前場コメント No.9 アマナ、三井造船、コスモエネルギー、東海理化、小田急など

2016/12/02(金) 11:30
★9:55  アマナ-反発 ビックカメラが「アマナ ドローンスクール」の販売開始
 アマナ<2402.T>が反発。同社は1日に、ビックカメラ<3048.T>が「アマナ ドローンスクール JUDA認定ライセンス取得講座」の販売を開始したと発表した。家電業界では初となる。
 16年11月よりビックカメラのカメラ取り扱い全店および、ビックカメラ.COMにて販売を開始。アマナの「アマナ ドローンスクール」はわずか2日間で、JUDA認定ライセンスに必要な知識と技術が学べるという。

★9:55  三井造船-SMBC日興が目標株価引き上げ 業績下振れリスクは低くなっている
 三井造船<7003.T>が続伸。SMBC日興証券では、造船市況は依然厳しいが、業績下振れリスクは低くなっていると判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は150円→160円と引き上げた。
 業績下振れリスクが低くなってきたことや、原油価格の回復により、子会社三井海洋開発の受注は2017年以降回復してくると予想している点は、ポジティブ要因。ただし、同社バリュエーションが切り上がるためには、造船市況の改善が重要になってくる。しかし、現時点では造船単価はドルベースで下落基調であり、造船事業の市場環境は依然厳しいと指摘した。

★9:56  コスモエネルギー-三菱UFJMSが目標株価引き上げ エクイティストーリーを変更
 コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、エクイティストーリーを変更。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1530円→1770円と引き上げた。
 2Q決算発表で、今17.3期会社計画の在庫影響を除く調整後経常利益は295億円(従来545億円)に下方修正された。調整後経常利益の主な下方修正要因は、石油事業の石油製品スプレッド縮小など。三菱UFJMSの今17.3期予想では、11月以降の石油製品スプレッドを従来よりも2円/L引き下げることなどにより、調整後経常利益を下方修正。下期の石油事業の調整後経常利益の動向を見極めたいとした。

★10:01  東海理化-SMBC日興が目標株価引き上げ 18.3期は円安効果を織り込む
 東海理化電機製作所<6995.T>が反落。SMBC日興証券では、今17.3期は独禁法関連損失、来18.3期は円安効果を織り込むとし、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は1900円→2400円と引き上げた。
 来18.3期予想を元に目標株価を引き上げ。ただし、独禁法関連損失は継続発生する公算もあり、発表があれば一時的な株価下落が起こる可能性はあるとした。同社はトヨタグループで相対的に割安なバリュエーションで評価されている。ここ数年間リコール費用を特損計上、今17.3期は独禁法関連損失を出すなど、本来一過的な損失が継続発生しており、業績安定性を欠く部分がある。強気な投資判断となるためには、こうした突発的な損失が収束し、株式市場からの安心感が醸成される必要があると指摘した。

★10:07  小田急-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 営業利益予想をやや下方修正
 小田急電鉄<9007.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、営業利益予想をやや下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2470円→2410円と引き下げた。
 今17.3期連結営業利益予想を8億円下方修正。運輸業で前回比4億円上方修正するが、流通業で同9億円下方修正することなどによる。百貨店におけるアパレル関連事業の不振が続いており、今後の抜本策に注目。来18.3期連結営業利益も鉄道事業において複々線化にむけた準備費用がかさむことなどにより、486億円にとどまると予想。しかし、19.3期連結営業利益は複々線完成による鉄道ダイヤ増発効果や先行費用減などにより、550億円に回復するとみるとした。

★10:08  王子HD-底堅い 国内で乳幼児向け紙おむつ生産能力増強 国内外で拡販
 王子ホールディングス<3861.T>が底堅い。2日付の日経産業新聞で、国内で乳幼児向け紙おむつの生産能力を増強すると報じられた。
 中国への輸出が中心のテープ型は能力を2倍に引き上げ、国内向けのパンツ型は約4割高める。国内の紙市場が縮小する中、生活資材分野を強化する一環。生産能力の増強などを生かしながら国内外で拡販するとしている。


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