぶり大幅反発 上限180万株・5.4億円の自己株取得枠を設定
 オエノンホールディングス<2533.T>が3日ぶり大幅反発。同社は11月30日に、上限180万株・5.4億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行し、資本効率の向上を図るため。取得期間は2016年12月1日~2017年4月30日。上限180万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.87%となる。

★9:02  エスティック-買い気配 1:2の株式分割を実施
 エスティック<6161.T>が買い気配。同社は30日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を目的としている。12月20日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:02  ジェイテクト-買い気配 円安が軸受/部品の逆風をかき消そう 「中立」へ引き上げ
 ジェイテクト<6473.T>が買い気配。ゴールドマン・サックス証券では、円安が軸受/部品の逆風をかき消そうとコメント。投資判断を「売り」→「中立」、目標株価を1300円→1750円と引き上げた。
 今17.3期下期以降の為替前提を見直し、今17.3期~19.3期の営業利益予想を+4%/+20%/+28%増額修正。GS予想増額に加え、為替調整勘定が円安に転じた影響(円安によってBSの項目が変動し、GCIが数百億レベルで膨れる、特にEVとMVの差が大きい会社に影響が出やすい)で目標株価は大幅増額。
 事業ごとの跛行性は強いが、全社の収益性は改善するステージから徐々に低下傾向へと転じる可能性が高まりつつあったとの当社見解は不変。だが、急激に為替が円安基調へ方向転換したことにより、その可能性は小さくなったと判断。営業利益率は来期以降、おおむね横ばい圏を維持するとの見解へと変更するとした。

★9:03  小僧寿し-買い気配 アスラポートダイニングと資本業務提携
 小僧寿し<9973.T>が買い気配。同社は30日、アスラポート・ダイニング<3069.T>と資本業務提携を締結すると発表した。
 アスラポート・ダイニングの他業態ブランドとの協業による、寿司関連商品のPB商品開発と共同販売などを進める。アスラポート・ダイニングは同社筆頭株主の東商から409万3211株(発行済株式総数の13.7%、1株当たり取得価額83円)を取得する予定。

★9:03  ブリヂストン-もみ合い 円安考慮も上値余地は限定的と見て 「中立」へ引き下げ
 ブリヂストン<5108.T>がもみ合い。ゴールドマン・サックス証券では、上値余地は限定的と見て、投資判断を「売り」→「中立」と引き下げた。円安を考慮し、目標株価は3800円→4200円と引き上げた。
 為替、原材料の見通しを中心に今16.12期~18.12期営業利益予想を1%/7%/8%増額修正。タイヤ市販需要のレイトシクリカル性に鑑みれば、米国新車市場が低調な中でもタイヤのリプレース需要は堅調に推移すると想定。また、来17.12期営業利益の2割(推計)を占めるマイニングタイヤも、原料炭の価格上昇を受けて需要が回復傾向に入るとの見方を示した。


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