前場コメント No.8 宇部興産、住友大阪セメント、テックファーム、コーセー、モブキャストなど
★9:28 宇部興産－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 石炭価格上昇とセメント需要減が懸念要因
宇部興産<4208.T>が小動き。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、LiB材料は順調だが、石炭価格上昇とセメント需要減が懸念要因とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は220円→240円と引き上げた。
同社は石炭を事業としても取り扱っており、燃料としても購入している。事業としては、エネルギー・環境セグメントに含まれる「預かり炭」と「販売炭」があるが、これらは石炭価格が売上高に連動しているため石炭価格変動による損益影響はない。問題は、燃料としての石炭。セメント事業と自家発電設備で石炭を消費しているため、石炭価格の上昇はコスト上昇要因となる。三菱ＵＦＪＭＳでは、石炭価格10ドル/トンの上昇は、全社で20億円/年程度のコスト上昇要因になると推察。
セメントは需要も厳しく、内需が期初想定よりも低迷している上、輸出市況も下落している。このため、来18.3期の建設資材部門の予想営業利益を下方修正。
宇部興産<4208.T>が小動き。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、LiB材料は順調だが、石炭価格上昇とセメント需要減が懸念要因とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は220円→240円と引き上げた。
同社は石炭を事業としても取り扱っており、燃料としても購入している。事業としては、エネルギー・環境セグメントに含まれる「預かり炭」と「販売炭」があるが、これらは石炭価格が売上高に連動しているため石炭価格変動による損益影響はない。問題は、燃料としての石炭。セメント事業と自家発電設備で石炭を消費しているため、石炭価格の上昇はコスト上昇要因となる。三菱ＵＦＪＭＳでは、石炭価格10ドル/トンの上昇は、全社で20億円/年程度のコスト上昇要因になると推察。
セメントは需要も厳しく、内需が期初想定よりも低迷している上、輸出市況も下落している。このため、来18.3期の建設資材部門の予想営業利益を下方修正。
★9:33 住友大阪セメント－みずほが目標株価引き下げ 株主還元への明確な方針を切望する
住友大阪セメント<5232.T>が続落。みずほ証券では、次期中計で株主還元に対する明確な方針が示されることを切望するとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は480円→440円と引き下げた。
石炭の価格契約において年間契約を行わず、半期契約とスポットで対応していたことがアダとなり、今17.3期下期にスポット価格急騰によるコストプッシュ影響が現出する見込み。今17.3期営業利益は前回予想比27億円減額し、223億円に引き下げ。みずほでは、来18.3期の石炭価格前提を80ドル/トンとしており、同社に限れば前年比横ばい圏となる見込み。来18.3期営業利益は前年比17億円増の240億円を予想。
住友大阪セメント<5232.T>が続落。みずほ証券では、次期中計で株主還元に対する明確な方針が示されることを切望するとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は480円→440円と引き下げた。
石炭の価格契約において年間契約を行わず、半期契約とスポットで対応していたことがアダとなり、今17.3期下期にスポット価格急騰によるコストプッシュ影響が現出する見込み。今17.3期営業利益は前回予想比27億円減額し、223億円に引き下げ。みずほでは、来18.3期の石炭価格前提を80ドル/トンとしており、同社に限れば前年比横ばい圏となる見込み。来18.3期営業利益は前年比17億円増の240億円を予想。
★9:35 テックファーム－反落 情報配信サービス『ee-TaB』を沖縄の2ホテルに導入
テックファームホールディングス<3625.T>が反落。同社は12月2日の大引け後に、傘下のテックファーム（東京都新宿区）が、ミライト（東京都江東区）と販売・提供している、ホテルや旅館の客室設置型タブレット『ee-TaB（イータブ・プラス）』について、『琉球温泉瀬長島ホテル』『ホテルWBFアートステイ那覇』（運営：ＷＢＦリゾート沖縄）に導入されると発表した。
『イータブ』は主に訪日外国人を対象に、気象情報、動画、電子書籍、ホテル周辺の観光スポット紹介など、さまざまなコンテンツをホテルや旅館の客室内に設置したタブレットから配信するサービス。
テックファームホールディングス<3625.T>が反落。同社は12月2日の大引け後に、傘下のテックファーム（東京都新宿区）が、ミライト（東京都江東区）と販売・提供している、ホテルや旅館の客室設置型タブレット『ee-TaB（イータブ・プラス）』について、『琉球温泉瀬長島ホテル』『ホテルWBFアートステイ那覇』（運営：ＷＢＦリゾート沖縄）に導入されると発表した。
『イータブ』は主に訪日外国人を対象に、気象情報、動画、電子書籍、ホテル周辺の観光スポット紹介など、さまざまなコンテンツをホテルや旅館の客室内に設置したタブレットから配信するサービス。
★9:35 コーセー－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 高水準の収益性への評価は不変
コーセー<4922.T>が売り買い交錯。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業界内における高水準の収益性への評価は不変とし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は12000円→11250円と引き下げた。
エクイティストーリーは強気を継続。今17.3期上期（4～9月）は、（1）国内低中価格メイクブランドと、（2）米タルト事業の高成長が認識された。タルト事業の成長加速は新たなエクイティストーリーと想定。（1）国内日本人の購買を獲得するブランド運営力、（2）米タルト事業の成長加速、以上2点より、今17.3期営業利益の2ケタ成長を予想。今17.3期連結営業利益率14.6％（前期14.2％）、ROE15.0％（同13.0％）を予想し、業界内での高水準の利益成長を評価。
コーセー<4922.T>が売り買い交錯。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業界内における高水準の収益性への評価は不変とし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は12000円→11250円と引き下げた。
エクイティストーリーは強気を継続。今17.3期上期（4～9月）は、（1）国内低中価格メイクブランドと、（2）米タルト事業の高成長が認識された。タルト事業の成長加速は新たなエクイティストーリーと想定。（1）国内日本人の購買を獲得するブランド運営力、（2）米タルト事業の成長加速、以上2点より、今17.3期営業利益の2ケタ成長を予想。今17.3期連結営業利益率14.6％（前期14.2％）、ROE15.0％（同13.0％）を予想し、業界内での高水準の利益成長を評価。
★9:37 モブキャスト－続伸 スマホゲーム「【18】キミト ツナガル パズル」がTVアニメ化
モブキャスト<3664.T>が続伸。同社は3日に、同社の人気スマートフォンゲーム「【18】キミト ツナガル パズル」がTVアニメ化すると発表した。
TVアニメは、ジャパニメーションの雄として海外での評価も高いアニメスタジオGONZOが制作し、日本を代表する映像作家である森本晃司氏が総監修を行う。TOKYO MX、BSフジにて、2017年の放送を予定。また、海外に向けた放送、配信についても準備中とのこと。アニメ化を記念し、本日12月5日(月)18時よりゲーム内にてリツイートキャンペーンが実施される。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
モブキャスト<3664.T>が続伸。同社は3日に、同社の人気スマートフォンゲーム「【18】キミト ツナガル パズル」がTVアニメ化すると発表した。
TVアニメは、ジャパニメーションの雄として海外での評価も高いアニメスタジオGONZOが制作し、日本を代表する映像作家である森本晃司氏が総監修を行う。TOKYO MX、BSフジにて、2017年の放送を予定。また、海外に向けた放送、配信についても準備中とのこと。アニメ化を記念し、本日12月5日(月)18時よりゲーム内にてリツイートキャンペーンが実施される。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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